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2014年03月08日(土)

パラドクス・ブルー 5 

パラドクス・ブルー(5) (ブレイドコミックス)パラドクス・ブルー(5) (ブレイドコミックス)
著者:nini、中西達郎 他
出版社:マッグガーデン
出版日:2011/02/10

評価〔B〕 終わるには終わりましたが。
キーワード:謎解き、現代、推理、クイズ・パズル

「犯人の正体は不明…。といっても賢い君達のことだ。そろそろ絞りこめてきた頃だろう?」(本文より抜粋)


逆襲編へ突入し、再び天使の試練に立ち向かうこととなったA校生徒会の5人。記憶喪失の彼女も加わり、一連の事件を解決へと導くことができるかどうか。

結論から申しますと、一応完結します。ですが、まだまだ説明されていない謎が多く、著者が表紙カバー裏に書いているように疑問はほとんど解消したとは思いません。劇中のノリと言い、見え隠れする設定と言い、どうも著者の既知の部分と読者に開示されてた部分に差があるような気がしてなりません。

試練を攻略したクリスティアと記憶喪失の彼女がだいぶ面白くしてくれました。後者はあの性格が地なのだろうか……。解答編であるにも関わらずきちんと天使の試練あったのが良かったですね。

最大の謎が解明しどうにかこうにか形になって、かなりホッとしました。できればあと1冊くらい使って、最後までじっくりと説明して欲しかったです。ちなみに、本作に続く小説がWEBで公開されているようなので、気になる方はそちらもチェックしましょう。



ネタばれは続きにて↓
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[ 2014/03/08 23:13 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年03月08日(土)

熱帯夜(角川ホラー文庫) 

熱帯夜 (角川ホラー文庫)熱帯夜 (角川ホラー文庫)
著者:曽根 圭介
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
出版日:2010/10/23

評価〔B+〕 SFのようなホラーのような。
キーワード:ホラー、現代、SF、

『(本文より抜粋)


表題作を含め短編・中編を3つ収録しています。日本推理作家協会賞短編部門を受賞した本です。

何の予備知識もないまま手に取ってみたのですが、予想していたホラーとは違って結構楽しめました。サスペンスのような展開の「熱帯夜」は、他の人の書評を見ている限りではあまり評判が良くありませんが、サスペンスのような推理もののような雰囲気は結構好きです。ある社会問題を描いた近未来もの「あげくの果て」は、ホラーよりはSFのような感じです。将来こうなる可能性もあるよという風刺っぽい話です。

印象に残ったのは3つ目の「最後の言い訳」です。死者が再び活動する蘇生者がいる世界を描いたもので、市役所に勤める主人公の回想を織り交ぜて展開していきます。題名どおり、彼の言い訳、結末に驚きました。

異なる怖さを持つ物語が楽しめます。しかし、幽霊や呪いの怖さや読後感が良いものを求めている方にはおすすめできません。ご注意を。



[ 2014/03/08 23:03 ] 小説 | TB(0) | CM(0)