2016年12月29日(木)

恋愛しませんか? 3 (完) 



著者:タチバナ ロク
発売日: 2013/10/3

評価〔B〕 このタイトルだからこその結末です。
キーワード:恋愛、オタク、現代、

「私と手を組まない?」(本文より抜粋)


ほぼ決着がついたような感じの三角関係でしたが、新しい登場人物が加わり問題が発生します。すんなり進展するか思いきや、簡単にいかないのが面白いです。

印象に残ったのが選ばれなかった者のその後です。大抵語られないかあっさり描かれますが、本書では納得のいく結末が示されていて好感が持てます。恋愛に敗れた人は軽んじられることが多い印象があるので、しっかりその心境の変化を見せてくれるのは好ましいですね。

終盤はもう少し進展するところが見たかったのですが、本シリーズのタイトルを考慮すると、この終わり方で良かったんじゃないのかなと思います。全3巻と短いですが、恋愛もののダラダラした感じはなく潔かったです。次の作品も期待できそう。



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[ 2016/12/29 21:33 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月10日(土)

恋愛しませんか? 2 



著者:タチバナ ロク
発売日: 2013/3/1

評価〔B+〕 ヒロイン二人の魅力もよく出ています。
キーワード:恋愛、オタク、現代、

「たぶん・・・あの時から私は――、不破くんのことが――」(本文より抜粋)


オタク趣味の彼と彼女たちの恋愛。三角関係はどうなるのでしょうか。

ある人物の発言から三角関係に変化が起きます。恋愛ものと言えば行ったり来たりでなかなか話が進まないのが定番ですが、この漫画の人物は結構行動力があるので、じれったさやもどかしさは感じません。結果はどうあれ、見ていて気持ちいいです。

1巻ではいまいち分からなかった主人公・利斗の魅力でしたが、るりやふわりの過去編から彼の良さが伝わってきました。2人がなぜ彼に惚れたかも分かり、ぐっと盛り上がって面白かったです。

この巻で終わっても良かったかのような感じでした。最後で新しい登場人物をにおわせていたので、3巻では何か揉め事が起きそうです。


[ 2016/12/10 21:27 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月05日(月)

恋愛しませんか? 1 



著者:タチバナ ロク
発売日: 2012/10/1

評価〔C+〕 まだ序盤なのでなんとも。
キーワード:恋愛、オタク、現代、

「一ヶ月の間だけ・・・私を信じてみてくれませんか?」(本文より抜粋)


過去に嫌な思い出のせいで異性が苦手な青年と、彼の後輩と、彼にある提案をするメイドさんの3人の恋愛ものです。分かりやすい三角関係のお話。

登場人物たちの趣味で、ギャルゲーやメイド喫茶、コスプレなどオタク系のものが多く出てきます。現代ではあまり目新しくありませんが、純粋な恋愛ものではまだ珍しいのかな? 絵柄も見やすく、二人の女の子も魅力的に描かれています。初単行本なのにうまいですよねぇ。

ただオタクであること以外は結構普通の恋愛なので、いまいち印象が弱い気がします。もっと個性的でも・・・・・・いや変人だとそれはそれでギャグになってしまうから難しいですよね。それと、彼のほうの魅力があまり描かれていないので、どうもしっくりきません。次の巻では理由が明らかになるのでしょうか。大きなイベントが発生しそうなので、彼らの関係も変化しそうです。



[ 2016/12/05 21:40 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年11月26日(土)

俺の棒銀と女王の穴熊 6 



著者:アライコウ
出版社:アライクリエイト事務所
出版日:2016/8/10

評価〔B〕 そろそろ終わりが見えてきた?
キーワード:将棋、高校、部活、

そう、棒銀こそが自分の将棋の原点ではなかったか。(本文より抜粋)


来是たちは進級し、彩分学園将棋部は増々活発になっていきます。

ほとんどゼロから将棋を始めた来是が、とうとうここまで強くなったかと感慨深いです。それにつれて戦法の紹介が減っていくのは寂しいですが、まぁ仕方がないのかもしれませんね。強い人の棋譜をあげて、一手一手解説するとライトノベルではなくなってしまいますし。

3人とも成長したところで、長らく停滞していた恋愛問題が再浮上します。まだしばらく決着はつかなそうだなと思っていたのですが、そろそろこの三角関係にも決着がつきそうな気配がしてきました。もう結果が見えている気もしますが・・・・・・読者も登場人物たちも納得のいく結末だと良いですね。

将棋よりも恋愛のほうが主になりつつあります。もう少し将棋が見たいので、少々残念かな。次の巻で最終巻となるのか、来是と紗津姫の勝負はいつどのように行われるのか注目です。



[ 2016/11/26 21:12 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

2016年09月25日(日)

俺の棒銀と女王の穴熊 5 



著者:アライコウ (著), 瑞月シノ (イラスト)
発売日: 2015/7/27

評価〔A-〕 プロ棋士も十人十色の人生です。
キーワード:将棋、高校、部活、

「簡単に言うわよ。もう一花、咲かせたいんでしょう? これが最後のチャンスよ」(本文より抜粋)


来是たちの彩文学園将棋部ではなく、プロ棋士たちが主役の短編集です。外伝のような1冊。完全に独立した話ではなく緩く繋がっているので、連作短編集と呼んで差支えないと思います。

対局だけでなく、仕事として将棋を指すプロたちの日常もきちんと描かれています。棋士だからといって突拍子もないことばかりではなく、一般的な社会人と似たような悩みもあると思います。現実味もあり、彼らが身近に感じられて良かったです。一方、対局では彼らは並々ならぬ熱意を示します。これぐらいでなければプロになれないのでしょう。厳しい世界ですね。

3話目では最近話題のコンピュータ将棋も絡めて話が進み、終盤は盛り上がりました。あの勝負の結果は賛否両論ありそうですが、仮に現実に起きたとしたら作中と同じ展開になりそうな気がします。

この巻はライトノベル独特の雰囲気は薄まり、一般書籍に近いです。趣味として将棋は指すけれど観戦しない自分にとって、かなり面白かったです。将棋好きの人におすすめできそう。



[ 2016/09/25 21:52 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)