2017年11月16日(木)

白熱洋酒教室 



著者:杉村 啓、 アザミ ユウコ
発売日: 2015/10/23

評価〔A-〕 飲んでみようかなという気分になりました。
評価〔B+〕 飲んでみようかなという気分になりました。
キーワード:アルコール、洋酒、ウイスキー、ラム、ブランデー、BAR、

ただここでちょっと気づいて欲しいのは、洋酒の蒸留酒は世界中で飲まれている、愛好家の多いお酒だということです。苦手意識をなくし、どんな飲み方でも飲めるようになれば、これほどおいしいものはなかなかありません。(本文より抜粋)


著者の日本酒の本を読んだので、今度は洋酒の入門書を読んでみました。

洋酒にどのような種類があるか分からない人のために、人気のある3つの蒸留酒――ウイスキー、ラム、ブランデーを紹介しています。残念ながらワインやビールなどの醸造酒は登場しません。でも、確か著者はビール教室も出していたはず。興味のある方はそちらを読んでみてはいかがでしょうか。

それぞれの原料や飲み方はもちろん、等級や産地、どのような歴史を歩んできたかも少しずつ書かれていてなかなか興味深いです。他には選び方や買い方、さらに楽しむためにBARや工場見学も勧めています。読むだけでも結構楽しいです。日本酒教室同様一つの章も短めで、章末にまとめもありますので、後で読み返す時も便利です。興味をもったのは甘めのウイスキーであるバーボンと、癖が少ないホライトラムかな。

蒸留酒は経験によって美味しさが分かるようになる、という記述に目から鱗が落ちました。後天的味覚か。確かに最初はまずいと思っても、回数を重ねるうちに徐々に美味しく感じるようになるものはあります。緑茶はそうでした。かなり昔にウイスキーもブランデーも味見をしてダメだと諦めたことがあったのですが、またちょっと飲んでみようかなという気分になりました。



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[ 2017/11/16 21:43 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年11月05日(日)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 



著者:堀江 貴文
発売日: 2015/12/5

評価〔B+〕 率直で分かりやすい言葉でした。
キーワード:人生観、本音、言い訳、プライド、ネット、

本音で生きるために、まずやるべきは、「言い訳をしない」ということである。(1章より抜粋)


かつてライブドア社長として時代の寵児と持てはやされ、現在も精力的に様々な活動をしている著者が、後悔しない人生を送る方法を簡潔に伝えています。

要点は、本音は言ってやりたいことは今すぐやる。分かりやすいです。そのためには、お金や時間がないと言い訳しないとあり、具体的な解決策も提示している点が良いです。本文で、自分は拝金主義の権化のように扱われるが、世間のほうがお金にとらわれている、という一文が目につきました。彼を見た視聴者や読者が、自分の嫌なところを著者に投影しているみたいで興味深いです。

考えてしまう人間はチャンスを逃すのは、耳が痛い言葉でした。ゴルフのパターを例に、リスクをとることの意義を説いていて説得力があります。興味が出てきたら挑戦してみることが大切です。

意外なのは、睡眠時間は大切と書いてあった点です。睡眠時間なんて削っても平気、時間の無駄と主張するのだとばかり思っていました。また、物事の上手なやり方なんてなく、全てはトライ&エラーだと主張しているのも、ちょっと意外かな。覚えておこう。

すべて最適化せよ、では常に時間の使い方のよりよい方法を探っています。確かに効率はよくなりますが、なんだか疲れそうです。何もしない時間も欲しい私は、そこまで効率の良さは求めないけれど、こうした姿勢が現在の著者を作っているのは間違いないです。

他の人と大きく異なるのは、能力の高さではなくその行動力です。本人は当たり前のことだと思っていそうですが、これほど徹底して行動に移すのは難しそう。でも、少しでも見習って行動します。



[ 2017/11/05 21:30 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年10月04日(水)

個人情報ダダ漏れです! 



著者:岡嶋 裕史
発売日: 2013/9/18

評価〔B〕 自分の情報は自分で守ろう。
キーワード:個人情報、ネット、スマホ、セキュリティ、

ビッグデータなどというものは大量の資金と人手を投入して分析する価値のあるものしか適用されず、したがって自分がその分析対象になることはないと油断していると、いつしかネット世界の有名人になっているかもしれません。(本文より抜粋)


企業の個人情報流出のニュースを時々目にします。忘れた頃に起きるものです。他の組織に渡した情報はしっかり守ってもらうとして、自分が保持している情報は大丈夫でしょうか? 知らないうちに誰かに見られているかもしれません。ネットが発達した現代だからこそ知っておきたい、セキュリティ基礎知識の入門書です。

分かりやすくQ&A形式で書かれています。質問も難しいものではなく、「会社でアニメサイト見たら怒られた。なんでバレたの?」などいかにもありそうな出来事ばかりです。単に結論だけでなく、ネットやコンピュータの仕組みから説明してくれるので、より深く理解できます。

難解な法律の記述はなく、個人情報という硬い言葉から想像していたよりも堅苦しくありません。著者の趣味がちょくちょく語られ、ざっくばらんな感じです。

ネットはそれなりに知っているつもりでしたが、知らないこともいくつかあり、特に野良アクセスポイントの罠(ハニーポット)は勉強になりました。セキュリティが甘い初心者ではなく、情報を読み取る上級者の可能性があるんですね。知りませんでした。

入門書ではありますが、ネットの専門家でなければ、知識を確認するために読んで損になることはないでしょう。



[ 2017/10/04 21:50 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年08月29日(火)

ヘンな論文 【電子特別版】 



著者:サンキュータツオ
発売日: 2015/3/25

評価〔B+〕 世の中ひろい。
キーワード:論文、研究、

だって湯たんぽの研究をして、湯たんぽの全貌がつかめたとして、だから何だというのだろう。(十三本目より抜粋)


お笑い芸人兼研究者という珍しい人生を歩む著者の趣味は、変な論文の収集です。変な研究と聞くと真っ先に思い出すのがイグノーベル賞ですが、それに勝るとも劣らぬ独創的な論文が紹介されています。

世間話やあくびの研究あたりは、何に役に立ちそうか分かりそうですが、中には一見真意が読めない論文があって興味深いです。一見謎な論文も、著者がその本質を分かりやすく説明してくれるので心配ありません。学者ですが一般人の目線で説明するのが上手いです。論文説明の合間にあるコラムは分かりやすくてためになりました。4つの分類は理解の助けになります。また、どの論文も著者の情熱が伝わってきます。好きなことを好きなだけ取り組めるのは幸せだなと改めて思いました。

数多く紹介するためか、1本に割ける分量が少なくなってしまったのが残念です。要点は知ることができますが、もっと無駄な、いや研究の細かいところも読みたかったです。あっさり説明されている研究も、あの意気込みならば、元の論文ではもっと情報がつまっているはずですから。

終盤の論文の無断引用、無断転載の問題も、もっと知られて欲しいですね。まだそういうことをする人がいるとは、なんとも悲しい限りです。

電子特別版には、巻末に紹介した論文の著者たちに会いに行った記録「先生訪問記」が収録されています。電子版のほうがお得です。



[ 2017/08/29 22:45 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年07月16日(日)

白熱日本酒教室 



著者:杉村 啓、 アザミ ユウコ
発売日: 2014/11/26

評価〔A-〕 美味しく健康的に飲みましょう。
キーワード:アルコール、日本酒、特定名称酒、居酒屋、

ここで断言してしまいますと、世の中にあなたがおいしいと思う日本酒は必ずある。それぐらい、日本酒は味の幅が広く、懐が深いお酒に進化しました。(P13より抜粋)


今年になって日本酒に興味を持ち始めました。蔵元や銘柄によって味に差があるみたいなのですが、知識がないので少しずつ調べながら味見しています。人気があるかどうかはネットを見ればだいたい分かりますが、知識がほとんどないので分からないことばかり。興味を持った今が良い機会だと思い、本で学ぶことにしました。という訳で本書です。

題名は呑兵衛のための本っぽいですが、初心者向けです。新書にも関わらず、いきなり数ページの漫画から始まるので読みやすいです。説明も堅苦しくなく、一つの項目も長くないので気軽に読めます。ラベルの読み方からお酒の選び方はもちろん、悪酔い防止法や保存法、温度と味の関係と、毎日呑んでいるいる人でも知らないかもしれないことにも触れています。

勉強になったのは、製法による名称の違いの説明です。山廃や生酒、無濾過の違いが分かって良かったです。でも、それらの味の違いももう少し説明して欲しかったかな。また、器で味わいが変わるのは初めて知りました。どうりで「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」なんてものがあるわけだ。

これらの知識を参考にして、まだ飲んだことのない自分の舌に合う酒を見つけ、二日酔いしない程度に楽しむつもりです。



[ 2017/07/16 23:09 ] 実用 | TB(0) | CM(0)