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2019年09月27日(金)

世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方 



著者:山口 直樹
発売日: 2016/7/14

評価〔B〕 大雑把なところが良いです。
キーワード:アルコール、初心者、ワイン、日本酒、カクテル

ワインの味の大部分は品種で決まる。この大原則を理解するだけで、ワイン選びは一気にシンプルになります。(第1章より抜粋)


お酒は好きだけど知識はない人、もしくは最近興味を持ち始めたけれどどれを飲んでいいのか分からない人向けのアルコール入門書です。全てのアルコールを網羅している訳ではなく、ワインと日本酒、それとカクテルに絞って解説しています。

最低限の知識は教えてくれるけれど、初心者に必要なこと以外はあまり詳しく書かれていません。どの項目も3つのポイントでまとめられていて簡潔です。そして、どの種類のお酒が自分の好み・舌に合っているのかが分かるように書かれています。日本酒の好みを卵焼きの好みで分析する図をネットで見たことがあるのですが、この本が元ネタだったようです。知りませんでした。また、バーでのカクテルの頼み方やマナーが書かれていて興味深かったです。ショートとロングの違いすら分かっていなかったので知ることができて良かったです。

問題は章によってページ数が大幅に変わることです。具体的に言うとワインが本の半分以上を占めていて、残りの半分以上が日本酒、カクテルにいたっては30ページありません。個人的には日本酒は知識があったので、もっとカクテルにページを割いてほしかったです。

アルコール初心者はこれでちょっとだけお酒のことを知ってから飲むと、より楽しく酔えそうです。



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[ 2019/09/27 21:54 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2019年09月27日(金)

なぜ「それ」が買われるのか? 



著者:博報堂買物研究所
発売日: 2018/12/13

評価〔B〕 個人的に調べ物はあまり苦になりません。
キーワード:買物、商品、SNS、情報、

もはやモノの選択肢が多いということそのものが買物のストレスになっているのだ。(序章より抜粋)


欲しいモノの商品数や情報が多くなりすぎたために、企業が良いものを作っても消費者の要望に応えても買ってもらえない状況で、いかに消費者に選んでもらうかを考えた本です。目線は消費者で、そこから企画・販売へどうつなげるのかを論じています。

誰かやAIにあらかじめ商品を絞ってもらう「枠内の攻略」や、枠づくりの「これでいい/これがいい/これしかない」は分かりやすいです。ある程度譲れない条件があれば絞りやすいですが、こだわりがない場合はそれを考えるのすら手間です。私もネットで「今年のおすすめベスト10」みたいなものを参考にすることがあるので共感できました。しかし、消費者の立場からすれば詳しい友人・知人に選んでもらうのと同じであまり新鮮味は感じませんでした。

印象に残ったのは参加型の「これしかない」です。売る側からの提案のみでなく、SNSとの相性の良い参加型の売り方・イベントならば現代の消費者の心がつかめそうです。楽しそうですしね。

一つ疑問だったのは、皆が皆枠組みを作り同じような枠が数多くできてしまったら、再び情報過多になってしまうのではないでしょうか。枠を選ぶことも誰かに頼らなければならなくなるのでしょうか。また、AIにおすすめしてもらうのもよいですが、新たな出会いや発見はあまり期待できなさそうです。

分析編であった「関心高いがお任せ」の分野で、外国での事例のように日本でも新たな企業が生まれ躍進するかもしれません。なんにせよ何か買うなら満足のいく買物にしたいです。


[ 2019/09/27 21:52 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)