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2019年05月22日(水)

ナナマルサンバツ 15 



著者:杉基 イクラ
発売日: 2018/3/2

評価〔B+〕 ようやく役者が揃いました。
キーワード:クイズ研究会、学園、部活、早押し

「ああ・・・まさかここでこんな煽られ方をするとは思わなかった。」(本文より抜粋)


予選の敗者復活戦と全国大会招集とSQはどんどん進みます。今まで盛り上がり続けていたためかどうかは分かりませんが、この巻では一時休憩のような展開です。

予選を勝ち抜いたチームは招集直後からクイズを警戒しているのが面白いです。現実の高校生クイズでも、いつどのような形でクイズが行われるのか分からないので当然と言えば当然なのですが、あの立場になったら凄く気疲れしそうです。全国大会の本選は次の巻になりますが、また熱い戦いが見られそうです。

また、本書ではこの漫画の題名に関するエピソードが出てきます。あのシーンが一番の見どころかもしれません。クイズに関しては本当に笹島は格好良いなあ。

恒例の巻末クイズは50問。私の苦手な分野でした。正解は11問、意外にも14巻の時よりは当たってました。




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[ 2019/05/22 20:43 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年05月22日(水)

アスペル・カノジョ 1 



著者:萩本創八、 森田蓮次
発売日: 2018/7/11

評価〔A〕 なんか圧倒的でした。
キーワード:アスペルガー、人間関係、

彼女の眼球に捕まると意識がフワッとする。(本文より抜粋)


表紙を見た感じでは少し変わった形の恋愛ものと言う印象でしたけれど、読んでみたら軽いラブコメなんかではなく何か凄いものを読んでしまったという気持ちになりました。

題名から分かるようにアスペルガー症候群の人を描いた物語です。世界を揺るがすような大事件もなければ超能力もありません。現代の若者たちの日常を描写しているだけなので、見た目に派手な場面もありません。しかし、アスペルガー症候群の少女・斉藤の言動が、ただただ突出しています。彼女が魅力的とか面白いとかではなく、その存在感に引き寄せられてしまうのです。こんなに極端な行動をとる人がいるのかなと戸惑っていたのですが、どこか整合性が取れていていかにも実在しそうな様子に惹きつけられました。他の書評の言葉を借りると『あまりにも生々しい』のです。

アスペルガー症候群は知識としてはある程度は知っていました。相手の言葉を鵜呑みにしてしまい、人間関係が苦手な人々。本書はそんな半端な理解とぼんやりした印象を吹き飛ばしてくれます。私はアスペルガーの人に会ったことがないのですが、実際に会ったらどのような心情になるのか分かるような気がするくらい彼らを的確に表現していると思います。彼ら彼女らがこの本を読んだらどのような感想を持つのでしょうか。興味があります。

斉藤と正しく理解し意思疎通できているもう一人の主役・横井は凄いです。彼のような良き理解者がいれば、彼女のような人たちも生きやすくなるのにね。アスペルガーの描写が圧倒的でしたので、読み終わってから恋愛ものでもあることを思い出しました。次の巻からは恋愛らしくなるのかな。



[ 2019/05/22 20:40 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年04月27日(土)

おとの教室 



著者:やまむらはじめ
発売日: 2016/4/7

評価〔B-〕 芸大卒とそうでない人は結構違うの?
キーワード:音楽教室、楽器、音大、連作短編集

「先生は・・・なんでチェロ始めたんですか?」(本文より抜粋)


音楽が主題の物語ですが、音楽教室の若い先生が主役という一風変わった連作短編集です。全10編。

一編一編が軽快に進むので読みやすいし、音楽教室の雰囲気がよく伝わってきます。主人公である武部都の目を通して描かれ、各話で詳しく紹介される職場の同僚や家族たちが個性的で面白いです。また、著者の他の作品で度々見かける大きな問題を抱え苦悩する人物はいないので、明るく軽やかな印象が残りました。

どの話も味があって良いし全体としてまとまっていますが、さらっと終わって少し物足りない感じがしました。もう少し生徒との関係や音楽家としての彼女を掘り下げて・・・・・・でもそうすると1冊では終わらなさそうなので難しいですね。

この手の専門的な分野の創作物は、実際その世界にいる人たちの感想が聞きたくなります。


[ 2019/04/27 17:13 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年04月23日(火)

最後のレストラン 10 



著者:藤栄道彦
発売日: 2017/11/9

評価〔B+〕 同じパターンですが面白いです。
キーワード:料理、偉人、歴史、グルメ、

「多分、ひと口で勝負つくわ」(本文より抜粋)


店の状況が変化し登場人物も増えて、少しずつではありますが変化が見られます。しかし、劇中で某が言っているように、園場はあまり変わっていないように見えます。彼は変わらないけれど、周囲の人々が彼によって変わったのでしょう。

難しい注文をうまくこなす姿は相変わらず格好良いです。漫画としては教訓はほどほどで説教くさくないのが丁度いいと思います。著者の主張が強過ぎると娯楽としては面白くなくなってしまいますので。

残念ながらお見合い相手の好美の出番は少なく、恋愛事情の変化はありません。10巻を超えたので次はそろそろ大きく動くのかな。


[ 2019/04/23 22:39 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年04月17日(水)

さぐりちゃん探検隊 4 〔完〕 



著者:あきやま 陽光
発売日: 2019/4/4

評価〔B+〕 また探検がみたいものです。
キーワード:探検、写真、

「私だって今までに探検の中でちゃんと成長してるんだから!」(本文より抜粋)


唐突ですが最終巻です。今回も遠出をしてあちこちで色々と体験します。

どの場所も日常とはかけ離れていて魅力的です。前の巻でも書きましたが、国内でも有名でないだけで面白そうなところがたくさんあるのだと思います。行ってみたくなります。しかし、遠出ばかりですと旅行漫画のようで、探検とは少し違うような印象も受けます。昆虫採集のような近場でもできる探検ももっと見てみたかったです。

探検や名所の良さに力を入れたため、それぞれの生徒たちを深く掘り下げることなく終了してしまったのが残念です。特にこの巻では主役の二人以外は目立っていないのが惜しいです。

次の作品は長編が読んでみたいです。


[ 2019/04/17 21:21 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)