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2018年12月26日(水)

閻魔堂沙羅の推理奇譚 点と線の推理ゲーム 



著者:木元 哉多
発売日: 2018/12/20

評価〔A-〕 日常パートどう思いますか?
評価〔B+〕 日常パートどう思いますか?
キーワード:ミステリ、死後、連作短編集、

これではダメだ。犯人はこいつ以外にありえないことを明瞭に指摘できるだけの論拠がなければ、沙羅を納得させられない。(第1話より抜粋)


亡くなった被害者がそれまでの記憶で推理する閻魔堂沙羅シリーズの4冊目です。

1冊で事件が2つだけのせいか、1冊目に比べて難しくなっていると感じました。特に1話目。容疑者が多いしミスリードも多いです。被害者が推理する前の時点で真相までたどり着けたら名探偵ですよ。

また、今回は珍しく仕事をしていない沙羅が少しだけ描写されています。沙羅個人については推理とは関係ないので、個人的にはどちらでもいいかなと思っていますけど、シリーズが長くなるとこうしたものがあったほうが良いのかもしれません。それとも読者からの要望があったのかな。

まだ1冊目しか読んでいないのに4冊目を読んだのは、ネットで催された「閻魔沙羅からの挑戦状 犯人を当てれば現金5万円!」の犯人と真相が一刻も早く知りたかったからです。結構自信があったのですが、残念ながら推理は外れていました。かなりガッカリしましたけど、自分の推理がなぜ間違っていたかも二人の会話を読んで納得しました。またいつかこういう推理企画をやってほしいですね。



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[ 2018/12/26 21:41 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2018年12月26日(水)

幽麗塔 7 



著者:乃木坂 太郎
発売日: 2014/2/28

評価〔B+〕 残った謎は死番虫だけか?
キーワード:サスペンス、戦後、

「今から、俺の考える真相を話してやるよ。」(本文より抜粋)


アクション映画のように大がかりな罠が張り巡らされている塔で宝探しは続きます。

死番虫の動機の推理はなるほどと感心しましたけど、それ以上に藤宮たつ殺害事件の真相、そして藤宮麗子の衝撃的な過去が明かされたことのほうが印象深かったです。次々と事件の全体像が見えてきて目が離せません。

事件とは直接関係ありませんが、丸部の美しさ対する執着が本人の口から語られたのは、なんかよかったです。彼には彼なりの価値観があるのだなと少しだけ理解できました。

次で全て明かされそうですが、最終巻は次の次。まだ何か隠された事実があるのでしょうか。



[ 2018/12/26 21:40 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年12月26日(水)

幽麗塔 6 



著者:乃木坂 太郎
発売日: 2013/10/30

評価〔B+〕 話が大きくなってきました。
キーワード:サスペンス、戦後、

「さぁみんな、楽しい宝探しに出発だ。」(本文より抜粋)


事態は丸部によって管理されていく中、死番虫のある行動が皆を塔の真相解明へ動かします。

性格に難ありの丸部ですが、この巻では彼の有能さが明らかになります。予想以上に切れ者です。宝探しにおいて慎重な策を講ずるのですが、合理的ですが彼らしさがよく出ている場面でした。あの場面だけで彼の人となりが分かるというものです。また山科の秘密も明らかになるのですが、そういえば思い当たることもあって意外でしたが衝撃的というほどではなかったと思います。

後半の椅子の部屋は、いかにもサスペンスといったハラハラする展開でした。どの仕掛けも圧倒的な悪意を感じます。この悪意も解明されるのでしょうか。物語がどんどん核心に迫っている感じなので、次も盛りあがりそうです。



[ 2018/12/26 21:38 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)