2014年08月30日(土)

東京喰種トーキョーグール 3 

東京喰種 3―トーキョーグール (ヤングジャンプコミックス)東京喰種 3―トーキョーグール (ヤングジャンプコミックス)
著者:石田 スイ
出版社:集英社
出版日:2012/06/19

評価〔C+〕 意外性があると良いのですが。
キーワード:グール、アクション、現代

「この世界は間違っている…!!」(本文より抜粋)


7月からアニメ放映も始まりました。アニメは漫画とは話の順序が少し違うようで、今ちょうど本書あたりです。2巻に引き続き喰種と喰種捜査官たちとの戦い、後編です。

カネキが重要な決断をしたり、ヒナミをめぐる事件がひとつの終わりをむかえたりと、盛り上がったり感動したりする場面があるのですが、なんと言いますか、面白いって感じがあまりしません……。こちらの予想を裏切るような意外性や衝撃的なものがないからでしょうか。どこかで既に見たような展開なのも、安心して読めますが新鮮味はありません。好みに合わないのかな。

まだまだ喰種のいる世界の紹介の側面が強いです。喰種側も人間側も両方見せているのは良いと思います。それを活かしてほしいです。漫画の質自体は前と変わりませんので、今まで楽しんでいた方には本書もおすすめです。



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[ 2014/08/30 21:49 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年08月30日(土)

アラクニド 11 

アラクニド(11) (ガンガンコミックスJOKER)アラクニド(11) (ガンガンコミックスJOKER)
著者:村田真哉
出版社:スクウェア・エニックス
出版日:2014/08/22

評価〔A〕 巨針蟻とは違う強さ
キーワード:殺し屋、昆虫、現代

「私はね…もっと大きくなって、もっと大きな獲物を殺したいの」(本文より抜粋)


帯にテラフォーマーズの15倍の知識量とありますが、本当なのでしょうか? いくらなんでも15倍は誇張だと思うのですが。昆虫殺法漫画の11巻です。

巨針蟻が圧倒的な強さだったので、これ以上の敵はいなさそうだしどうなってしまうのか、と心配していたのですが、どうやら杞憂だったようです。次の刺客は能力を少しずつ見せ始めた「軍隊蟻」と「蠍」。特に蠍は隠していた能力が強力で、ここまでの強敵になるとは思いもしませんでした。巨針蟻とは違った方向で、生まれながらの殺戮者といったところ。盛り上がります。

この巻は不完全燃料ぎみだったあの人も活躍したり、蠍の口から新たなる事実が発覚したりと、少し変化があって面白かったです。でも、最後の明かされた軍隊蟻の秘密が一番驚いたかな。アラクニドはこういう驚かせ方をしないと思っていたので意外でした。

蜘蛛狩りの終了だけでなく、なんか物語の終わりも近いような気がしてきました。続くようなあっさり終わってしまうような、まだ分かりませんけどね。こういう分かりやすくて盛り上がる漫画も好きなので、もう少し続いてほしいなぁ。




[ 2014/08/30 21:29 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年08月24日(日)

O/A 5 

O/A (5) (角川コミックス・エース 216-8)O/A (5) (角川コミックス・エース 216-8)
著者:渡会 けいじ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
出版日:2011/12/28

評価〔B+〕 ゆたかの過去編です。
キーワード:アイドル、ラジオ、仕事

「君はいつ、どうしてアイドルを目指すようになったのかね」(本文より抜粋)


かつての人気と勢いを取り戻そうと仕事に励むゆたか。海江田ミホの後輩アイドルも登場し、話はアイドルの本質からゆたかの過去へと展開していきます。

はるみが目立った話もありましたが、ゆたかと彼女の姉・さやかが主役です。ミホとは違った経緯で芸能界に入った彼女の胸の内が語られます。うーん、ゆたかに限らず兄弟姉妹というのは比べられたり、強く意識したりしやすいので、彼女の気持ちも分からなくはないです。新曲と絡めて良い演出だったと思います。ラジオでの新曲発表のシーンは実にこの漫画らしいです。油断してました。

綺麗に切り良く終わるので、読後感が良いです。最終回っぽかったですが、まだあと2巻続きます。次回がどの方向に進んでいくのか楽しみです。



[ 2014/08/24 23:40 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年08月24日(日)

くまみこ 1 

くまみこ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)くまみこ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者:吉元 ますめ
出版社:メディアファクトリー
出版日:2013/10/23

評価〔B+〕 田舎育ちの子のゆるい日常。
キーワード:田舎、神道、現代

「私、やっぱり都会の高校に行きたい」(本文より抜粋)


中学生・巫女のまちと人の言葉を喋る熊のナツの生活を、ゆるい感じで綴ったコメディーです。

本作品だけではないのですが、笑いを説明するのは難しいです。ゆるい日常系かな。田舎生まれ田舎育ちのまちは都会に憧れていますが、現代の若者とは思えないほど世間知らずです。「ギャリ道を走っている時に……・」のくだりは笑わせてもらいました。あれ好きです。一方、ナツはまちを見守る保護者のようによくできた人、いや熊です。バランスが良い。

強烈な個性や斬新な物語とは言えません。でもクスクス笑ってしまうのは、笑いを取るのが上手いのでしょうか。小技が効いている、そんな印象を受けました。

穏やかな話なので、勢いや派手さを好む方には不向きです。日常系4コマが好きな人には気に入ってもらえるかと思います。



[ 2014/08/24 23:15 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年08月17日(日)

蔵書の苦しみ 

蔵書の苦しみ (光文社新書)蔵書の苦しみ (光文社新書)
著者:岡崎 武志
出版社:光文社
出版日:2013/07/17

評価〔B-〕 蔵書が万を超える収集家たちの日常。
キーワード:本棚、整理整頓、実用、

本を必要以上に際限なく溜め込む人は、個人差はあるだろうけど、どこか真っ当な人生を投げてしまっているのではないか。生活空間のほとんどを、本が占領している住居というのは、一般的な通念からすると、どう考えてもまともではない。(第四話より抜粋)


長年本を読むと生じてくるのが、本の置き場問題です。特に本を集めているわけでもない僕でも、さっき気になって大まかに数えてみたら、漫画が200、活字本が580、自炊した電子書籍が100ほどありました。これでも場所を取られるのに、千、万と持っている収集家たちはいったいどうしているのか。そんな人たちの一人、古書集めが趣味の著者が、蔵書についてあれこれ語ります。

持っている人は五千くらいかなと漠然と思っていたのですが、本書に登場する人々は数万、十万を超える人もいて驚かされます。部屋の壁が全て本で埋め尽くされていたり、本のために家を建てる話はなかなか興味深いです。しかし、登場する人物は著名人や本の関係者が多く、一般の本好きとはレベルが違い過ぎていて遠い世界の話のようでした。もう少し身近に感じられる話が読みたかったです。

古本屋に売るなど蔵書処分の方法もきちんと書かれています。個人的には、「鮮度を失った本は手放す」「読み返せる本を多く持っているのが真の読書家」が印象に残りました。場所がない人にとっては百でも一万でも苦労しているはずなので、参考になると思います。

本書で語られるのは魔法のような整理整頓術はなく、あくまで現実的な方法です。思い切りが重要みたいです。



[ 2014/08/17 22:28 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2014年08月17日(日)

スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの 

スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの (ハヤカワ文庫JA)スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの (ハヤカワ文庫JA)
著者:籘真 千歳
出版社:早川書房
出版日:2013/07/24

評価〔A-〕 揚羽のお願いが印象的。
キーワード:SF、未来、人工妖精、ヒューマノイド・ロボット

「生まれつき裏返っていたとしか、考えられません。あれは……あの子は、本物の天然殺戮者です」(P249より抜粋)


次々を殺人を犯す人工妖精・麝香を追う揚羽、とある暗殺事件に巻き込まれることとなった真白、ひとつの転機をむかえる幼い人工妖精。先の3作とは違って、これらの3つの物語が交代で進行していきます。

結末に至るまでの粗筋はそれほど目を引くものではありませんでしたが、結末がとにかく衝撃的でした。あれが良いって人もいれば、Extraは余計だと言う人もいて賛否両論のようです。急展開だったので、じっくり見せてほしかったかも。真白も活躍しましたが、やはり本シリーズの主役は揚羽だと思わざるをえない。

また、彼女をはじめとする、登場人物たちはいつもどおり十分魅力的でしたので、その部分は良かったと思います。いつもある鏡子の説教(問答?)が見られて満足です。結構楽しみにしていたので。今回は哲学だったのでややこしかったですが、こうしたやり取りが読めなくなるのは残念だなあ。

舞台や人物描写は良かったのですから、ストーリーももう一つ何か欲しかったような気もします。まあ、なにはともあれ、しっかり終わって良かったです。本書はBかAか迷ったけれどA-で。シリーズ全体の評価はAあたりかな。理由は好みだから。こうした魅力ある登場人物が活躍するSFをまた期待しています。



[ 2014/08/17 22:22 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2014年08月09日(土)

極黒のブリュンヒルデ 8 

極黒のブリュンヒルデ 8 (ヤングジャンプコミックス)極黒のブリュンヒルデ 8 (ヤングジャンプコミックス)
著者:岡本 倫
出版社:集英社
出版日:2014/03/19

評価〔B+〕 だいぶ話が見えてきました。
キーワード:SF、現代、魔法、宇宙人

「別に何もしていないわ。だけど、生かしておくだけでとんでもない災禍に見舞われるのよ」(本文より抜粋)


アニメ放映は先月に終了しましたが、原作である漫画はまだまだ続きます。

7巻のラスト、その余韻もおさまらぬうちに、またも絶体絶命の危機をむかえます。追手に加えて、第3の勢力であるヘクセンヤクト・魔女狩りも登場し、どんどん複雑になっていきます。けれど、このタイミングでヘクセンヤクトが出てくるとは……。初菜の件も含め、このあたりからアニメが漫画とは大きく違っているのだと分かります。アニメは話数に制限があったからああなったのでしょうね。

また、1107番の秘密をはじめ、いくつか事実が判明していきます。某も言っていたけれど、まさに衝撃の事実。でも、すべての謎が解決したわけではなく、まだまだ未知の部分もあります。今後の展開のカギとなりそうです。

終盤、AAAの魔女・フレイヤと競うことになるのですが、AAAというところよりも彼女の行動が印象に残りました。でも、なんか、この作品にでてくるならこれくらい変でもなんか納得してしまうのが怖いです。(笑) 次は始めから熱い展開になりそうだ。



[ 2014/08/09 21:04 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年08月09日(土)

O/A 4 

O/A (4) (角川コミックス・エース 216-7)O/A (4) (角川コミックス・エース 216-7)
著者:渡会 けいじ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
出版日:2011/07/01

評価〔B〕 またも新キャラ登場。
キーワード:アイドル、ラジオ、仕事

私は居場所を作らなければならない。(本文より抜粋)


前回はライバルの巻でしたが、今回は再びゆたかを中心に物語はまわり始めます。

主にゆたかの過去と目標について描かれています。勢いだけで突っ走ってきたように見える彼女も、周りから影響を受けているのが分かります。紆余曲折を経て決まった目標は意外なものでしたが、彼女にとっては難しく重要なこと。どのように変わっていくのかが楽しみです。

後半からまた新しい人物が登場します。ライバルのミホや仲間のはるみとは全然違うタイプで、珍しいタイプではないのですがこの漫画の中では妙に新鮮に感じられます。そして、彼女から意外な方向へと話は展開していくのですが、詳細は次の巻で語られることになりそうです。




[ 2014/08/09 20:37 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年08月03日(日)

O/A 3 

O/A (3) (角川コミックス・エース 216-6)O/A (3) (角川コミックス・エース 216-6)
著者:渡会 けいじ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
出版日:2011/03/04

評価〔B〕 主役の2人ではなくあの人について。
キーワード:アイドル、ラジオ、仕事

こうして私は、ヨレヨレの字でサインをした。(本文より抜粋)


表紙を飾る海江田ミホが、実質この巻の主役です。ちょっと寄り道といったところでしょうか。

彼女は今までもちょくちょくゆたかのライバルとして顔を出していましたが、どのような人物かは深く語られませんでした。しかし、今回はアイドルになった経緯や、ある運命的な出会いが明かされます。この巻を読めば、ミホに対する印象は違ったものになるはずです。

一方、主役のゆたかとはるみはあまり変わらず、順調にラジオを続けています。事件らしい事件も……まぁあるにはありましたが大筋とはあまり関係ないしね。番組と彼女たちがどのように成長していくかは、今後のお楽しみということで。



[ 2014/08/03 21:32 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年08月03日(日)

月見月理解の探偵殺人 3  (シリウスコミックス) 

月見月理解の探偵殺人(3)<完> (シリウスKC)月見月理解の探偵殺人(3)<完> (シリウスKC)
著者:白梅 ナズナ
出版社:講談社
出版日:2013/04/09

評価〔B+〕 心理描写が豊かでした。
キーワード:探偵殺人ゲーム、人狼、漫画化

「明日だな。明日もうじき答えがでる」(本文より抜粋)


ライトノベル原作の漫画化、3冊目です。クラスでの一騒動、ネットでのゲームの行方、そして過去の事件の真相が明らかになります。

原作小説と粗筋は同じですが、絵があるぶん迫力があります。怖い表情がうまいのはもちろん、その他の心理描写も読み手に訴える力があると思います。理解が初に、彼女の能力とそれにまつわる過去を話す場面が良かったです。

原作を既読であるにも関わらず、結構漫画は漫画で楽しめました。活字では想像するしかなかった場面も、絵があることによってより物語の中に入り込みやすかったです。絵の力は分かりやすく大きいと改めて感じました。漫画を先に読み後からライトノベルを読んだら、どのような感想を持つのでしょうか。聞いてみたいですね。





[ 2014/08/03 21:31 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年08月03日(日)

2014年7月の読書メモ 

Q.E.D.証明終了 36〔C〕
偶然のチカラ〔B+〕
超巨大密室殺人事件〔B+〕
ハニカム 4〔B〕
ハニカム 5〔B〕

月見月理解の探偵殺人 1 (シリウスコミックス)〔B〕
月見月理解の探偵殺人 2 (シリウスコミックス)〔B〕


以上、7冊でした。先月は少なめだったので、今月こそはと思っていたのですが、だんだん忙しくなって時間がとれず漫画ばかりになってしまいました。漫画なら少ない時間でも読み終わるので、かたよってしまいがちです。

漫画を除くと、新書と小説が1冊ずつか……あまり活字を読まない一か月でした。来月は活字も漫画もたくさん読めるといいなあ。



[ 2014/08/03 21:29 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)