2018年06月17日(日)

3日もあれば海外旅行 



著者:吉田 友和
発売日: 2012/11/16

評価〔B+〕 LCCの存在が大きいです。
キーワード:海外旅行、週末、LCC、羽田空港、

時間がなくても海外旅行は可能だと僕自身は思っている。かれこれ何年も前からずっとそう声高に叫び続けてきたのだが、ここ最近になって急速に追い風が吹き始めた。(序章より抜粋)


週末海外旅行という言葉を初めて見たのは結構前のことでした。本書が出版されたのは2012年なので、おそらくその頃でしょう。格安航空会社(LCC)の登場と国際線が就航する空港の増加によって、海外へ行きやすくなったと聞きますが、実際はどうなのでしょうか。また、今どきの海外個人旅行はどうなっているのかを著者が経験を踏まえて、全般的に紹介しています。

旅の計画の立て方から始まり、航空券の探し方や取り方、マイレージ、宿泊先、電子機器まで読めばひととおりの知識を得られるようになっています。海外に行ったことのない方や個人旅行は初めての人には、かなり役に立ちます。初心者でなくても海外発券や賢いマイルの使い方など知っておいたほうが得な情報も書かれています。

世界一周航空券はどこかでちらっと見た記憶があるのですが、本書で詳しく説明してあって興味深かったです。思っていたよりも制約が多いですが、それでも安いのは魅力的です。いつか利用してみたい。

今年は2018年なので少々情報が古いですが、基本的には有益です。でも、そろそろ情報を更新した新しい本が必要かもしれませんね。世界の動きははやいので。



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[ 2018/06/17 10:44 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2018年06月02日(土)

性格スキル 人生を決める5つの能力 



著者:鶴 光太郎
発売日: 2018/2/2

評価〔B-〕 大人になってもまだ成長できます。
キーワード:性格スキル、仕事、学業成績、自己啓発、ビッグ・ファイブ、

この研究は、「真面目さ」の重要性は仕事の種類や特徴にはあまり依存せず、広範な職業に影響を与えることも明らかにしている。(第2章より抜粋)


性格スキルとは心理学の非認知能力のことで、平たく言えば性格の個性やある要素のことだそうです。なぜスキルと呼ぶのかというと、固定的なものでなく学んで成長させることが可能だからと続きます。中でも重要な5つの因子「開放性」「真面目さ」「外向性」「協調性」「精神の安定性」、これらビッグ・ファイブが人生においてどのように影響するのかを事例を交えて解説しています。

性格スキルは性格のように各々が違うものを持っているのではなく、それぞれ程度の差こそあれ持っている、まさに技術(スキル)のようなもののようです。本書では性格スキルそれ自体の説明はほとんどせず、学歴や収入、犯罪との相関関係について深く掘り下げています。学校の成績や職業、人生で成功するためには何が必要かが多く語られていて、心理学の本というよりはビジネス書と呼んだほうがしっくりきます。

性格分類や身近な私生活での活用法を期待していたので、本書の内容とは少々ずれていたので残念でした。説明がいくつかの因子に偏っているのも不満です。しかし、思いがけず知った有益な知識もいくつかあります。大人になってからでも伸ばせる性格スキルがあることです。「協調性」が伸び続けるのは信じがたいですが、経験を積むと慣れてくるのでしょうか。

最後の章は著者が教育の場で、学生の性格スキルを伸ばす実践法と結果が書かれていて興味深かったです。このような例をもう少し読みたかったです。



[ 2018/06/02 18:42 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年11月16日(木)

白熱洋酒教室 



著者:杉村 啓、 アザミ ユウコ
発売日: 2015/10/23

評価〔A-〕 飲んでみようかなという気分になりました。
キーワード:アルコール、洋酒、ウイスキー、ラム、ブランデー、BAR、

ただここでちょっと気づいて欲しいのは、洋酒の蒸留酒は世界中で飲まれている、愛好家の多いお酒だということです。苦手意識をなくし、どんな飲み方でも飲めるようになれば、これほどおいしいものはなかなかありません。(本文より抜粋)


著者の日本酒の本を読んだので、今度は洋酒の入門書を読んでみました。

洋酒にどのような種類があるか分からない人のために、人気のある3つの蒸留酒――ウイスキー、ラム、ブランデーを紹介しています。残念ながらワインやビールなどの醸造酒は登場しません。でも、確か著者はビール教室も出していたはず。興味のある方はそちらを読んでみてはいかがでしょうか。

それぞれの原料や飲み方はもちろん、等級や産地、どのような歴史を歩んできたかも少しずつ書かれていてなかなか興味深いです。他には選び方や買い方、さらに楽しむためにBARや工場見学も勧めています。読むだけでも結構楽しいです。日本酒教室同様一つの章も短めで、章末にまとめもありますので、後で読み返す時も便利です。興味をもったのは甘めのウイスキーであるバーボンと、癖が少ないホライトラムかな。

蒸留酒は経験によって美味しさが分かるようになる、という記述に目から鱗が落ちました。後天的味覚か。確かに最初はまずいと思っても、回数を重ねるうちに徐々に美味しく感じるようになるものはあります。緑茶はそうでした。かなり昔にウイスキーもブランデーも味見をしてダメだと諦めたことがあったのですが、またちょっと飲んでみようかなという気分になりました。



[ 2017/11/16 21:43 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年11月05日(日)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 



著者:堀江 貴文
発売日: 2015/12/5

評価〔B+〕 率直で分かりやすい言葉でした。
キーワード:人生観、本音、言い訳、プライド、ネット、

本音で生きるために、まずやるべきは、「言い訳をしない」ということである。(1章より抜粋)


かつてライブドア社長として時代の寵児と持てはやされ、現在も精力的に様々な活動をしている著者が、後悔しない人生を送る方法を簡潔に伝えています。

要点は、本音は言ってやりたいことは今すぐやる。分かりやすいです。そのためには、お金や時間がないと言い訳しないとあり、具体的な解決策も提示している点が良いです。本文で、自分は拝金主義の権化のように扱われるが、世間のほうがお金にとらわれている、という一文が目につきました。彼を見た視聴者や読者が、自分の嫌なところを著者に投影しているみたいで興味深いです。

考えてしまう人間はチャンスを逃すのは、耳が痛い言葉でした。ゴルフのパターを例に、リスクをとることの意義を説いていて説得力があります。興味が出てきたら挑戦してみることが大切です。

意外なのは、睡眠時間は大切と書いてあった点です。睡眠時間なんて削っても平気、時間の無駄と主張するのだとばかり思っていました。また、物事の上手なやり方なんてなく、全てはトライ&エラーだと主張しているのも、ちょっと意外かな。覚えておこう。

すべて最適化せよ、では常に時間の使い方のよりよい方法を探っています。確かに効率はよくなりますが、なんだか疲れそうです。何もしない時間も欲しい私は、そこまで効率の良さは求めないけれど、こうした姿勢が現在の著者を作っているのは間違いないです。

他の人と大きく異なるのは、能力の高さではなくその行動力です。本人は当たり前のことだと思っていそうですが、これほど徹底して行動に移すのは難しそう。でも、少しでも見習って行動します。



[ 2017/11/05 21:30 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年10月04日(水)

個人情報ダダ漏れです! 



著者:岡嶋 裕史
発売日: 2013/9/18

評価〔B〕 自分の情報は自分で守ろう。
キーワード:個人情報、ネット、スマホ、セキュリティ、

ビッグデータなどというものは大量の資金と人手を投入して分析する価値のあるものしか適用されず、したがって自分がその分析対象になることはないと油断していると、いつしかネット世界の有名人になっているかもしれません。(本文より抜粋)


企業の個人情報流出のニュースを時々目にします。忘れた頃に起きるものです。他の組織に渡した情報はしっかり守ってもらうとして、自分が保持している情報は大丈夫でしょうか? 知らないうちに誰かに見られているかもしれません。ネットが発達した現代だからこそ知っておきたい、セキュリティ基礎知識の入門書です。

分かりやすくQ&A形式で書かれています。質問も難しいものではなく、「会社でアニメサイト見たら怒られた。なんでバレたの?」などいかにもありそうな出来事ばかりです。単に結論だけでなく、ネットやコンピュータの仕組みから説明してくれるので、より深く理解できます。

難解な法律の記述はなく、個人情報という硬い言葉から想像していたよりも堅苦しくありません。著者の趣味がちょくちょく語られ、ざっくばらんな感じです。

ネットはそれなりに知っているつもりでしたが、知らないこともいくつかあり、特に野良アクセスポイントの罠(ハニーポット)は勉強になりました。セキュリティが甘い初心者ではなく、情報を読み取る上級者の可能性があるんですね。知りませんでした。

入門書ではありますが、ネットの専門家でなければ、知識を確認するために読んで損になることはないでしょう。



[ 2017/10/04 21:50 ] 実用 | TB(0) | CM(0)