2008年07月29日(火)

WORKING!!5 

WORKING!! 5 (ヤングガンガンコミックス)WORKING!! 5 (ヤングガンガンコミックス)

著者:高津 カリノ
出版:スクウェア・エニックス
発行:2008/04/25

評価〔B〕 安定した面白さ
キーワード:4コマ、漫画

「ただちょっと良さがわかったなっていうか」(本文より抜粋)


ユニークな人々が働くファミレス4コマ漫画、ついに5巻です。巻を重ねるごとにマンネリしないようにするのが難しい4コマですが、この作品は同じギャグを何度も使っているにも関わらずあまり飽きません。きっと、手を変え品を変え微妙にひねっているからではないでしょうか。最初の路線からはみ出さずにがんばっているところは、『妹は思春期』と同じだと思います。アレも同じようなギャグばかりだけどね。

前回あたりから恋愛ネタが増えていっているような気がします。そのうち全ての登場人物が恋愛事に関わってきそうで恐いですね。そんな中、今回も伊波・佐藤の両名はがんばっております。なかなか成就するのが難しそうですが、そこそこ健闘しているのではないでしょうか。

ここ数巻、出番の多かった小鳥遊姉妹は今回は少なめ。ワグナリアよりだったかな。種島と山田の出番が増えたように感じました。家出少女・山田は結構お気に入りです。なぜか自分でもわかりませんが。携帯配信漫画の山田葵の今日この頃が良い感じです。これもそうなんですが、5巻は結構登場人物たちの私服が見られて新鮮でした。

今後もこのままの雰囲気を維持しつつ、ワグナリアのドタバタを描いていって欲しいです。次巻も期待してます。



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[ 2008/07/29 21:53 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)

2008年07月24日(木)

きみとぼくが壊した世界 

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22) (講談社ノベルス ニJ- 22)きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22) (講談社ノベルス ニJ- 22)

著者:西尾 維新
出版:講談社
発行:2008/07/08

評価〔B-〕 メタ推理小説
キーワード:推理、メタ

「いったいロンドンに何しに行くんだ?」(本文より抜粋)


世界シリーズ第3弾です。このシリーズは西尾維新が放つ本格推理小説のように書かれていますが、難解な専門用語を知らない読者でもすんなり読むことができると思います。逆にミステリーファンの方々にはどう受け止められているのか、ちょっと気になるなあ。

登場人物は帯にもあるように黒猫と様刻、と『囲われた世界』にでてきたあの人。1冊目と2冊目で主人公が違っていたので、3冊目も違うのかなと思っていたら1冊目に戻りました。やはり黒猫を探偵役にしたかったからでしょうか。ひとりでずっと喋ってくれるので、説明する時は違和感なく書くほうも楽だと思います。彼女の長台詞は好きです。見物だ。

遠い親戚・笛吹の依頼でロンドンに行くことになった病院坂黒猫と、卒業旅行がてらに行こうと彼女に誘われた櫃内様刻、といった感じで始まる本作。前2巻と大きく違うのは、メインの事件が1つあるのではなく、ちょっとした謎解きが少しずつでてくる感じで推理短編集のようなつくりになっているところです。もちろん話の筋は途切れてなく繋がっているのですが、この作品にはもう一つ仕掛けがあります。途中で気がついて、これ最後はどうなってしまうんだろうと期待と心配が入り混じった気持ちで読んでました。好き嫌いが分かれるかもしれません。もしかしたら、ミステリーをよく読む人はこういう形式の作品は珍しくないのかな。

【ここからネタばれ】
4章で黒猫が殺されるシーンがあったので、もしかしたらこの章から現実なのか?とドキドキしながら読んでいたら、次の章で「僕が死んだーっ!」とあったので何か笑ってしまった。このシーン好きです。作者も誰かに言われたのだろうかと勘繰ってしまいました。エンディングのあのオチも、あぁなるほどと感心してしまった。うまく創るよね。
【ネタばれここまで】

学園外編としてのロンドン編。どうやらもう少し続くことになったようなので、今度は1巻のように推理小説の色が濃いものを期待したいです。推理小説にしては登場人物が少ないのが、逆にいいです。






[ 2008/07/24 21:23 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

2008年07月15日(火)

疑似科学入門 

疑似科学入門 (岩波新書 新赤版 1131)疑似科学入門 (岩波新書 新赤版 1131)

著者:池内 了
出版:岩波書店
発行:2008/04

評価〔B〕 鵜呑みにせず疑うことの大切さ
キーワード:科学、知識

言葉尻だけ科学的に信用させ、牛乳より高い水が売られているのは本末転倒しているような気がする。疑似科学が商売になる好例だろう。(第2章より抜粋)


よく分からないのに、何かそれらしい説明で信じてしまいそうなものが世の中にはあります。人によって様々だとは思いますが、例えば幸運グッズ。例えばマイナスイオン。例えば血液型性格判断。それらは説得力があるようだけれども実は科学的根拠はない、あるいはまだ解明されていないことばかりです。科学者である著者はそれらを纏めて「疑似科学」と呼び、社会に蔓延する疑似科学に対してどう向き合うか論じた本です。

扱う対象は大きく分けて、精神世界を扱った占いや超能力、科学を悪用した概念や商品、そして現代科学では解明が難しい複雑系の問題の3種類です。

テーマは科学ですが専門知識は必要なく、身近な話題が多いので興味深く読むことができると思います。必要なのはむしろ論理的に考える力と、自分の頭で考える自発性だと感じました。 何でも鵜呑みにして何でも信じてしまうのは良くなく、時には疑うことも大切という意見には賛成です。

話は変わりますが、本屋さんで初めて本書を開いたら、いきなり

クラスター水は何がクラスターしているのか定かではなく、πウォーターは何がπなのかさっぱりわからない。

とあったので、思わず笑ってしまいました。同じような突っ込みをしている人がいる!と嬉しくて。一気に興味がわきました。

確証バイアス・プラシーボ効果など知っていることもあったので、新鮮で目から鱗が落ちるとはいきませんでしたが、ホーソン効果や判断エラーなどの話は、逆に初めて知ってためになりました。疑似科学にあたるものを今まで疑うことなく信じてきた方には、面白くかなり有益な読み物になるのではないでしょうか。




[ 2008/07/15 21:59 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)

2008年07月05日(土)

2008年6月の読書メモ 

夕日ロマンス〔B-〕
なぜ自信が持てないのか〔C+〕
今日の早川さん2〔B〕

以上の3冊でした。漫画少ないなと思っていたのですが、3冊中2冊漫画ですね。6月は新書を再読していることが多かったからそう感じたのだと思います。

パソコン関連の本「PC自作の基礎知識2008」もこの月に手に入れました。雑誌に近いものだったので、ここには感想を書きませんでした。雑誌については、今後も感想は書くつもりはありません。

小説をあまり読んでいないので、なにか面白そうなものはないかと発掘中です。



[ 2008/07/05 17:39 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)