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2019年03月16日(土)

はっぴぃヱンド。 3 



著者:有田イマリ
発売日: 2018/4/21

評価〔B+〕 一歩進んだけど。
キーワード:田舎、日常系、ホラー、サスペンス、

あぁそうか―――やっと繋がった(本文より抜粋)


いくつかのヒントを見つけ、真相解明に全力を尽くす茜。仮説を立ててついにある真実にたどり着きますが、これは予想していませんでした。驚きです。いやー、まあしかしこれならば納得できる、かな。

真実を知り大きく前進しましたが、新たなる謎も出現しました。明確な目標ができ、なんだかホラーからミステリーっぽくなってきた気がします。やはり訳が分からない状況のほうがずっと怖いということですね。

最後のページで早くも・・・・・・となっていますけど、うーん、まだ何か謎が残されていそう。


[ 2019/03/16 18:40 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年02月11日(月)

はっぴぃヱンド。 2 



著者:有田イマリ
発売日: 2018/1/22

評価〔B+〕 物理的ではなく精神的な恐怖。
キーワード:田舎、日常系、ホラー、サスペンス、

「それは私達の知っている・・・誰か・・・?」(本文より抜粋)


状況は解決へと少しずつ進んでいるかに見えましたが、思わぬ事件が発生し謎は深まるばかり。彼女にしてみればまさに絶望とも思える事態なのですが、諦めずにもがき続ける姿が印象に残ります。

1巻同様テンポは良いし、怖いところはきちんと怖いので面白いです。平常時の絵柄や雰囲気と非常時のそれの落差があるので、分かっていても少し驚いてしまいます。

黒幕の存在を臭わせてきたので、単なる自然現象ではないことは確かなのですが・・・・・・これって真相を推理できるたぐいのものなのでしょうか。最後の茜の台詞をヒントにちょっと考えてみようかな。



[ 2019/02/11 17:10 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年02月05日(火)

はっぴぃヱンド。 1 



著者:有田イマリ
発売日: 2017/8/22

評価〔A-〕 1話だけは読んだことありました。
キーワード:田舎、日常系、SF、サスペンス、ホラー、

「・・・何コレ?」「日誌だ」(本文より抜粋)


絵柄も冒頭も田舎の少女たちの日常系なのですが、主人公のある行動をきっかけに世界が一変する物語です。いや驚きました。なかなかのものです。人には進めづらい。裏表紙に書いてあるので書きますが、タイムリープが重要なキーワードとなります。しかし、今のところSFと評するよりはサスペンス、またはホラーと評したほうが良いような気がします。

ある人物が豹変する場面では怖さよりも驚きが勝ったのですが、1話の最後の見開きは臨場感がありかなり怖くて良かったです。怖くて良かったというのも変ですが、雰囲気が出ていて引き込まれました。

Amazonの書評に「Re:ゼロから始めるのんのんびよりの鳴く頃に」と書いた方がいますが、すごい要約力だと感心しました。

この手の話は話の進みが遅くなりがちですがそのようなこともなく、新たな展開をむかえて2巻へとなります。分かりやすい引き。読者の読みをどんどん外して突き進んでほしいです。



[ 2019/02/05 21:21 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年01月20日(日)

θ 11番ホームの妖精 アクアリウムの人魚たち 



著者:籘真 千歳
発売日: 2016/1/23

評価〔B+〕 意外と客が来てるんだな・・・・・・。
キーワード:SF、未来、駅、

貨物車輌の上には見慣れたコンテナではなく、直方体の棺のようなものが立てて並べられています。(本文より抜粋)


「θ 11番ホームの妖精」シリーズの2作目です。駅を担うコンピュータ・アリスが中心となる短編と、特殊な輸送物をめぐる様々な計略に巻き込まれる中編の2編からなる連作集です。

このシリーズはT・Bのいる場所と彼女自身が特殊なため、大きな出来事になることが多いです。短編のほうは軽めに書かれていますけど、結構大事だと思うんだけどな。

中編で登場する多々良美波が印象深いです。彼女とT・Bのやり取りは二人の事情を目に見える形で表現しているようで、分かりやすくて良かったです。彼女の本気には驚かされました。凄い。また、中編の冒頭で話題となった四種類の人間の話は興味深いです。こういうちょっとした雑談はお気に入りなので、もっと劇中に散りばめてほしいなあ。

著者のスワロウテイルシリーズと世界が繋がっているのが分かる台詞が多いです。そちらを読んでいれば分かることもありますが、未読でも影響なく十分楽しめますのでご安心ください。



[ 2019/01/20 11:58 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2019年01月20日(日)

θ 11番ホームの妖精 鏡仕掛けの乙女たち 



著者:籘真 千歳
発売日: 2014/7/10

評価〔B+〕 やはりオペレーター台詞が格好良いです。
キーワード:SF、未来、駅、

「ええ、θのおまじないです」(本文より抜粋)


鏡状門で短時間で長距離移動が可能となった世界で、地図には存在しない幻の駅で働く女性、T・Bの物語です。電撃文庫から出ている同名小説を未収録作品を加えた増補改訂版です。

地の文章はT・Bの一人称なので、読みやすく分かりやすいです。のんびりした雰囲気はライトノベルのそれですが、未来技術の説明が丁寧でしっかりしていて陳腐さは感じません。良く言えばライトノベルとSFのいいとこどりです。どれも物語の核となる部分は深刻で重いですが、読後感は良いです。また、T・Bのいる場所は限定されているので、登場人物も少なく覚えやすいのも個人的には良いです。ただでさえSFは設定が多いので。

電撃文庫版は既読でしたので新鮮さはないものの、細かい内容は忘れていたので十分楽しめました。改めて読んだらアニメで見たい気分になりました。映えそう。著者の他作品・スワロウテイルシリーズとの繋がりもありますので、そちらを読んだ方にもおすすめです。



[ 2019/01/20 11:56 ] 小説 | TB(0) | CM(0)