2016年12月31日(土)

2016年のまとめ 

今年は早めに年別まとめと書こうとしていたら、あっという間に大晦日になってしまいました。今年のまとめです。

2016年に読んだ本は100冊でした。昨年は124冊でしたので、だいぶ減りました。主に他の趣味に時間を割いていたためです。それでもどうにかして100は超えたいなと思っていたので、こうして達成できて良かったです。先月と今月は数を増やすため頑張りました。本の内訳は以下のとおりです。

小説 (15)
ライトノベル (7)
漫画 (47)
4コマ漫画 (1)
随筆 (1)
社会・歴史 (7)
心理・哲学 (12)
自然科学・医学 (5)
言語 (1)
実用 (4)
WEB漫画・同人漫画 (0)

総数が減ったのでほとんどの分野で減りましたが、小説と心理・哲学だけ増えています。前者は+2冊、後者は+3冊です。前者はそんなに読んだ覚えはないのですが、あまり自覚がないだけで読んだのでしょう。

漫画が相変わらず多いのですが、4コマ漫画と合わせても48冊、つまり48パーセントで半分以下です。60パーセントくらいかなと思っていたので意外でした。

いくつかの作品を完結まで読むことができたのが、今年の良かった点です。ひとたび興味が薄れると、なかなか再開する気になれないのですが、最後まで読み切ると心残りがなくなって気分が良いです。

続いて、評価別の数を紹介します。

〔S〕 2冊
〔A〕 18冊
〔B〕 61冊
〔C〕 18冊
〔D〕 1冊
〔E〕 0冊

最高の評価Sが2冊、最低のEは0冊。昨年に比べると、Bの割合が減り、評価が上下に分散しました。意図的に差をつけようと心掛けたので、こうなるのは分かっていました。でも、やはりSやDに相当する本はなかなかないですね。特にDやEはつけ辛いので、自然と少なくなります。

Sは「六花の勇者 6」と「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」。前者は本当に面白いファンタジーですし、後者は学問の総合的な興味深さを教えてくれるドキュメンタリーでした。こういう強烈な印象を残す本は好きです。何回か書いていますが、質よりも好みを優先しているところがありますので、本ブログの評価はあくまで参考までに。好みが合って喜んでもらえれば幸いです。

来年の予定は、まず今年の100冊は超えることでしょうか。あとは・・・・・・今のところ思いつきません。またSをつけたくなるような面白い本、新鮮な本に出会えればと思っています。

それでは、良いお年を。


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[ 2016/12/31 11:50 ] 年別まとめ | TB(0) | CM(0)

2016年12月31日(土)

2016年12月の読書メモ 

極黒のブリュンヒルデ 18 (完)〔C+〕
恋愛しませんか? 1〔C+〕
家事労働ハラスメント〔A〕
恋愛しませんか? 2〔B+〕
最後のレストラン 6〔B+〕

葬式は必要!〔C+〕
恋愛しませんか? 3 (完)〔B〕
ちょっと今から仕事やめてくる〔B+〕


以上、8冊でした。なんとか数を増やそうと本を選んでいたら、漫画ばかりになってしまいました。すぐ読めますし、時間があまりかからないので、つい漫画に手が伸びてしまうんですよね。

「恋愛しませんか」を最終巻まで読むことができたのは良かったです。一気に読もうと決めていたので、年内に読み終わってすっきりしました。

小説やライトノベル、創作物の割合が減ってきているので、来月あたりは少し増やそうかなと思っています。



[ 2016/12/31 11:42 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)

2016年12月29日(木)

ちょっと今から仕事やめてくる 



著者:北川恵海
発売日: 2015/2/25

評価〔B+〕 実に現代的なエピソードじゃないのかな。
キーワード:仕事、職業、人生、

「久しぶりやな! 俺や、ヤマモト!」(本文より抜粋)


あー、初めて働く会社でうまくいかず、行き詰ってしまうことってあるよなー、と思って読んでいたのですが、よく考えたら私もそうでした。時間が経った今となっては客観的に見られるようになったと思いますが、それでも主人公・青山隆の人生がうまくいかない気持ちはよく分かります。

隆は疲れ切って会社から帰る途中、ヤマモトに助けられます。ヤマモトと接するうちに、隆は少しずつ変わり始めて・・・・・・という話ですが、推理小説のようなどんでん返しやコメディのような笑いはありません。中盤の事件の真相やヤマモトの正体も、途中で分かってしまいましたので驚きもありませんでした。しかし、読後感はかなり良かったです。帯に書かれた『人生応援ストーリー』という言葉がしっくりきます。

ライトノベルのような読みやすさと一般書籍で扱うテーマが合わさった、メディアワークス文庫らしい本だと感じました。劇中の隆のような状態の人にとって、本を読むことは時間もないし体力も使うので気が向かないと思いますが、そういう人にこそちょっとでも余裕があるうちに読んでもらいたい本です。これから社会人になる人にもおすすめです。



[ 2016/12/29 21:35 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2016年12月29日(木)

恋愛しませんか? 3 (完) 



著者:タチバナ ロク
発売日: 2013/10/3

評価〔B〕 このタイトルだからこその結末です。
キーワード:恋愛、オタク、現代、

「私と手を組まない?」(本文より抜粋)


ほぼ決着がついたような感じの三角関係でしたが、新しい登場人物が加わり問題が発生します。すんなり進展するか思いきや、簡単にいかないのが面白いです。

印象に残ったのが選ばれなかった者のその後です。大抵語られないかあっさり描かれますが、本書では納得のいく結末が示されていて好感が持てます。恋愛に敗れた人は軽んじられることが多い印象があるので、しっかりその心境の変化を見せてくれるのは好ましいですね。

終盤はもう少し進展するところが見たかったのですが、本シリーズのタイトルを考慮すると、この終わり方で良かったんじゃないのかなと思います。全3巻と短いですが、恋愛もののダラダラした感じはなく潔かったです。次の作品も期待できそう。



[ 2016/12/29 21:33 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月21日(水)

葬式は必要! 



著者:一条 真也
発売日: 2010/4/20

評価〔C+〕 遺族のためは分かるけど・・・・・・。
キーワード:葬式、儒教、葬儀業者、

愛する者を失った遺族の心は不安定に揺れ動いています。そこに儀式というしっかりした形のあるものを押し当てることによって「不安」を和らげます。(本文より抜粋)


葬式無用論が話題となって葬式の形が変わりつつあります。しかし、このまま葬式をなくしてしまってよいのでしょうか。危機感を持った著者が、自身の冠婚葬祭業の経験を踏まえ、葬式の意義と大切さについて説きます。

先日「葬式は、要らない」を読み、片方の主張だけでは分からないこともありそうだと感じ、その反論である本書を手に取りました。時代の流れで葬儀の個性化が進んでいること、葬式代が高いのが不満であること、納得のいくお別れができれば良いということは、両者の意見が似ていて意外でした。

著者は論理よりも人情を重視していて、うなずける部分もあります。けれども、葬式は最高の自己実現・最大の自己表現である、はどうも腑に落ちませんでした。また、儒教を重視し過ぎて、葬式をしないのは人ではないと非難するのは言い過ぎだと思います。仕事にしているので、思い入れが強過ぎるのではないでしょうか。8章で紹介されていた寺の息子の意見が、一般の人の考えに一番近そうだと思うのですがどうでしょう。

葬式は故人の遺志を尊重したいですが、絶対必要とまでは本書を読んでも思えませんでした。故人の死を悲しむこと自体は大切だと思いますけどね。



[ 2016/12/21 21:52 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2016年12月21日(水)

最後のレストラン 6 



著者:藤栄道彦
発売日: 2015/3/9

評価〔B+〕 だんだん外に出る話が多くなってきました。
キーワード:料理、偉人、歴史、グルメ、

「面津氏の「カントリー」から横須賀の温泉に泊まりに来ないかって」(本文より抜粋)


偉人と料理の漫画も6冊目です。

レストラン「ヘブンズドア」だけでなく、外での話も増えてきました。本書では今までにないくらい大掛りなものが登場します。あれだと偉人が来店するのではなく、園場たちがタイムトラベルしているかのようです。面津が映画で見た台詞を本人の前で言ってみせる場面があるのですが、案外あのようなシンプルな価値観だったのかもしれませんね。いやに印象に残りました。

登場人物が極端に少ない回は結構新鮮でした。マンネリ化しないための工夫でしょうか。なかなか味のある話だったと思います。また、いつものように難題を思い切った発想で解決するエピソードもあり、こうした良い話は実にこの漫画らしくて良いですね。

あの新しい登場人物は、これからも出てきそう。園場たちとどのような関係になるのか楽しみです。



[ 2016/12/21 21:48 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月10日(土)

恋愛しませんか? 2 



著者:タチバナ ロク
発売日: 2013/3/1

評価〔B+〕 ヒロイン二人の魅力もよく出ています。
キーワード:恋愛、オタク、現代、

「たぶん・・・あの時から私は――、不破くんのことが――」(本文より抜粋)


オタク趣味の彼と彼女たちの恋愛。三角関係はどうなるのでしょうか。

ある人物の発言から三角関係に変化が起きます。恋愛ものと言えば行ったり来たりでなかなか話が進まないのが定番ですが、この漫画の人物は結構行動力があるので、じれったさやもどかしさは感じません。結果はどうあれ、見ていて気持ちいいです。

1巻ではいまいち分からなかった主人公・利斗の魅力でしたが、るりやふわりの過去編から彼の良さが伝わってきました。2人がなぜ彼に惚れたかも分かり、ぐっと盛り上がって面白かったです。

この巻で終わっても良かったかのような感じでした。最後で新しい登場人物をにおわせていたので、3巻では何か揉め事が起きそうです。


[ 2016/12/10 21:27 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月10日(土)

家事労働ハラスメント 



著者:竹信 三恵子
発売日: 2013/10/19

評価〔A〕 日本の生きづらさの原因に迫る。
キーワード:家事労働、育児、介護、無償労働、

男性の雇用は不安定化し女性の稼ぎは重要性を増しているのに、家事を担う働き手を排除する日本の会社は相変わらず多い。そんな中で世帯賃金を稼げなくなった多くの男性と、家事・育児の担い手を嫌う会社の下で十分にカネを稼げない女性との組み合わせによる新しい貧困化が進む。(第1章より抜粋)


家事は誰かがしなければならない重要な仕事ですが、お金を生み出さないので日本の価値観では軽んじられています。1人暮らしをした時に家事をしてみると分かりますが、手間取り時間もかかるもので、家事をしたことのない人からは過小評価されがちです。日本における家事は主に女性が担当していますが、それが社会にどのような影響を与えているのかを説き、問題点を明らかにしています。

家事はそれ自体だけの問題ではなく、仕事や家庭に強く影響し、はては社会全体を動かす力があります。最近では介護するために仕事を辞めなければならない介護離職が問題となってきました。妻の働き方が夫の働き方に影響を与え、それが家族の在り方、生き方まで左右しているのです。

力仕事を除けば仕事における男女差はないと思っていましたが、家事は女性が行うものという慣習のせいで、男性優位な社会が作られていることを痛感しました。育児や介護を一方的に任せられた女性たちの生の声を聞くと、OECDの報告書に「日本は働く女性冷遇」と書かれても文句が言えません。

時代を下るにつれ、家事に協力的な男性が増えてきましたが、個人の努力だけでは限界があります。職場の意識や法の改正により、労働環境の改善が期待されます。

解決案として外国の例が挙げられていますが、中でも専業主婦大国だったオランダの手法は参考になります。西洋は戦後はずっと男女平等だった印象がありましたけどそんなことはなく、地道な努力によって働き方や人生を変えたことを知りました。

夫婦喧嘩の一因になっているであろう家事の分担は、もはや個人の性格や能力のせいだけではありません。女性について書かれた本ですが、男性も是非読んでもらいたい一冊です。料理なんてしたことないなんて方には特にね。




[ 2016/12/10 21:25 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2016年12月05日(月)

恋愛しませんか? 1 



著者:タチバナ ロク
発売日: 2012/10/1

評価〔C+〕 まだ序盤なのでなんとも。
キーワード:恋愛、オタク、現代、

「一ヶ月の間だけ・・・私を信じてみてくれませんか?」(本文より抜粋)


過去に嫌な思い出のせいで異性が苦手な青年と、彼の後輩と、彼にある提案をするメイドさんの3人の恋愛ものです。分かりやすい三角関係のお話。

登場人物たちの趣味で、ギャルゲーやメイド喫茶、コスプレなどオタク系のものが多く出てきます。現代ではあまり目新しくありませんが、純粋な恋愛ものではまだ珍しいのかな? 絵柄も見やすく、二人の女の子も魅力的に描かれています。初単行本なのにうまいですよねぇ。

ただオタクであること以外は結構普通の恋愛なので、いまいち印象が弱い気がします。もっと個性的でも・・・・・・いや変人だとそれはそれでギャグになってしまうから難しいですよね。それと、彼のほうの魅力があまり描かれていないので、どうもしっくりきません。次の巻では理由が明らかになるのでしょうか。大きなイベントが発生しそうなので、彼らの関係も変化しそうです。



[ 2016/12/05 21:40 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月05日(月)

極黒のブリュンヒルデ 18 (完) 



著者:岡本 倫
発売日: 2016/5/19

評価〔C+〕 かなり強引でしたけど完結です。
キーワード:SF、現代、魔法、宇宙人

「お選びください。人を残すか残さないか」(本文より抜粋)


はたして誰の筋書きどおりになるのか。最終巻です。

前の巻から引き続き駆け足ではありましたが、大まかなところではきちんと方が付きました。強引に終わらせた感じがしますが、予想していたよりも中途半端ではありませんでした。しかし、終盤はもう少しじっくり見せてほしかったです。細かい謎がいくつか未解明のままですし、個性豊かな登場人物たちをもっと見ていたかったのもあります。

最終巻にして意外な人物が活躍したのが良かったです。逆に重要そうなのに出番がほとんどなかった人もいて、先が読めませんでした。意外と言えば、所長の「世界を総べても・・・」の場面で見せた意外な一面に驚きました。

終盤はバタバタしてちょっと不満ですが、この漫画全体としての評価はA-くらいです。笑いとシリアスの配分が絶妙でした。著者独特の個性ですね。楽しませてもらいました。次の作品が楽しみです。



ネタばれ話↓
[ 2016/12/05 21:32 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月05日(月)

2016年11月の読書メモ 

平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学 (草思社文庫)〔B+〕
くまみこ 6〔B〕
極黒のブリュンヒルデ 17〔B+〕
世論調査とは何だろうか〔B〕
ギリギリアウト 4〔B+〕
葬式は、要らない〔A-〕
俺の棒銀と女王の穴熊 6〔B〕


以上、7冊でした。10冊くらい読めそうと思っていたら、予想よりも時間を取られて数が伸びませんでした。漫画をもっと読みたかったなあ。

「葬式は、要らない」は前から読みたかった本なので、ようやく読めて満足です。間を置かず12月中に「葬式――」の反論本を読むつもりです。

いよいよ最後の月です。読書した冊数は目標ではないのですが、今年もなんとか100冊に届きそうなので、8冊は読みます。



[ 2016/12/05 21:30 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)