2013年09月29日(日)

ホーカスポーカス 1 

ホーカスポーカス 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)ホーカスポーカス 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者:倉薗紀彦
出版:メディアファクトリー
発行:2012/04/23

評価〔B+〕 手品の基礎が分かります
キーワード:手品、マジック、エンターテイナー

「本物のエンターテインメントをお見舞いしてやるわ」(本文より抜粋)


手品はタネがあると分かっていて、ずっと疑りながら見ていてもやはり騙されてしまうのが面白いです。そんな魅力的な手品をテーマにしたのが本書です。

総合エンタメ学園のマジッククラスに入学した柏木ミノルは、世界的に有名なマジシャンの孫、ハルカ・ヴァーロンと出会い共に手品を学んでいきます。1巻では簡単そうなマジックしか扱っていませんが、タネまでしっかり明かされています。プロから見たら常識であろうマジックですが、見せ方がうまいせいか面白いです。

もちろん2人以外にも個性的なクラスメイトが登場しますが、それぞれに色々と事情があり、彼や彼女たちの過去にも興味がひかれます。ミノルの周りに可愛い女の子ばかりあつまるのは、少年漫画だから大目に見てあげてください。表情を描くのが上手いので、メリハリがあって読みやすいです。

面白くなりそうですが、全2巻で完結であるのを知っていたので少々残念です。この巻で少しだけ描いてまだ明かされていない事も、きちんと説明して終わってほしいです。



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[ 2013/09/29 20:43 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2013年09月29日(日)

羽月莉音の帝国 4 

羽月莉音の帝国 4 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 4 (ガガガ文庫)
著者:至道 流星
出版:小学館
発行:2010/09/17

評価〔B+〕 アクオス買収戦が決着
キーワード:国家、ビジネス、経済、起業、現代

たしかに誰かが、俺たちを狙い撃ちしてきている。しかし、誰かはわからない。俺たちは初めて、敵が見えない恐怖を感じていた。(本文より抜粋)


何もないところからはじめて国内有数の企業となった革命部。今度は原子力関連の企業を獲得するために、世界的な家電メーカーEEにTOBを仕掛けます。

2巻あたりからマネーゲームの色が強くなってきましたが、EE買収戦では資金面での争いから少し方向性を変え、権力や政治力にも焦点を当てて物語は進行していきます。動くお金が大きくなるとどうしても関わってしまうこの2つの力。中盤での東丈会での事件は、ありそうでなさそうなのか、なさそうでありそうなのか、正直よく分かりません。

終盤、莉音たちはある事業を始めるために某所を訪ねるのですが、そこで彼女が言った「だから!私たちとどこが違うのって聞いているの!」は、なかなか奥深い発言だと思います。どう違うのかは、他の人がこっそり教えてくれるのですが、こういうことっていかにもありそうですよね。

どんどん話の規模が大きくなっていくのが良いです。もっともっと大きくなって、国家設立へ具体的に行動を起こすのが楽しみです。

あとがきに、この巻のあの重要人物にはモデルがいることが明かされていますが、それが誰かをAmazonの書評で書いている方がいます。真偽は分かりませんが知りたい方は見てみては。




ネタばれの話は続きにて↓
[ 2013/09/29 20:09 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

2013年09月24日(火)

パラドクス・ブルー 2 

パラドクス・ブルー(2) (BLADE COMICS)パラドクス・ブルー(2) (BLADE COMICS)
著者:中西達郎、nini 他
出版:マッグガーデン
発行:2009/09/10

評価〔B+〕 次々と出される試練の数々
キーワード:謎解き、現代、推理、クイズ・パズル

「ならば、ここらで一つ、彼らに――それなりの試練をうけてもらうおか」(本文より抜粋)


A校生徒会が天使の試練に挑むゲームブック風謎解き漫画の2巻です。

次々と天使が現れては試練を課していくのですが、少しずつ違って面白いです。ステージ4では概ね正解だったので満足しています。当たると嬉しい。イザナミエルが言うには最大級の試練であるステージ5。インパクトがあります。こうした変化が上手いですね。

どこかで「生徒会のノリに少々違和感を感じる」みたいな感想を見たのですが、確かに何の説明もなく1巻からドタバタしていますよね。暴走気味ですが、慣れてしまえばこんなものかなとも思います。

帯に「とりあえず言いたいのは…イザナミエル可愛い、超可愛いよ」とあって笑ってしまいました。僕も結構イザナミエル好きですよ。



ネタばれ推理は続きにて↓
[ 2013/09/24 21:51 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2013年09月24日(火)

ボクには世界がこう見えていた―統合失調症闘病記 

ボクには世界がこう見えていた―統合失調症闘病記 (新潮文庫)ボクには世界がこう見えていた―統合失調症闘病記 (新潮文庫)
著者:小林 和彦
出版:新潮社
発行:2011/10/28

評価〔B+〕 主観で綴る貴重な統合失調病記録です
キーワード:闘病記、統合失調症、精神科、精神疾患、幻覚幻聴

立ち上がると、世界が変わってしまった。空はオレンジ色になり、建物や地面はあやふやで、手や足がそれらを通り抜けてしまうのではないかと感じ、すべてのものが自分への脅威となった。(本文より抜粋)


24歳にして突如統合失調症を発症し、入退院を繰り返した患者本人が書きとめた闘病記です。統合失調症は聞きなれていない方も多いと思いますが、簡単に説明しますと幻覚や妄想などにより日常生活が困難となる精神病の一種です。

この病気は思考障害も引き起こし、論理的に筋道立てて考えるのができなくなることが多いそうですが、著者の文章は本人以外が読んでも理解できます。そういった意味で非常に貴重な記録です。

本書には幼年時代から現在までの半生が綴られていますが、発症するまでは波乱万丈というわけでもなく、やや冗長に感じました。しかし、発症してからの文章は興味深く、統合失調症にかかるとこのように世界が見えるのかとめんくらいました。客観的には合理的でない妄想も、主観では理屈の通った合理的な出来事に見え、そして行動した結果、周囲の人々といさかいを起こしてしまうことが分かりました。症状以外の文章は個人的なことが多いので、退屈に感じることがありました。小説ではないので仕方がないのですが。それにしても日記があるとはいえ、ここまで過去のことを細かく書けるなんてすごい記憶力です。

精神科の閉鎖病棟、開放病棟の両方の描写があり、どちらも比較的穏やかで落ち着いた場所のようです。患者と理解ある医療関係者たちしかいない世界は、著者も書いていますが、彼らにとって天国なのかもしれません。

終盤、某事件について『現実と妄想の区別がつかなくなった人間の犯行』と分析されているのを知った著者が、自分も区別がつかなくなったけど人は傷つけなかった、犯罪者と精神科の入院者をごっちゃにされてはたまらないと主張しているのに、はっとさせられました。非常に切実で重要なコメントだと思います。

読むと分かりますが、著者は内向的で記憶力が良く、自分の恋愛成就と世界の平和を願う人です。統合失調症だからまったく理解し合えない、というのは先入観です。偏見を持っている人ほど読んでほしい一冊です。




[ 2013/09/24 21:49 ] 心理・哲学 | TB(0) | CM(0)

2013年09月19日(木)

夢見る彼女の奇妙な愛情 

夢見る彼女の奇妙な愛情 (メディアワークス文庫)夢見る彼女の奇妙な愛情 (メディアワークス文庫)
著者:他嶋 晋也
出版:アスキーメディアワークス
発行:2011/01/25

評価〔C-〕 少しだけ不思議な人たちの夏
キーワード:現代、青春、恋愛、

「高良君のまわりでは、予定外のことが多い」(本文より抜粋)


高校生の高良康の彼女は、ロボと呼ばれる少し変わった女の子。彼はこの夏休みでもっと親密になりたいと期待を抱いていましたが、彼女は早々とアルバイトをすることを決めてしまいます。さらには、ロケットを飛ばそうとする友人や元クラスメイトも登場し、いくつかの出来事が絡み合い不思議な事件へと発展していきます。少し不思議な青春小説です。

思うように交際が発展しなかったり、休みだというのに河原でロケット実験を続ける友人など、全体の雰囲気は好きです。ロケットの友人は個性豊かで面白いですね。しかし、登場人物たちのちょっと特殊な能力が、あまり説明されていないのがいただけません。単に不思議な能力で終わってしまうのは勿体ない気がします。また、序盤の某はなぜ登場したのかよく分かりません。これについても説明もないし伏線でもなかったので、拍子抜けしました。話も人物の魅力も盛り上がりかけたところで終わってしまったようで、なんか残念です。ロボがヒロインのわりに目立っていなかったのも評価が良くない原因のひとつです。もう少し目立っていれば本書の評価も違っていたかもしれませんね。

作中交わされた神様に関する見解が興味深いです。このあたりを広げても面白くなりそう。中途半端さを感じたので、次は曖昧さを少し減らした話を読んでみたいですね。





[ 2013/09/19 20:56 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2013年09月19日(木)

パラドクス・ブルー 1 

パラドクス・ブルー 1 (BLADE COMICS)パラドクス・ブルー 1 (BLADE COMICS)
著者:中西 達郎、nini 他
出版:マッグガーデン
発行日:2009/04/10

評価〔B+〕 天使と人の知恵比べ。
キーワード:謎解き、現代、推理、クイズ・パズル

「見ているだけでは退屈というのなら、君らも我らの試練に挑んでよいのだぞ?」(本文より抜粋)


天使と呼ばれる正体不明の存在がどこからともなく現れ、人間たちに試練(パラドクス)と呼ばれる問いかけをする世界。天使たちは謎が解ければ人間に恩恵を与え、解けなければ制裁を科します。自分たちの街に現れた天使から学校を救うため、A校生徒会の面々が知恵を絞って試練に挑みます。

まずは出題編があり、その後解答編へと続く2話1セットの方式になっています。推理というよりはクイズやパズル、謎解きと表現したほうが合いそうです。1巻では3つ出題されていますが、難度はバラバラ、易しいものから難しいものまであります。結構テンポ良く進みます。自力で解きたい方は、ヒントを示す羽を見落とさないようにしましょう。1問目は半分、2問目は解けたけれど、3問目は難しい……一部しか分かりません。僕の推理は続きの「ネタばれ」にて。

こうした手法の漫画は大好きです。謎を解くのは面白いですし、難し過ぎないところも良いです。高校の生徒会が活躍するのはよくある展開だとは思いますが、登場人物たちの話、謎解き以外の部分も今後もっと面白くなると良いなあ。それと、蒼十郎はどうして“魔法使い”なんだろう。このあたりも明かされるのでしょうか。それともただのあだ名?

解答編に入る前のゲームブック的表現も結構気に入っています。次の巻が楽しみです。




ネタばれは続きにて↓
[ 2013/09/19 20:53 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2013年09月14日(土)

イラン人は面白すぎる! 

イラン人は面白すぎる! (光文社新書)イラン人は面白すぎる! (光文社新書)
著者:エマミ・シュン・サラミ
出版:光文社
発行:2012/04/17

評価〔A〕 これぞ生のイラン。
キーワード:イラン、イスラム教、アラブ、ペルシャ

バスや電車などの交通機関が時間通りに到着することはあまりない。平気で一時間以上遅れるのだが、そんなとき運転手はそろって「アラーの導きによって遅れてしまったのだ」と、遅刻の言い訳にしてしまう。(本文より抜粋)


中東やイスラム教に関する報道は、戦争や内戦など良くないイメージのものが多いです。本書の題材であるイランも核兵器問題で取り上げられますが、そこに住む人々がどのような生活をしているのかはほとんど伝わってきません。イラン生まれ日本在住のお笑い芸人である著者が、日本人に定着してしまった誤解や偏見を少しでもなくしたいと思い書いたイラン及びイスラム文化の紹介本です。

文化や宗教の紹介と書くとお堅い文章を想像してしまいますが、本書はユーモアと笑いがあります。イスラム教徒は教義に厳格そうですがさぼってお祈りしない人がいたり、遅刻をアラーのせいにする人などがいて面白いです。また、身なりに気をつかう乞食たちや、外では顔をチャドルで隠すにも関わらずオシャレする女性たちも興味深いです。

かたい肩書の人では書くのを躊躇ってしまうことも平気で書いてあるのが、面白いし強みでもあると思います。数字や理念でなく、口語で体験談を交えている点が良いです。現実味があります。

もちろん近所のおじさんが、みたいな軽い話ばかりではなく、貧富の差、男尊女卑の文化、恋愛、そしてアラブ諸国との関係と、真面目で避けることのできない話題もきちんと語られています。恋愛や刑罰の違いは日本とだいぶ異なり、そこは大きな隔たりを感じました。しかし、こうして分かりやすく難しくせず、読者の興味をひきつつ異文化を紹介できるのは素晴らしいと思います。イランやイスラム文化に怖いイメージしかない人ほど読んでほしい本です。




[ 2013/09/14 22:28 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2013年09月14日(土)

万能鑑定士Qの事件簿 IX 

万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)
著者:松岡 圭祐
出版:角川書店(角川グループパブリッシング)
発行:2011/04/23

評価〔A-〕 珍しく美術品鑑定士らしい事件です。
キーワード:鑑定士、知識、雑学、

「手には触れなくとも、目では触れていただきます。すなわち展示中、われわれとともに働いていただける日本人スタッフを若干名、お迎えしたいと考えております」(本文より抜粋)


ルーヴル美術館は、日本で開催がきまったモナ・リザ展の現地スタッフ募集を予定していました。現地スタッフ候補に選ばれた凛田莉子は、鑑定士としての技量を認められるために登用試験を受けることになります。無事合格して彼女の知識は世界に認められるのか。Qシリーズの9冊目です。

1ミリの違いもない偽物を作り出せる最新の技術には驚かされます。専門家は本当に見分けられるのだろうか、本物を見た印象は寸分の違いもない偽物のそれと変わるのだろうか、と真贋鑑定についてあれこれ想像してしまいます。実際ルーヴルが贋作を本物と称して使用しているのかどうかは分かりませんが、可能であることを知ってしまうと疑ってしまいますね。

今までなかった予想外のアクシデントが起きます。後半、あの人の身に起きた異変は本当にありえるのか少々疑問ですが、非常に面白かったです。展開が読めてしまうのがちょっと難点ですが、シリーズを通して広がった世界を存分に使っている感じがしました。それと、伏線も使うのは分かっていたのですが、あのように使うとは。良かったです。

5巻のパリ旅行と繋がりがあるので、できればそちらを先に読むことをおすすめします。まあ、読んでいなくても十分楽しめますが、ことの始まりは知っておいて損はありませんからね。




[ 2013/09/14 21:42 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2013年09月07日(土)

アラクニド 7 

アラクニド(7) (ガンガンコミックスJOKER)アラクニド(7) (ガンガンコミックスJOKER)
著者:村田 真哉、いふじ シンセン 他
出版:スクウェア・エニックス
発行:2012/11/22

評価〔B+〕 まだまだ続く蜘蛛狩り
キーワード:殺し屋、昆虫、現代

「『殺しは最小限の力で』ってのが俺の信条でね」(本文より抜粋)


まだまだ続く「蜘蛛狩り」。6巻巻末での予告どおり、アリス沖めぐみ、そして「兜蟲」の前に新たな敵が現れます。

主人公側はもちろん敵側の蟲の能力を、強引な時もありますがうまく見せてくれるのがこの漫画の良いところです。常人とはかけ離れた力を使っての戦いは盛り上がります。今回も新しい人物が何人か出てきましたが、6巻に引き続き「兜蟲」の言動が目を引きました。さすがあの人の師匠だけあります。それにしても兜鎧には驚きました。あの人のニーソックスと同じくらいに。(笑)

冒頭の戦いがやや物足りないかなーと思ったのですが、どちらも戦闘不能となってしまっては困りそうな2人なので仕方がないのでしょう。もう少し派手にやってくれたほうが盛り上がったけどね。

蟲たちの様子を観察しながらこのゲームを楽しんでいるボスですが、ある人物の登場に焦り狼狽えます。まだ能力を見せてはいないのですが、次の巻であの人相手に派手に戦ってくれそうです。






[ 2013/09/07 21:47 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2013年09月07日(土)

星の舞台からみてる 

星の舞台からみてる (ハヤカワ文庫 JA キ 7-1) (ハヤカワ文庫JA)星の舞台からみてる (ハヤカワ文庫 JA キ 7-1) (ハヤカワ文庫JA)
著者:木本 雅彦
出版:早川書房
発行:2010/05/10

評価〔B+〕 ビジネスがらみのSF。
キーワード:SF、現代

僕は生きているよ。まだまだすることがあるし、贖罪しなければならないこともある。僕を、探してごらん。それが君の仕事だよ。(本文より抜粋)


遺書と書かれたテキストを開くと、バックグラウンドで死後見られなくないデータを消してくれるソフトがあるそうです。パソコンの中はプライベート情報の宝庫で、自分以外の人に見られたくないデータは誰しも大なり小なりあるのではないでしょうか。

本書の主人公・香南は、それに近いことを仕事にしていて、死後のネットワーク上にあるデータ資産の管理・整理をしています。データに関する葬儀屋のような感じでしょうか。彼女は、面識のない会員番号1番・野上の死後処理を担当することなり、そこで思いがけない出来事にあいます。裏表紙にはシステムエンジニアSFとありますが、中盤くらいまでは近未来お仕事小説みたくなっています。表紙はライトノベル風ですが、イメージしていたよりもずっと社会人として働いていました。

エージェントと呼ばれる使用人プログラムのようなものが出てきます。携帯電話の会話で色々教えてくれるプログラムの何段か上位のものだと思いますが、こうした未来で可能になるかもしれない新しいものをみれるのは、SFの面白いところです。実現したら生活が変わるかも。

終盤から一気にSF色が強くなるのですが、著者は博士号(理学)を持ちUNIXを操る専門家なので、コンピュータに関しては相当しっかりした内容です。おそらく。詳しすぎて、僕のようなちょっと知っている程度では現実味があるのかないのか判断つきませんし、分からない箇所も多々ありました。著者は注意していると思うのですが、一般人と知識・技術の差が大きいです。コンピュータやネットが苦手な人には読むのが大変そう。劇中ある人物が行うソーシャルハッキング、ソーシャルエンジニアリングにはなんか感心してしまいました。システムを過信してはいけません。

もうひと押し何かほしい気もしました。終盤の展開が急だったのですが、事件の真相や結末は良かったと思いますし読後感も良かったです。



[ 2013/09/07 21:44 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2013年09月04日(水)

みんなが知りたい地図の疑問50 地図はなぜ北が上なの?なぜコンビニのマークは地図記号にないの? 

みんなが知りたい地図の疑問50 地図はなぜ北が上なの?なぜコンビニのマークは地図記号にないの? (サイエンス・アイ新書)みんなが知りたい地図の疑問50 地図はなぜ北が上なの?なぜコンビニのマークは地図記号にないの? (サイエンス・アイ新書)
著者:真野 栄一、遠藤 宏之 他
出版:ソフトバンククリエイティブ
発行:2010/07/20

評価〔B-〕 地図も進化しています。
キーワード:地図、GPS、インターネット

本来であれば地図掲載基準に満たない、豪邸とはいえない地図製作者の自宅の建物が地図に掲載されていたという例があります。言わなければ誰も気づかない、隠しコマンドみたいなものです。(本文より抜粋)


もう数年前のことになりますが、古い地図をながめていたら隣にいた人が「地図を見ているだけて楽しいって人いるよね。よく分からない。」と言いました。僕はその見ているだけでも楽しめるほうの人だと思います。高速道路で配布しているハイウェイウォーカーの地図を見るのが好きです。色々思い出したり、思いをはせたりするのが面白いんです。

地図を楽しめない人も使ったことのない人はおそらくいないはずです。普段は身近すぎて気に留めない地図のちょっとした疑問を、地図の製作者・専門家たちが丁寧に解説してくれます。

「地図って何?」から始まり、地図の作り方や歴史、最新の地図事情まで網羅しています。「なぜ北が上なのか」「山の高さが変わるのはなぜか」「高さを表現する方法」。「コンビニのマークが地図記号にならないのか」あたりがなかなか面白いです。欲を言えば、クイズで出題されるような疑問をもっと取り上げてほしかったです。地町村の地図で飛び地があるのはなぜか?とかね。また、文章が硬いところがあり、教科書っぽさを感じました。もう少しくだけた文章のほうが良かったのでは。

地図を見るのが好きですが、地図そのものについては知識がなかったので、こうして知ることができてよかったと思います。


[ 2013/09/04 22:05 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2013年09月04日(水)

2013年8月の読書メモ 

放課後プレイ 3〔C〕
古事記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)〔B-〕
黄昏乙女×アムネジア 5〔C+〕
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)〔B+〕
六花の勇者 2〔B+〕

タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由〔A〕
論破できるか!子どもの珍説・奇説〔C〕
こうして彼は屋上を燃やすことにした〔B+〕
非選抜アイドル〔B+〕
羽月莉音の帝国 3〔B+〕


以上、10冊でした。漫画、新書、小説とまあバランス良く読んだと思います。漫画を2冊しか読んでいなかったのか。既読の本を読み直すことが多いので、あまり漫画を読んでないという感じではないです。

こうして見直してみるとCが多めです。Aは「タブーの正体」だけか……もっとAを付けたような気がしたのですが、そうでもなかったようです。

最近また電子書籍を購入することに興味を持ち始めました。端末ではなく本データの話です。配信サイトが多いので、どれがよいのかよく分かりません。サイトが閉鎖した時の権利も気になります。現状では諦めるしかなさそうなのがなあ……。



[ 2013/09/04 21:34 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)