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2008年04月25日(金)

羊のうた5 

羊のうた (第5巻) (バーズコミックス)羊のうた (第5巻) (バーズコミックス)
著者:冬目 景
出版:幻冬舎コミックス
発行:2002/01

評価〔B〕 千砂の着物姿がなまめかしい
キーワード:吸血鬼、シリアス、青春、恋愛

発作が起きたらわたしはどうするだろう(本文より抜粋)


4巻に続いて和風の吸血鬼漫画、第5巻です。間を空けずに続けて読んだためか、かなり物語に没頭しました。暗く重い話でしたが、4巻よりも山場となるシーンが多かったと思います。

山場の1つである発作による吸血(衝動)ですが、『冒頭のそれは吸血の禁忌だけでなく、近親相姦のような感じもしていて』、作品を象徴しているようでした。4巻でもにおわせるところがあったしね。

八重樫をはじめとする周囲の人間は千砂と一砂の力になろうとしますが、2人は世間で普通に暮らすのを諦めたかのような態度で、うまくいきません。このもどかしさが作品を良くしていると思います。

後半は主な舞台が主人公たちの父親が開業していた高城医院に移ります。そこで回想シーンが入り、10年ほど前に千砂と水無瀬の間で何があったのか明かされます。そして新たな登場人物が……。

すでに6・7巻を読んでいるので、ああなるほどこう繋がるのかとすっきりしました。これで残すところは3巻のみとなりました。さすがに最終巻を最後に読む期待感には及びませんが、それでももう少しこの物語を読めるのは嬉しいです。



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[ 2008/04/25 19:08 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)