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2020年01月29日(水)

神様ドォルズ 4 



著者:やまむらはじめ
発売日: 2009/1/19

評価〔C+〕 あまり進みません。
キーワード:超能力、案山子、隻、村の因習、アクション、恋愛、

「私はあの村で、非常に重要な役割を担っているんだ。」(本文より抜粋)


過去が明かされ再び東京へ。

因縁が分かったところで事態は収束・・・・・・せず、進展もほとんどしません。重い話の後だから本筋に関係ない場面を入れたかったからでしょうか、比較的穏やかな日常が続きます。事件らしい事件は起きず、誰と誰が接触した程度の出来事が多いです。新しい村人が登場したので、あの人が今後どう隻たちと関わってくるのか。

3巻ではなかった巻末のオマケ漫画と用語解説があります。あったりなかったりするみたいです。次は話がなんらかの形で大きく動くといいなあ。




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[ 2020/01/29 20:37 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年01月29日(水)

なぜ、わが子を棄てるのか―「赤ちゃんポスト」10年の真実 




著者:NHK取材班
発売日: 2018/5/8

評価〔B+〕 まずは妊婦の相談にのることから。
キーワード:赤ちゃんポスト、こうのとりのゆりかご、慈恵病院、追跡取材、

ポストに預けられたから命を助けてもらえて、今の生活があるので、やはりポストがあってよかったと思います。(序章より抜粋)


何か新しいことが始まるとメディアが注目し伝えてくれるのは良いのですが、その後どうなったかは中々知る機会がありません。新しい飲食店、新しいサービス、新しい生き方……続けることのほうが難しい場合は多々あります。本書では2007年に開設された赤ちゃんポストが10年間どのように運営され、利用されてきたか伝えるドキュメンタリーです。

利用者の利用理由がいくつか挙げられていますが、本当に誰にも助けてもらえない状況ではなく身勝手な理由が結構多くて戸惑いました。不倫で世間体が悪いから、親に迷惑がかかると思って一人でなんとかしようとして、など。また、男性が認めてくれないけれどどうしても生みたくなって生んだ女性の話がありましたが、少々わがままなように感じました。妊娠するとぜひ生みたいという心境になるのでしょうか。それでも育てられないなら中絶すべきではと思ってしまいました。

民間の病院が国内で唯一しかも24時間体制で運営していることや、国が支援に消極的なことに驚きました。前者は病院の人手不足から考えると難しいですし、後者は国として親が他人に託すことを積極的に勧めたくないのでしょう。0歳の養子縁組と考えれば、他の養子縁組と変わらないように見えるのですがどうなんだろう。国に資金がないのは分かりますけど何か良い解決策はないのかな。

実親が誰か知る権利などいくつかの問題はポストのモデル発祥の地・ドイツで新しい制度が導入されているので、日本でも徐々に試していければよいと思います。このような福祉がどんどん進むとなんだかSFの世界のようです。

上記の引用はポストに託された子どもの生の声です。問題点はあるけれどこうして命が助かったのをみると、これからも存続してほしいと願っています。



[ 2020/01/29 20:35 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2020年01月25日(土)

神様ドォルズ 3 



著者:やまむらはじめ
発売日: 2008/9/19

評価〔B+〕 はやめの過去編です。
キーワード:超能力、案山子、隻、村の因習、アクション、恋愛、

「ご病気の谷崎先生に代わり、今日から皆さんの先生になります。」(本文より抜粋)


案山子の修理のため匡平たちは故郷の空守村へと一時帰省します。

描かれる案山子の謎と村の実情。そして事件の始まりともいえる6年前の出来事。ここにきて一気に物語の背景が照らしだされます。アニメを見ていた時もなんだかあっさり明かされたなと思ったのを思い出しました。

些細なことですが、あの人が別のあの人を気になるきっかけとなる場面がしっかり描かれていたのが良かったです。こういうのがないと何だかしっくりこないのです。




[ 2020/01/25 20:54 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年01月25日(土)

神様ドォルズ 2 



著者:やまむらはじめ
発売日: 2008/3/19

評価〔B〕 詩緒は主役と呼べるのだろうか。
キーワード:超能力、案山子、隻、村の因習、アクション、恋愛、

「それくらい驚いてくれると、満を持した甲斐もあるってものさ。」(本文より抜粋)


阿幾や詩緒以外の隻も登場し、案山子の戦闘も前回より多いです。重要人物たちが傷を負わないためか何気なく読んでしまいますが、実際は結構過激な行動ばかりです。隻でなくても久羽子はすぐ暴力にうったえますし。

阿幾の逃走から始まった出来事はますます複雑になっていきます。阿幾は匡平のライバルでもあり事態の中心人物にも関わらず、彼の出番はあまりありません。これから活躍してくれるでしょう。

巻末には用語解説が収録されています。1巻にもあった日本神話解説と同じような感じです。今度明かされないであろう裏設定が書かれていて知っているとちょっとお得というか面白いです。



[ 2020/01/25 20:52 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年01月21日(火)

神様ドォルズ 1 (再読) 



著者:やまむらはじめ
発売日: 2007/7/19

評価〔B-〕 アニメ最後までやってよ。
キーワード:超能力、案山子、村の因習、アクション、恋愛、

「正体は誰も知らない。扱い方がわかっているだけです」(本文より抜粋)


僻遠の村から出て大学生となった枸雅匡平が、都会で因縁のある青年と再会し事件に巻き込まれていく超能力アクション漫画です。超能力といっても瞬間移動などができるわけではなく、村に伝わる案山子と呼ばれる大きな人形を自由自在に操る能力です。案山子の存在を隠しつつ彼らはそれを操り戦います。2011年にアニメ化されました。全部見たけど、そうか、もう10年近い前のアニメになるのか・・・・・・。

現代に残る村の掟や秘密、超能力と面白そうな題材ですが、まだまだ序盤のためか人物・状況説明が多いです。玖吼理、案山子、隻とややこしい用語が多用され、軽い雰囲気だったり暗くなったりと、この1巻だけだとなかなか読みづらいかもしれません。案山子も案山子の操縦者である隻もこれから増えていきますが、おおむねこのような感じで進んでいきます。著者の他の作品同様、陰気な描写や暴力的な場面もありますので、明るく楽しい漫画が読みたい方にはおすすめません。

まずは匡平と彼の因縁が明かされるのを期待して読んでいきます。



[ 2020/01/21 21:30 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年01月21日(火)

広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス 



著者:スティーヴン ウェッブ, Stephen Webb, 松浦 俊輔 (翻訳)
発売日: 2004/6/1

評価〔B+〕 こういうのこそテレビ番組で見たい。
キーワード:天文学、ETC(地球外文明)、宇宙人、

あちらが見つかりたくないと思っていて、こちらからは向こうが見えないようにする技術的能力もあるだろうというわけだ。(解5 動物園シナリオより抜粋)


もし地球外文明(本書ではETCと呼ぶ)が存在するなら、なぜその兆しや証拠が見つからないかというパラドックスについて、50もの答えを紹介し考察しています。

解1の『ハンガリー人だと名乗っている』という冗談から、解34の『われわれが一番乗り』が示すように人類が宇宙で最初の知的生命体であると論じるものまで実にさまざまです。映画や小説でよく登場しそうな何らかの理由があって地球を隠れて監視している説も、解5として挙げられています。宇宙の専門家以外の一般の人が考えつきそうな答えはおそらく挙げられているでしょうから、探してその可能性と弱点を読むのも面白いと思います。

終盤の解は、知的生命体まで進化しないという意味ではすべて一緒だと思います。その原因がどの時点で起きるかで解が分かれているだけで。専門家にはその部分が重要なのでしょう。

可能性は低そうですがETCの環境のせいで天文学が発明・開発されない解29の『いつも曇り空』は、考え方として非常に盲点をついた興味深い説でした。なにかと地球や人類を基準に考えがちなのを教えてくれます。それと、解27のすでにETCが破滅している可能性を説明する際に使われているデルタ t論法も、新鮮で面白い考え方だなと感じました。

理系の、特に物理と生物を使って説明するので、高校の理系科目が大まかにわかるくらいの知識があると、より深く理解できます。まったくないと退屈かもしれません。私は生物の知識がないので、進化を論じている部分は難しかったです。分厚い本なので時間があるときにじっくり読んでもらいたい1冊です。



[ 2020/01/21 21:28 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)

2020年01月10日(金)

コンシェルジュ インペリアル 5 



著者:藤栄道彦、いしぜきひでゆき
発売日:

評価〔B〕 本当に大変な仕事だと思います。
キーワード:介護、介護士、福祉、ケア・マネージャー、

「高齢者が動物を飼うメリットは多いです」(本文より抜粋)


少しずつ出てくる介護の技術が興味深いです。優菜たちはコミカルに描かれていますが、やはり専門家なのだなと分かります。飲み物を飲むときの声かけの件は、なるほどと感心しました。

上記の引用にも書きましたが、高齢者のペットの行く末をめぐる問題が提起されています。先日、家族が帰ってきたときにペットの話になったので、劇中の人物の気持ちが分かる気がします。

5巻にもなってくると登場人物たちの意外な背景が明かされてきます。あの人はこういう裏事情があってあのような行動なんだとわかると、また見え方が違ってきて面白いです。それとは少し違いますが、最上親子の活躍も見れてよかったと思います。もちろん全前々作のコンシェルジュを読んでいなくても単独でも楽しめます。



[ 2020/01/10 21:19 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年01月10日(金)

残業の9割はいらない ヤフーが実践する幸せな働き方 



著者:本間浩輔
発売日: 2018/7/18

評価〔B〕 人事関係者に読んでもらいたいです。
キーワード:働き方、残業、人事、管理職、

働き方改革がうまくいかないとしたら、その原因の一つは成果主義の不徹底にあるとだろうと私は見ています。(第三章より抜粋)


過労死や離職率の高さなどの問題から発生した働き方改革により、残業を減らそうという流れになりつつあります。昔に比べれば社会人の労働時間は減ったように感じます。しかし、外国と比べると有給休暇の取得率ひとつ取ってもわかるように、日本人まだまだ職場に縛られています。

著者はヤフーで人事制度改革を行っています。少し前に週休三日制を検討していると話題になった会社です。これは単に休みを増やすのではなく、働き方の広げると同時に成果主義を取り入れた厳しい試みだとあります。働き方改革がうまくいくかどうかは、努力や貢献ではなく成果で評価することや管理職は部下を観察して評価して褒めることが重要だと述べています。

成果主義の職場は競争ばかりでギスギスしていそうという意見がありますが、アンケート調査によると日本企業よりも欧米企業の社員のほうが助け合いや情報共有している人が多いそうです。意外ですね。また、日本人の睡眠時間が少ないことも取り上げています。様々な要因が絡み合って生産性が低くなってしまっているのだと感じました。

かつての日本では転職など滅多になかったそうですが、今では珍しくありません。転職と同じように成果主義や長期有給休暇取得が当然の世の中になっていくのかもしれません。



[ 2020/01/10 21:16 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)