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2017年12月22日(金)

ふしぎの国のバード 4 



著者:佐々 大河
発売日: 2017/11/15

評価〔B+〕 朝顔の話は知りませんでした。
キーワード:旅行記、明治、日本、

「開港地でもないのに、これほど文明開化しているとは・・・・・・」(本文より抜粋)


越後から北上し蝦夷へ。伊藤と前の雇い主マリーズとの回想、東北の近代都市の様子を描いたエピソードと続きます。

マリーズの伊藤に対する態度は、当時の西洋人としては普通だったのではないでしょうか。一方、バードはかなり友好的に接していていますけど。日本人のほうはどうかと言うと、終盤、バードは伊藤のことをふしぎな若者と評していますが、実際あの時代に彼のような価値観の人は結構いたと思います。今でも似たような人はおそらくいるよね。

Amazonで本書から絵柄が変わり、受ける印象も変わったと感想を書かれている方がいます。読み返してみると、確かに瞳が大きめに書かれ、全体的にすっきりした感じになりましたけど、私はあまり気になりませんでした。人によって意見が分かれそうです。

大きな問題が2つ発生し、旅の危機をむかえます。どう切り抜けるのか。次の巻でも古い日本の姿を興味深く描いてほしいです。



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[ 2017/12/22 22:10 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年12月22日(金)

白蝶記 3 ―どうやって獄を破り、どうすれば君が笑うのか― (完) 



著者:るーすぼーい、 白身魚
発売日: 2016/9/21

評価〔C+〕 クライマックスがいまひとつ。
キーワード:児童養護施設、サスペンス、教団、子供、

陽咲に会えるのならば、なんでもやってやろうという覚悟だったのに、その一言でおれはとたんに青ざめた。(章一より抜粋)


復習、逃亡と続いて、最終巻は救出劇です。

旭は危険を顧みず陽咲を助けるために動き出しますが、彼女よりも今回手を組んだ相手のほうがよっぽどヒロインっぽくて良かったです。陽咲は捕らわれているだけで、どのような人物なのか、どこが魅力的なのかがあまりはっきり分からず残念でした。これは最後の敵にも言えるかもしれませんね。

中盤までは少年たちの冒険といった感じで盛り上がりましたが、決着をつけるあの場所についてからは今一つ盛り上がりに欠けました。道中に比べるとあっさり終わってしまった気がします。もう少し何かあると面白かったと思うのですが。

このシリーズは1巻から3巻までだいたい同じ質と雰囲気ですので、最初で気に入ればかなりおすすめですし、逆に物足りないなと思った人には最後まで同じ感想で終わりそうです。



[ 2017/12/22 22:02 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)