 
| 著者:佐々 大河 発売日: 2016/12/15
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評価〔B+〕 思わぬ厄介事が・・・・・・。キーワード:旅行記、明治、日本、
「この国は決しておとぎの国などではないということです」(本文より抜粋)
引き続き会津道を進みます。劇中に登場する大内宿は、今でも昔の面影を残す観光地となっています。気になった方は行ってみてはいかがでしょうか。当時のバードの気分を味わえるかもしれませんよ。
明治維新が庶民の生活にどのような影響を与えたか、その一部が描かれています。遠い昔、歴史の教科書のように感じますが、ほんの140年ほど前のことに過ぎないんですよね。驚かされます。
新鮮だったのが川下りです。今でも体験できますが、遊びではなく交通手段として利用されていた船は危険な乗り物だったのではないでしょうか。迷信や縁起を担ぐことが多かったのも、時代を感じますけど、今でも少しは残っていそう。
隠されていた裏事情が明らかになり、旅もどうなるのかまだまだ分かりません。じっくり読み続けたいシリーズです。
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