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2015年11月26日(木)

知っておきたい 世界の悪人・暴君・独裁者 



著者:桐生 操 (監修)
発売日: 2008/10

評価〔B〕 波乱万丈とはまさにこのこと。
キーワード:悪人、独裁者、犯罪、歴史、

シーツや毛布など結んで窓から垂らして降り、さらに反対側の壁を伝って脱出に成功した。しかもそのとき、恋人をかかえて一緒に脱獄していたというから驚きである。(「世界一の脱獄王、ジャック・シェパード」より抜粋)


歴史に名を残すような悪人や犯罪者は、本当に迷惑な存在だったかもしれませんが、たびたび小説や映画の題材になっています。良くも悪くも個性が強く、刺激的な人生だったことは間違いなさそうです。そんな世界中の悪の人々を集めて紹介したのが本書です。

猟奇犯罪者から始まり、悪女、盗人、海賊、暴君、暗殺者と、様々な地位や職の人間が掲載されています。どれも凄く、日本ではいなさそうだなーと思っていたら、結構いました。八つ墓村のモデルとなった事件の犯人・都井の凶行は強烈です。でも、どの人物もフィクションなのでは?と思ってしまうくらい波乱万丈な人生です。

一つ興味深いのは、悲惨な最期を遂げる者がいる一方で、詐欺で逮捕された後に会社を興し、大成功したフランク・アバグネイルのような者もいたことです。あとは、国からサーの称号をもらい、海軍中将になった海賊のドレイクもそうですね。並外れた才能が社会に認められた、稀なケースだと思います。

「事実は小説よりも奇なり」を地でいく本でした。


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[ 2015/11/26 21:17 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2015年11月26日(木)

六花の勇者 4 



著者:山形 石雄
発売日: 2013/7/25

評価〔B+〕 誰の策が実を結ぶのでしょうか。
キーワード:ファンタジー、ミステリー、

何としてでも、これを伝えなければならない。さもなくば世界が滅んでしまう。(二章より抜粋)


テグネウの策略に翻弄されてきた六花の勇者たちでしたが、協力者を得て反撃する可能性がでてきました。テグネウには切り札があることを知った彼らは、その正体を探るため動き出します。敵の意図を暴こうとする謎解きの部分はもちろん、本筋の世界を救う話のほうもきちんと進んでいて面白いです。

六花や三匹の凶魔たち以外でこの話の鍵となる人物が登場します。勇者たちの活躍の裏でどのような行動を取っていたか、どのような心情だったかが描かれていて、読んでいて引き込まれます。結末が予想できてしまう反面、盛り上がりました。

また、一つの事件ごとに登場人物を深く掘り下げてきましたが、今回はロロニアにスポットライトが当たります。他の勇者たちよりも出てくるのが遅かったためか、どこか目立たない印象がありましたが、この事件では彼女の信念や想いが強く表れていると思います。

この切り札のエピソードは4巻から6巻まで続くそうなので、どちらがどのように相手を出し抜くのか楽しみです。



[ 2015/11/26 20:56 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)