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2020年06月28日(日)

ノットライヴス 3 (再読) 



著者:烏丸 渡
発売日: 2013/2/27

評価〔B+〕 次元槍は強いなあ。
キーワード:デスゲーム、対戦、アクション、

「どんと来やがれイベント戦!!」(本文より抜粋)


今までは1対1の対戦でしたが、今回は複数のプレイヤーが参加するイベント戦です。

イベント戦であるバトルロイヤル後のことも考慮して、アバターの顔が知られないようにするのはうまくできています。皆、勝ち抜いてきたわりにはイベント戦に対する対策がまちまちなんですね。後で反省会、は本当にしそう。

協力するのか、ひとりで挑むのか、プレイヤーによってどう動くのか大きく変わります。単純なバトルロイヤルではなく、通常のデスゲームとは違って2人1組なので単独行動をとっても相談できる相手がいるのが良いです。戦闘力だけがものをいうのではなく、駆け引きを含めて頭を使う必要があるのも面白かったです。


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[ 2020/06/28 20:00 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年06月28日(日)

マヤさんの夜ふかし 1 (再読) 



著者:保谷伸
発売日: 2016/10/20

評価〔B〕 本当に2人しか出ません。
キーワード:日常系、深夜、チャット、

「魔女、肩が凝ったんだわ~~」(本文より抜粋)


主人公のマヤさんが友人の豆山くんと深夜にネット電話で会話をする、これだけなのですがどこか味があって読み返してしまいます。話の内容が非常に独創的ということもなく、上記引用の肩が凝っただの通販であれを買っただの、むしろよくある話ばかり。でも、表現の仕方が上手いのかそれともテンポが良いのか、読んでしまう面白さがあります。

マヤは自称魔女でそこが他の日常系とは違っていてよいアクセントになっています。彼女の気の小ささと内気なところは面白くもあり魅力的でもあります。豆山は彼女に比べると常識人に見えます。

和やかな雰囲気でクスッと笑いたいときにどうぞ。


[ 2020/06/28 19:57 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年06月24日(水)

ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅 



著者:井出明
発売日: 2018/7/30

評価〔B〕 心に余裕がある時に行きたいです。
キーワード:ダークツーリズム、旅行、歴史、負の遺産、

勉強や学びなどという言葉を大上段に振りかざさなくとも、悲しみの場に赴き、そのこで過ごすのであれば、心に何かが沁み始める。(本文より抜粋)


ダークツーリズムは人類の悲劇の地を巡る旅を指します。悲劇とは戦争に限らず、天災や公害なども含まれるそうです。本書では日本におけるダークリーリズムの第一人者である著者が、この新たな旅の形を紹介します。考察や分析よりも紹介を重視し、著者が実際に行ってきた体験談が中心となっています。紀行文です。

視野が広がり新しい経験をすることは基本的に良いことです。しかし、観光地のイメージを考えると日本ではダークツーリズムの人気が出るとはあまり思えません。旅といえば楽しく明るいものとして宣伝しているので、歴史を学んだり気分が沈むような体験は固いし敬遠されるのではないでしょうか。かといってないほうがいいわけでもなく、興味を持った人が見てその良さを知ってもらえば徐々に広まっていくでしょう。また、普通の観光と組み合わせた、例えばグルメとダークツーリズムが混ざった旅ならば十分受け入れてもらえそうですし学ぶ機会のある有意義なものとなりそうです。

章の最後に旅のコツとして「旅のテクニック」が記載されているのがよいです。旅慣れていない人も旅に出られそう。読んでいて興味を持ったのは網走監獄でしょうか。時代を反映した刑務所が実際どのような場所だったのか見てみたくなりました。監獄食を食べられるのも興味深いです。囚人労働の模擬体験は凄いですね。

昔、長崎に一人旅をしたときに原爆資料館と平和公園を訪れたことがあります。歴史に強い思いがあったのではなく単にふらっと行ってみたのですが、暑い日だったせいか色々と感慨にふけってしまいました。私は知らず知らずのうちにダークツーリズムを体験していたようです。気分はどうだったかというとずっと落ち込むことはなく、その後の観光も楽しめました。



[ 2020/06/24 21:28 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2020年06月18日(木)

ノットライヴス 2 (再読) 



著者:烏丸 渡
発売日: 2012/7/27

評価〔B〕 プライベート化凄くない?
キーワード:デスゲーム、対戦、アクション、

貴方となら NOT ALIVEの頂点へ・・・(本文より抜粋)


謎が多いNOT ALIVEと天宮について少しずつ情報が明かされていきます。

前者は複雑なシステムを一気に説明されるよりこうして必要な情報を小出しにしていくほうが読みやすくて良いです。プレイヤーの三神としては最初に知っておきたかったでしょうけど。アバターはただの分身ではなく相談することもできるので、彼は天宮がアバターで本当に幸運です。

後者は今ひとつ何を考えているのかが分かりませんでしたが、ようやく彼女の内面が見えてきました。彼女のプレイヤー時代もいつか語られる時がくるのかな。

この巻でもゲームで対戦があります。この対戦のほうが前回よりもNOT ALIVEらしいと考えています。分かってはいるけれど、突然対戦するか選択する側よりも対戦をしかける側のほうがやはり有利ですよね。大ゴマは見栄えが良かったです。

最後の引きを見るに次の巻では大いにあれそうです。


[ 2020/06/18 22:26 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年06月18日(木)

「めんどくさい」がなくなる本 



著者:鶴田豊和
発売日: 2015/2/20

評価〔C+〕 もう少し説明をしてほしかったです。
キーワード:めんどう、心理学、実用、

何か新しいことをする前は、いろいろと考えすぎてしまい、よりめんどくさくなって、行動できなくなります。(だお3章より抜粋)


めんどくさいと思う原因とその対処法がいくつか書かれています。他の自己啓発書で見たものが多く、やはりそうだよなと再確認することが多かったです。考え方を変える、自ら進んで行うようにする方法が効果的なのは理解できました。

ある単語を違う単語に言い換えているだけに感じる場合がいくつかありました。やる気と情熱、相手への期待と相手への信頼、目標と幸せ、など二つの単語を同じ意味で使用しているように見えます。もう少し具体的に違いを述べて説得力を持たせてほしかったです。

他の自己啓発書ではよく○○と書いてありますがそれとは違う、と記述している箇所が数か所ありました。しかし、自分を受け入れ好きなことをするという結論は、著者の主張とは異なり自己啓発本ではめずらしくないと思います。

後半は人間関係がめんどくさいということで、自分の内面ではなく対人関係について書かれています。これはこれで役に立つのかもしれませんけど、本書の主旨から少々外れている気がします。人間関係も大切ですが、しなければならないことの対処法をもう少し説明してほしかったです。

「自分に甘いと自分に甘い行動は違う」の件は興味深く読みました。意見に賛同するかは別として、こうした考え方はしてこなかったので面白かったです。また、自分のルールが少数派の環境から多数派の環境へ移動するとストレスがなくなるというのも目を引きました。価値観が合う合わないことをそう言いかえると、なんだか印象が変わってきます。価値観が合わないよりは自己主張が弱くなるのでしょうか。

本書を読んでみて新鮮さをがあまり感じることができなかったのは残念でした。帯に「本を読むのもめんどくさいあなたへ」とありますが、活字が苦手な人が最後まで読めるかは怪しいと思うんだけどなあ。



[ 2020/06/18 22:25 ] 心理・哲学 | TB(0) | CM(0)

2020年06月12日(金)

ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ 



著者:霧舎巧
発売日: 2003/6/13

評価〔C+〕 少しずつ分けて読んだのは失敗でした。
キーワード:推理、本格、同時進行、文庫化

「これで十人そろっちゃったな」(第四章より抜粋)


推理小説研究会の学生たちが二つのそっくりな場所で起きた不可解な事件に遭遇し、仲間の安全と真相解明に努めます。第12回メフィスト賞受賞作。

幾つもの事実を畳みかけるように犯人にぶつけていく様子は見物です。もう推理が終わったかなと思ったらまだ終わらず伏線がどんどん回収され、事件や発言が繋がっていく様に感心してしまいました。ところどころこれは怪しいなと睨んだ記述も全て伏線でした。合わせて、軸となるトリックも大胆でしたし推理するのが名探偵一人ではない点も良かったです。

しかし、あっけなく退場してしまった人物も多く、あれほどの人の数が必要だったのか疑問です。また、主人公たちの恋愛は本作をコミカルな感じにしたいのか重厚な雰囲気にしたいのかよく分からず、中途半端でちぐはぐした印象を受けました。

それと、私の読解力がないせいか、トリックの説明で分かりづらいと感じる時がありました。分かっている者同士の会話が多かったからかな。犯人の一連の行動も理解があやしいかも。もう一度読み返してみようかな。

「そして誰もいなくなった」という有名な推理小説を基にしていますけど、未読でも問題ありません。私も読んでいませんし。もし「そして誰もいなくなった」を読んだら違った感想になるのでしょうか?



[ 2020/06/12 21:35 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2020年06月12日(金)

ノットライヴス 1 (再読) 



著者:烏丸 渡
発売日: 2012/1/27

評価〔B+〕 絵柄の割に激しいです。
キーワード:デスゲーム、対戦、アクション、

「知りてぇ!もっと知りてぇ!! あの未知のゲームを!!!!」(本文より抜粋)


恋愛シミュレーションゲーム風の表紙の雰囲気とは少々異なり、ゲームで対戦して負けると命を失うデスゲームものです。

ゲームを作るのもプレイするのも好きな少年が突如謎のゲームに参加してしまう、とよくあるパターンで始まります。特徴的なのは生身で戦うのではなく、アバターと呼ばれる分身の中に入って相手のアバターと武器を使って戦う点です。ロボット対戦のようでもありネットゲームのようでもあり、ありそうでないルールです。スキルを購入できるのもゲームっぽくて面白いです。この共同バトルがどのように展開していくのか楽しみです。

アバターの彼女の露出度が高いです。凄惨な戦いだけでなくラブコメの要素もある程度はあり、緊張と緩和のバランスを取っているのかもしれません。彼女があまり恥ずかしがらないのはなぜなんだろう。

表紙カバーを外すと登場人物たちの能力が書かれています。三神よりあの人のほうがセンスあるのか・・・・・・。



[ 2020/06/12 21:33 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年06月05日(金)

ナナマルサンバツ 18 



著者:杉基 イクラ
発売日: 2019/10/4

評価〔B+〕 STEP1の最後が盛り上がりました。
キーワード:クイズ研究会、学園、部活、早押し

「仕切り直しだ、誠司。とことん付き合えよ」(本文より抜粋)


準決勝が始まりました。STEP1からしてやっかいなクイズです。どの問題も高い水準で争っていて凄いです。表紙からも分かるようにあの二人が直接対決します。

ルイージのリーダーは周囲にやや好戦的に接している印象がありますが、仲間のミスにも怒らず寛容なところをみるとキチンとできた人なのかもしれません。全国大会常連校のリーダーなので実力も高そうですし。

決勝進出をかけた準決勝の国盗りは、なんだかんだ言っても最終のSTEP3の出来で決まりそう。

巻末クイズはクロスワードです。初めてかな? 歴史とスポーツ、スイーツと分野別に3つあります。結果は3つとも正解でしたが、間違ったマスが順に5個、0個、2個でした。今までのクイズに比べればかなり優しいほうでしたけど、歴史は得意ではないのでいくつか分かりませんでした。



[ 2020/06/05 21:42 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年06月05日(金)

世界一非常識な日本国憲法 



著者:長尾 一紘
発売日: 2017/9/2

評価〔B+〕 非武装中立には反対かな。
キーワード:憲法、改正、違憲、自衛隊、外国人参政権、天皇

政治意識の点では、「非武装中立」などと言っているようでは、せいぜい中進国ではないでしょうか。(エピローグより抜粋)


最近、憲法改正についてニュースなどで耳にします。どう改正するのかの前に、まず改正するのか否かを議論している最中なのでしょうが、まったく議論しないよりはずっと良いと思っています。マスコミでは自衛隊と9条のことばかり取り上げていますけど、他の部分はどうなのかちょっと興味があり手に取りました。

日本の憲法学は宮沢俊義なる人物の影響が大きく、現在でも宮沢憲法学と呼ばれ憲法学説の多数派として存在しているとは知りませんでした。反天皇、反自衛隊、反国家を主としたものです。著者とはまったく意見が異なり本書では一貫して批判しています。断言することが多く話に熱がこもってますが、それだけ熱心なのでしょう。「真理を追究するのではなく信仰に取りつかれた人々」とは言い得て妙なのかも。

憲法の成り立ちや明治憲法との関係は専門的でやや難しいですが、後半の自衛隊や皇室、外国人参政権はマスコミを通して多少知っていたのでよく理解できました。テレビで言ったら議論が長くなりそうなものも断言して短く終わらせているのが潔いです。女性宮家と旧宮家の件は納得です。よく聞くけれど理解が曖昧な「君主」「元首」の違いも書かれているのも良かったです。

9条は著者の改正案が妥当だと思います。世界の常識とも照らし合わせて国民の不利益にならないものにすべきだと感じました。



[ 2020/06/05 21:41 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2020年06月05日(金)

2020年5月の読書メモ 

「先送り」は生物学的に正しい〔B+〕
ナナマルサンバツ 17〔B〕
神様ドォルズ 11〔B-〕
神様ドォルズ 12 〔完〕〔B+〕
もっと言ってはいけない〔A〕

ルポ 人は科学が苦手〔B+〕
無能なナナ 6〔A〕
魂は、あるか? ~「死ぬこと」についての考察~〔B-〕


以上、8冊でした。後半に新書を2冊読めたので結構満足しています。

神様ドォルズを最後まで読みました。登場人物は良かったけれど全部通してみると、やはり盛り上がりにやや欠けたのが惜しいというか何というか。シリーズとしての評価はC+・・・・・・かな。綺麗に終わったのは良かったです。

6月は時間に余裕が持てそうなので、10冊くらい読みたいですね。漫画ばかり読んでしまいそう。活字も読もう。



[ 2020/06/05 21:39 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)