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2018年09月27日(木)

さぐりちゃん探検隊 2 



著者:あきやま 陽光
発売日: 2018/6/4

評価〔B+〕 遊んでみたり遠出してみたり。
キーワード:探検、写真、

「外、寒いはずなのにあっつい!」「めちゃハードだった!」(本文より抜粋)


元気になった高校生・さぐりが、今日も好奇心の赴くままに幼馴染・紡と探検します。

誰しも経験がありそうな遊びをしてみたり、逆に経験者のほうが少なそうな体験に挑戦してみたりと、実に面白そうです。私はインドア派ですが、見ていると自分もやってみたくなりますね。楽しそう。1巻では遠くの有名な場所に行くことが多かったので、単なる観光漫画になってしまわないかなと少し思っていたので良かったです。

また、登場人物も増えて賑やかになります。紡をはじめ各々が興味のあることに突き進み、それぞれ個性を発揮しています。某は個性が強過ぎて、中盤から違う種類の漫画になってしまったのかと心配してしまいました。某だけで一つの漫画が描けそうです。




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[ 2018/09/27 21:21 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年09月27日(木)

なぜ男は女より早く死ぬのか 生物学から見た不思議な性の世界 



著者:若原 正己
発売日: 2013/12/17

評価〔B+〕 人間だけでなく様々な生物の性を紹介。
キーワード:性、有性生殖、雌雄同体、染色体、

男と女の区別ははっきりしているように見えますが、はたして、本当にその協会がはっきりしていると言ってよいのでしょうか。(第3章より抜粋)


流行りの脳科学ではなく、純粋に生物学の見地から性とは何かを追及していく本です。恋愛やジェンダーを軸に書かれた書籍は多いのですが、こうした基本に戻って生物学を中心にしたものは最近では珍しいかもしれません。Amazonの説明によると全国学校図書館協議会選定図書。

題名から人間の話が主題かと思っていたのですが、昆虫や魚、哺乳類と数多くの性を紹介しています。オス・メスを自由に産み分けられるミツバチ、温度によって性別が変わるサンショウウオ、集団の地位によって性転換するカクレクマノミと想像している以上に性は複雑で、かつあいまいなことが分かります。オス・メスで体の大きさが違う性的二型と夫婦関係も詳しく書かれていて良かったです。

人間は男の子のほうが多く生まれる理由も興味深いです。昔、男性のほうが早死にだから多く生まれると聞いたことがあるのですが、本書のY精子のほうが軽いから早く卵子に到達するという説明のほうがしっくりきました。

生物学の最先端であるiPS細胞も取り上げられています。iPS細胞は多少は知っていましたが、男も女も自分の細胞から卵子と精子を作り出し、1人の人間からクローンでない人間を生み出すことができるのは知りませんでした。どの細胞にも分化できるだけでなく、自家受精や同性同士の生殖も可能になるとは。衝撃的でした。これを知ることができただけでも読んでよかったです。



[ 2018/09/27 21:19 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)

2018年09月20日(木)

さぐりちゃん探検隊 1 



著者:あきやま 陽光
発売日: 2018/2/2

評価〔B+〕 日常以上冒険未満。
キーワード:探検、写真、

「自分の足で行って、自分の目で見て、何か感じること。それが私のやりたい“探検”だから!」(本文より抜粋)


小さい頃は探検と聞くとドキドキしたものですが、大人になってからは探検は縁遠いものとなってしまいました。しかし、時々テレビやネットで絶景・秘境を見ると、その時の気持ちを思い出します。

主人公のさぐりちゃんは探検が大好きです。幼いころ体が弱く外へ出られませんでしたが、成長し元気になった今は、それを取りかえすかのように幼馴染の少年・紡を誘い探検に行きます。探検は海外旅行など大がかりなものではなく、彼女が未体験の物や場所に行き体験してみるものを指します。日常以上冒険・旅行未満といったところでしょうか。雰囲気はゆるやかでのんびり。

彼女を見ていると、知ってはいるけれど体験したことのないものが多いことに気づかされます。他人の映像記録と自分の体験ではまったく違う感想になることもあるので、読んでいると行ってみたくなります。見せ場で見開きカラーになるのが良い感じ。私は電子書籍で読んでいるのでカラーだったのですが、紙の本でもカラーページはあるのでしょうか?

さぐりちゃんが可愛いだけで終わらせずに、次も色々な場所を教えてほしいです。




[ 2018/09/20 23:07 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年09月20日(木)

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 5 



著者:ぽんとごたんだ
発売日: 2018/8/28

評価〔B〕 動物園を全て制覇しそうな勢い。
キーワード:グルメ、食材、雑食、珍味、

「ジビエの本流フランスでは人気メニューの一つなんですって!」(29食めより抜粋)


食べることなど考えたことのない生き物たちを、相変わらず勢いよく試食していきます。

4巻の終盤にちょっと登場した生徒、八重樫さんはこの漫画では珍しいタイプの子です。こうした価値観の登場人物がでてきて、二人はどのように影響を受けるのか気になります。どちらかというと彼女のほうが二人に影響を受けそうですが。

食材となる生き物は食べるなると驚きますが、食べた感想を見ると少し挑戦してみようかなと時々思ってしまうのが不思議です。昆虫よりは獣のほうが興味あるかな。

慣れてきてしまったので次はもう少し変化が欲しいところです。



[ 2018/09/20 23:05 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年09月09日(日)

なぜ日本の「ご飯」は美味しいのか~韓国人による日韓比較論~ 



著者:シンシアリー
発売日: 2017/11/2

評価〔B〕 グルメ本ではありません。
キーワード:韓国、外国、対日観、日本観、

韓国と日本の「見えない差」の中でも、私としてはトップクラスの差だと思っている、「ご飯」を楽しむ時がきました。(第二章より抜粋)


題名から政治・文化の話ではなく、日本の料理を題材にした本なのかと思って読んでみたら、著者の他の本同様、主に日韓文化比較が語られていました。副題にもそう書かれていますね。うっかりしていました。本書は同名の単行本を新書化したものです。

著者と彼(?)の姉と姪の3人で日本を旅行した体験談を紹介しつつ、2国の制度や価値観の違いを分かりやすく説明しています。日本人の視点とは異なる点と、現地の生の声が綴られているのが特徴です。ご飯、白米に関しては、農業制度・接待文化などが原因で味に差がついたと結論付けています。これって、収穫してすぐ日本に輸入し管理したら味が向上するのでしょうか? また米の成分はどうなんでしょうか?

栓抜きや温泉は両国の違いを表す印象的な話でした。ネットでときどき見かけるスプーン階級論に触れられていたのも良かったです。ただ著者の考察も良いのですが、日本経験(?)が浅い姉や姪の発言が興味深かったので、もっと採り上げて欲しかったです。

巻末に「新書版のための新章」が収録されています。大きな決断をされて新たな1歩を踏み出した著者には、これからも興味深い本を、そして日本の良い点だけでなく改善すべき点も遠慮なく書いてほしいです。



[ 2018/09/09 11:59 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2018年09月09日(日)

おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) 



著者:角川書店 (編集)
発売日: 2001/7/1

評価〔B-〕 意外と堅苦しくないです。
キーワード:古典、俳句、俳諧、詩歌、旅行記、江戸時代、

夏草や兵どもが夢の跡(本文より抜粋)


多くの人が俳句といえば松尾芭蕉、芭蕉といえば奥の細道を連想するであろう有名な作品です。学校で勉強したはずですが、東北地方を旅したくらいしか覚えていませんでした。

芸術関係の本なので、歌集のようにある程度知識がないと楽しめないのかなと危惧していましたけど、万葉集や古今和歌集のように歌だけではなく、風変わりな旅行記を読んでいるようで予想よりもずっと分かりやすかったです。現代語訳も説明が多すぎることもなく違和感がないのが良いです。

あの有名な「松島やああ松島や松島や」は芭蕉の句でなく、近代に作られたもので無縁の駄句と書かれていて驚きました。確かに単純すぎないかとは思っていたのですが・・・・・・。では芭蕉はどんな句を詠んだかというと、絶句して詠めなかったそうです。よっぽど荘厳な景色だったのでしょう。

また、「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」が山形県山寺とは知りませんでしたし、「庭掃きて 出でばや寺に 散る柳」は偉人の人間味あふれる側面が見えて興味深かったです。実際に芭蕉がたどった土地や名所を訪ねてみるのも、面白いかもしれません。



[ 2018/09/09 11:57 ] 随筆 | TB(0) | CM(0)

2018年09月09日(日)

2018年8月の読書メモ 

死人の声をきくがよい 11〔B-〕
バビロン 1 ―女― 〔B-〕
シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感〔B+〕
うわばみ彼女 4〔B〕
うわばみ彼女 5 〔完〕〔B+〕

グルメぎらい〔C〕
IoTとは何か 技術革新から社会革新へ〔B+〕


以上、7冊でした。漫画もそれ以外も少なめ。それでも小説、新書、漫画と1冊以上読めたのはよかったです。なかなか10冊以上読めないなあ。

うわばみ彼女は、生徒会役員共以外では久しぶりに集めた4コマでした。おそらく。何度も繰り返して読める4コマ漫画をまた探そうと思います。



[ 2018/09/09 11:55 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)