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2018年09月09日(日)

なぜ日本の「ご飯」は美味しいのか~韓国人による日韓比較論~ 



著者:シンシアリー
発売日: 2017/11/2

評価〔B〕 グルメ本ではありません。
キーワード:韓国、外国、対日観、日本観、

韓国と日本の「見えない差」の中でも、私としてはトップクラスの差だと思っている、「ご飯」を楽しむ時がきました。(第二章より抜粋)


題名から政治・文化の話ではなく、日本の料理を題材にした本なのかと思って読んでみたら、著者の他の本同様、主に日韓文化比較が語られていました。副題にもそう書かれていますね。うっかりしていました。本書は同名の単行本を新書化したものです。

著者と彼(?)の姉と姪の3人で日本を旅行した体験談を紹介しつつ、2国の制度や価値観の違いを分かりやすく説明しています。日本人の視点とは異なる点と、現地の生の声が綴られているのが特徴です。ご飯、白米に関しては、農業制度・接待文化などが原因で味に差がついたと結論付けています。これって、収穫してすぐ日本に輸入し管理したら味が向上するのでしょうか? また米の成分はどうなんでしょうか?

栓抜きや温泉は両国の違いを表す印象的な話でした。ネットでときどき見かけるスプーン階級論に触れられていたのも良かったです。ただ著者の考察も良いのですが、日本経験(?)が浅い姉や姪の発言が興味深かったので、もっと採り上げて欲しかったです。

巻末に「新書版のための新章」が収録されています。大きな決断をされて新たな1歩を踏み出した著者には、これからも興味深い本を、そして日本の良い点だけでなく改善すべき点も遠慮なく書いてほしいです。



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[ 2018/09/09 11:59 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2018年09月09日(日)

おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) 



著者:角川書店 (編集)
発売日: 2001/7/1

評価〔B-〕 意外と堅苦しくないです。
キーワード:古典、俳句、俳諧、詩歌、旅行記、江戸時代、

夏草や兵どもが夢の跡(本文より抜粋)


多くの人が俳句といえば松尾芭蕉、芭蕉といえば奥の細道を連想するであろう有名な作品です。学校で勉強したはずですが、東北地方を旅したくらいしか覚えていませんでした。

芸術関係の本なので、歌集のようにある程度知識がないと楽しめないのかなと危惧していましたけど、万葉集や古今和歌集のように歌だけではなく、風変わりな旅行記を読んでいるようで予想よりもずっと分かりやすかったです。現代語訳も説明が多すぎることもなく違和感がないのが良いです。

あの有名な「松島やああ松島や松島や」は芭蕉の句でなく、近代に作られたもので無縁の駄句と書かれていて驚きました。確かに単純すぎないかとは思っていたのですが・・・・・・。では芭蕉はどんな句を詠んだかというと、絶句して詠めなかったそうです。よっぽど荘厳な景色だったのでしょう。

また、「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」が山形県山寺とは知りませんでしたし、「庭掃きて 出でばや寺に 散る柳」は偉人の人間味あふれる側面が見えて興味深かったです。実際に芭蕉がたどった土地や名所を訪ねてみるのも、面白いかもしれません。



[ 2018/09/09 11:57 ] 随筆 | TB(0) | CM(0)

2018年09月09日(日)

2018年8月の読書メモ 

死人の声をきくがよい 11〔B-〕
バビロン 1 ―女― 〔B-〕
シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感〔B+〕
うわばみ彼女 4〔B〕
うわばみ彼女 5 〔完〕〔B+〕

グルメぎらい〔C〕
IoTとは何か 技術革新から社会革新へ〔B+〕


以上、7冊でした。漫画もそれ以外も少なめ。それでも小説、新書、漫画と1冊以上読めたのはよかったです。なかなか10冊以上読めないなあ。

うわばみ彼女は、生徒会役員共以外では久しぶりに集めた4コマでした。おそらく。何度も繰り返して読める4コマ漫画をまた探そうと思います。



[ 2018/09/09 11:55 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)