 
| 著者:宇島葉 発売日: 2015/12/14
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評価〔B〕 少々変わった2話連作短編集。キーワード:短編集、
「ぶっちゃけ脱衣婆ってどうよ」(本文より抜粋)
SFからファンタジーまでジャンルごちゃまぜ、なんでもありの短編集です。基本的にコミカルで、ちょっとカクカクした感じの特徴ある絵です。
2つの短編が1つのエピソードを構成しています。1つのエピソードがPartAとPartBに分かれている、と言ったほうが分かりやすいでしょうか。しかし、PartBが捻ったものが多く、面白いし巧みだと感じました。
どれも非日常ですが、壮大な感じや危機感はあまりなく、変わった日常として進行していきます。何が起きても日常は続くみたいなギャグ漫画です。強烈な話が読みたい人には向きません。でもこういう本のほうが、繰り返し読んじゃうよね。パイ投げの話が好き。
本書は分量が少ないのが不満です。価格も安いわけではないし。せめてあと1エピソード(2話分)欲しかった・・・・・・。
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