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2013年05月09日(木)

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン 

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)
著者:本田 真美
出版:光文社
発行:2012/06/15

評価〔B〕 それぞれ得意な認識方法があります。
キーワード:SF、現代

人間は情報の八〇%以上を視覚から得るといわれています。しかし、同じものを見ていても、見たものを写真のように認知する人、言語に置き換えて認知する人、がいるのです。(本文より抜粋)


テストするのは頭の出来ではなく、体験をどのような方法で理解・記憶するのが得意なのか、です。同じ体験をしても、景色をよく覚えている人もいれば、言ったまたは言われた言葉をきちんと覚えている人もいます。その違いを知ることができます。最初、性格テストなのかと勘違いしていました。小児科の医師である著者が自らの体験を交えて、認知特性について分かりやすく説明しています。

上記の引用のように、まず視覚・言語・聴覚の3つに大きく分かれ、それから2つずつ合計6つのタイプに分けることができます。序章の後に、認知特性テストがあるので、選択肢をどんどん選んでいき最後に得点を計算すると、自分がどれに属するかが分かります。僕は4番の言語抽象タイプでした。このタイプは、文章を図式化する、書いて覚えるなど。本の特定の文がどこにあるのか読後すぐ分かる、はそうかもね。引用したい場所はだいたい覚えています。視覚優位の人のように人の顔を覚えるのは苦手、聴覚優位の人のように外国語の聞き取りが得意ではないから、言語優位で合っていそうです。

頭の良さは、創造性、推論力、処理能力などたくさんの種類に分けられるのは理解できるのですが、それが認知特性とどう関わってくるのかの説明があまりないように感じられました。全体的に、能力は能力、認知は認知と分かれている印象でした。もっと密接に関係してくるのかと思っていたので、その点はちょっと期待はずれでした。



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[ 2013/05/09 22:09 ] 心理・哲学 | TB(0) | CM(0)

2013年05月09日(木)

お化け屋敷になぜ人は並ぶのか 「恐怖」で集客するビジネスの企画発想 (oneテーマ21) 

お化け屋敷になぜ人は並ぶのか  「恐怖」で集客するビジネスの企画発想 (oneテーマ21)お化け屋敷になぜ人は並ぶのか 「恐怖」で集客するビジネスの企画発想 (oneテーマ21)
著者:五味 弘文
出版:角川書店(角川グループパブリッシング)
発行:2012/06/09

評価〔B〕 お化け屋敷に行きたくなった。
キーワード:お化け屋敷、緊張と緩和、好奇心、

ここで重要なことは、「結果として楽しませる」ということではなく、意識的に「恐怖を使って楽しませる」という点である。(本文より抜粋)


お化け屋敷。大人になってからは聞かなくなりました。もうなくなってしまったのかなーと思っていたのですが、どうやら存続しているようで嬉しくなりました。怖がりなんですが、怖いもの好きなんですよ。著者はお化け屋敷を生業にする『お化け屋敷プロデューサー』です。企画、宣伝から運営まで携わるお化け屋敷のプロが、その魅力の秘密から現状まで詳しく説明しています。

怖いのが良いのではなく、恐怖と安堵の落差を大きくして揺さぶられるのが、面白く楽しいのだと説きます。確かに恐怖ばかりでは、娯楽になりえません。疲れてしまいますしね。また、好奇心や想像力を上手に刺激し、作り物だと分かっていても怖がらせることができるという解説は、分かりやすく納得させられました。

恐怖と快楽の論理が本書の主題なのですが、冒頭と終盤で紹介されてた業界の過去と現状のほうが、正直言って面白かったです。こんにゃくで驚かすなんて手法は現在では使われてなく、ただ見る展示型から体験する劇場型へと進化しているそうです。いくつか紹介してあったのですが、どれも面白そうです。裸足で体験するお化け屋敷なんて、いかにも怖そうで良いなあ。

遊園地はどこも混雑するので行くのは気が進みませんが、こんな面白そうなお化け屋敷があるのならば、今度行ってみようかなという気になりました。



[ 2013/05/09 22:05 ] 心理・哲学 | TB(0) | CM(0)