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2017年11月29日(水)

資格の神様 



著者:十階堂 一系、 かろちー
発売日: 2017/5/10

評価〔C+〕 非常に個性的なテーマです。
キーワード:資格、学園、恋愛、

「というわけで少年!!我らが資格取得部、通称ステイタスメイカークラブ略してSMC、もしくは蔑称・勉強オタクの会へようこそ!」(本文より抜粋)


ライトノベルでないジャンルはあるのだろうかと思うほど、様々なものが題材として取り上げられていますが、本書はその中でもかなり珍しい資格取得と資格マニアにスポットが当てられています。

大雑把に話が進んでいくのかと思いきや、しっかり実在する資格を話の対象としていて驚きました。資格の勉強をしたことがある人なら共感できること、例えば参考書の選び方や過去問の重要さなども細かく書かれていて、資格マニアの実態が垣間見ることができます。終盤の資格を取ることと自分を変えることの解釈も、なかなか興味深かったです。

資格取得自体は良かったのですが、物語としてはなんだか中途半端な印象を受けました。資格と恋愛、資格と精神的成長、資格とコメディー、どれか1つに絞っていれば違っていたかもしれません。資格と生き方の関係は良かったのですが、個性豊かな部員たちや表紙の神様はもう少し活躍の場があっても良かったのでは、と思います。その点が残念でした。



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[ 2017/11/29 21:19 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

2017年11月23日(木)

The Book jojo’s bizarre adventure 4th another day 



著者:乙一 、 ‎荒木 飛呂彦
発売日: 2012/11/20

評価〔B〕 ジョジョだけど乙一らしい物語でした。
キーワード:スタンド、超能力、第4部、小説化、文庫化、

何者もその文章を拒否することはできない。(第三章より抜粋)


人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」を小説化したものです。ただし原作ではなく第4部の外伝として、杜王町に新たなスタンド使いが登場します。文章担当は乙一。挿絵は本人が描いています。

不可解な事件が発生し、スタンド使い同士は引かれあい対峙する。原作を踏襲した展開で、違和感はあまり感じませんでした。現在起きている出来事と、全ての発端となった事件が交互に語られ、徐々に繋がりが見えてくるのが良かったです。新登場のスタンドは、個人的にはあまり強くないと思うけれど、使用者が使い方を熟知していて戦闘も盛り上がりました。

しかし、全て原作通りかと言えばそうでもなく、良くも悪くも別の人が書いたものだと感じました。特に、物語の締め方に乙一らしさが強く出ています。物悲しいというか切ないというか。著者の他の小説を読んだことのある方なら分かるかと思います。

できれば終業式の夜、家での出来事を全部書いてほしかったかな。見方によっては一番肝心な場面だったので。




[ 2017/11/23 21:38 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2017年11月23日(木)

エンバンメイズ 3 



著者:田中一行
発売日: 2015/10/7

評価〔B〕 痛そうな試合です。
キーワード:ダーツ、賭け事、心理戦、

「“共有”はオレ達の義務だ。損得はカンケーない」(本文より抜粋)


烏丸徨は新たな情報を得るために、残酷なルールのゲームに参加します。

毎回少しずつルールが違う試合が行われますが、今回登場する節制の的はちょっとややこしいです。読んでいくうちに分かるので大丈夫ですが、迷路の悪魔が何を考えているか当てるのでしたら、ゆっくりじっくり推理してみるのも面白いと思います。

ルールと同じくらい印象深いのが相手のダーツプレイヤーです。どのプレイヤーも独特の信念や生き方を持っていますが、今回は絹守さんも少しだけ心配してしまうくらいです。実際にいたらそうとう生きづらいと思います。どのようにしてあの生き方にたどり着いたのか、見てみたい気もします。

あ、それと絹守さんの社会的立場も明らかになります。若そうなのに意外と偉くてびっくりでした。こうして登場人物たちに個性が出てくるのは良いですよね。




[ 2017/11/23 21:36 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年11月16日(木)

白熱洋酒教室 



著者:杉村 啓、 アザミ ユウコ
発売日: 2015/10/23

評価〔A-〕 飲んでみようかなという気分になりました。
キーワード:アルコール、洋酒、ウイスキー、ラム、ブランデー、BAR、

ただここでちょっと気づいて欲しいのは、洋酒の蒸留酒は世界中で飲まれている、愛好家の多いお酒だということです。苦手意識をなくし、どんな飲み方でも飲めるようになれば、これほどおいしいものはなかなかありません。(本文より抜粋)


著者の日本酒の本を読んだので、今度は洋酒の入門書を読んでみました。

洋酒にどのような種類があるか分からない人のために、人気のある3つの蒸留酒――ウイスキー、ラム、ブランデーを紹介しています。残念ながらワインやビールなどの醸造酒は登場しません。でも、確か著者はビール教室も出していたはず。興味のある方はそちらを読んでみてはいかがでしょうか。

それぞれの原料や飲み方はもちろん、等級や産地、どのような歴史を歩んできたかも少しずつ書かれていてなかなか興味深いです。他には選び方や買い方、さらに楽しむためにBARや工場見学も勧めています。読むだけでも結構楽しいです。日本酒教室同様一つの章も短めで、章末にまとめもありますので、後で読み返す時も便利です。興味をもったのは甘めのウイスキーであるバーボンと、癖が少ないホライトラムかな。

蒸留酒は経験によって美味しさが分かるようになる、という記述に目から鱗が落ちました。後天的味覚か。確かに最初はまずいと思っても、回数を重ねるうちに徐々に美味しく感じるようになるものはあります。緑茶はそうでした。かなり昔にウイスキーもブランデーも味見をしてダメだと諦めたことがあったのですが、またちょっと飲んでみようかなという気分になりました。



[ 2017/11/16 21:43 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年11月16日(木)

Q.E.D.証明終了 48 



著者:加藤 元浩
発売日: 2014/6/17

評価〔B+〕 ミステリと物語、どちらも良いです
キーワード:推理、謎解き

「そいつを捕まえられたら原稿を渡すよ」(本文より抜粋)


有名小説家のエージェント殺害の真相を探る「代理人」と、集団密航船の事件とある少女の行方を追う「ファイハの画集」が収録されています。本書も47巻と同じく、後者は描き下ろしです。

「代理人」は本シリーズではよくあるタイプの事件・・・・・・と思ってたのですが、犯人が意外で面白かったです。著者のミスリードに見事に引っかかってしまいました。なんか違和感があるなぁと思ったところにきちんとヒントが隠されていて、うまくできていると感心しました。解決編を読むと、すぐ最初から確認したくなります。

「ファイハの画集」はモロッコとスペインが舞台の大きな物語です。「代理人」がミステリとして面白いなら、これは物語として面白いです。正直事件の真相よりも、どのように一連の出来事が終結するのか?が気になったのですが、彼女の出した結論は意外で子供らしいものだと感じました。自分だったら・・・・・・と思うと、いろいろ考えてしまいますね。



[ 2017/11/16 21:26 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年11月05日(日)

エンバンメイズ 2 



著者:田中一行
発売日: 2015/3/6

評価〔B+〕 裏社会って感じの対決でした。
キーワード:ダーツ、賭け事、心理戦、

「この二つの矢こそが己の命を守り、そして敵を死へと導く鍵となるのです!!」(本文より抜粋)


1巻終盤から続く徨の過去編は、現在悪魔と称される彼がいかにして作られたかが明らかになります。どれほど鍛錬すれば、どのくらい才能があればあのレベルに達するのかが分かります。実際あったら相当怖いよね、あの施設。

今回も、お互いに対戦相手を出し抜こうとする心理戦が見物です。ダーツプレイヤーたちがどのような作戦を使ってくるのか、徨のびびびびに注目しながら読んでみましたが、うまく騙されてしまいました。やはりダーツが上手いだけでは、勝つのは難しそうです。あの腕だけでも尋常ではないですけど・・・・・・実際のトップレベルのプレイヤーは180点連発できるのでしょうか?

ゲームは少々複雑なルールでしたけど、簡単なほうが小細工できなさそうなので、騙された時の衝撃が強いですね。複雑ですと何か勘違いしていそうな感覚が残ります。次の対決は簡単なルールだと分かり易くて良いですね。



[ 2017/11/05 21:32 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年11月05日(日)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 



著者:堀江 貴文
発売日: 2015/12/5

評価〔B+〕 率直で分かりやすい言葉でした。
キーワード:人生観、本音、言い訳、プライド、ネット、

本音で生きるために、まずやるべきは、「言い訳をしない」ということである。(1章より抜粋)


かつてライブドア社長として時代の寵児と持てはやされ、現在も精力的に様々な活動をしている著者が、後悔しない人生を送る方法を簡潔に伝えています。

要点は、本音は言ってやりたいことは今すぐやる。分かりやすいです。そのためには、お金や時間がないと言い訳しないとあり、具体的な解決策も提示している点が良いです。本文で、自分は拝金主義の権化のように扱われるが、世間のほうがお金にとらわれている、という一文が目につきました。彼を見た視聴者や読者が、自分の嫌なところを著者に投影しているみたいで興味深いです。

考えてしまう人間はチャンスを逃すのは、耳が痛い言葉でした。ゴルフのパターを例に、リスクをとることの意義を説いていて説得力があります。興味が出てきたら挑戦してみることが大切です。

意外なのは、睡眠時間は大切と書いてあった点です。睡眠時間なんて削っても平気、時間の無駄と主張するのだとばかり思っていました。また、物事の上手なやり方なんてなく、全てはトライ&エラーだと主張しているのも、ちょっと意外かな。覚えておこう。

すべて最適化せよ、では常に時間の使い方のよりよい方法を探っています。確かに効率はよくなりますが、なんだか疲れそうです。何もしない時間も欲しい私は、そこまで効率の良さは求めないけれど、こうした姿勢が現在の著者を作っているのは間違いないです。

他の人と大きく異なるのは、能力の高さではなくその行動力です。本人は当たり前のことだと思っていそうですが、これほど徹底して行動に移すのは難しそう。でも、少しでも見習って行動します。



[ 2017/11/05 21:30 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年11月05日(日)

2017年10月の読書メモ 

個人情報ダダ漏れです!〔B〕
Q.E.D.証明終了 47〔B+〕
ナナマルサンバツ 12〔B+〕
違和感のチカラ 最初の「あれ?」は案外正しい!〔B〕
桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 3〔B+〕

日本以外全部沈没 パニック短篇集〔C〕
ナナマルサンバツ 13〔A〕
こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます〔B+〕
エンバンメイズ 1〔A-〕


以上、9冊でした。漫画以外の本を読んでちょうど10冊にしたかったのですが、他のことに時間を取られて読めなかったのが残念。11月から12月あたままでは暇ではないと思うので、来月も10冊読むのは難しそうです。

エンバンメイズは久しぶりにドキドキしながら読んだ漫画でした。面白さの割には、ネットであまり見かけないのはなぜでしょうか。もう連載が終わってしまったからかな。全6巻なので集めるのも苦労はしなさそうです。



[ 2017/11/05 21:28 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)