2016年08月27日(土)

バイナリ畑でつかまえて 



著者:山田胡瓜
発売日:2015/9/6

評価〔C+〕 現代的で味があります。
キーワード:IT社会、超短編、短編集、SF

「ちょっとひらめきましてね・・・」(古い空間より抜粋)


ネットと電子機器が発達した現在または近未来の日常を切り取った短編集です。2~3ページの超短編が数多く収録されています。

技術は格段に進歩し、少し前ではありえなかった日常の一コマが描かれているのが面白いです。情報化が進みせかせかした社会となりましたが、生活や人生の心にうったえるものはあまり変わらないのかなと感じます。

残念なことに、ページ数が少な過ぎてあっさり終わってしまったと感じるものが多かったです。描かれた場面は日常の情緒のあるものばかりだったので惜しいです。6ページくらいあれば、欲を言うなら表題作くらい長ければ、大きく印象が変わると思います。

著者の漫画に興味を持ったので、他の作品も読んでみたいですね。



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[ 2016/08/27 18:40 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年02月02日(火)

他人をほめる人、けなす人 (草思社文庫) 



著者:フランチェスコ・アルベローニ (著), 大久保昭男 (翻訳)
発売日: 2011/4/12

評価〔C〕 エッセイにしては硬い文章かな。
キーワード:エッセイ、人間関係、短編集、

こういうタイプの人びとは、自分の日常生活の出来事のなかから多くのことを学びとる。あれこれ出来事を観察し、対比し、判断し、辛抱強く関連づけることによって学びとる。(「真の教養がある人」より抜粋)


世の中には色々な人がいます。ほめない人、冒険できる人、先入観にとらわれない人。観察と洞察によって、短い文章で人の本質に迫ります。

一項目4~5ページでどの項目から読んでも大丈夫なので、読みやすいです。ただし、簡潔に書かれてはいますが、抽象的な単語や婉曲的な表現を使っているので、分かりやすくはないと思います。また、理解しやすい流れではないのが、読みづらさを感じました。例えば、題名のような人物を最初から説明するのではなく、逆のタイプの人物の考察から入ったり、全然関係ない話題が長く続く場合もあるので、何について話しているのか良く分からなくなってしまった時もありました。

良かったのは、自分の考えと同じでも反対でもなく、まったく違った見方をしていることを知ることができた点です。こういう見方は考えたことなかったなぁと思うこともありました。例えば、「困惑させる人」は単なる意地悪や気晴らしではなく、他人を利用するために行動している、というのはなるほどと思いました。なかなか合わないタイプの人を理解するための、より良い人間関係を築くための助けとなるかもしれないですね。

序盤に好ましくないタイプが固まっているのも良くなく、始めは読んでいてあまりいい気分ではありません。しかし、徐々に見習うべき人物が出てくるので、途中で読むのをやめないほうが良いです。



[ 2016/02/02 21:36 ] 随筆 | TB(0) | CM(0)

2015年05月15日(金)

パーツのぱ 6 




評価〔C〕 入輝が目立ってたかな。
キーワード:アキバ、パーツショップ、パソコン、オタク

「コワーいお客さんから電話だったよ」(本文より抜粋)


アキバのパーツショップ漫画も6巻です。

序盤で重要そうな人物が登場します。本格的に動き出すのは次の巻以降だと思いますが、少ししか喋っていないのに、既にトラブルメーカーの匂いがします。あの人の関係者だからね。

今回はちょっとした工夫で新しい商品を生んだり、なかなか手強いお客さんが現れたりと、小さなパーツショップらしい話が目をひきました。道を聞かれるなんてよくありそう。しかし、慣れてきたせいかマンネリを感じ始めました。難しいかもしれませんが、客が知らない面をもっと見せてほしいです。



[ 2015/05/15 18:59 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年12月23日(火)

パーツのぱ 5 

パーツのぱ 5 (電撃コミックス EX 130-5)パーツのぱ 5 (電撃コミックス EX 130-5)
著者:藤堂 あきと
出版社:アスキー・メディアワークス
出版日:2011/11/26

評価〔B〕 本楽さんの別の髪型が見れます
キーワード:アキバ、パーツショップ、パソコン、オタク

「みんなには黙っててよ」(本文より抜粋)


久しぶりに読みたくなったので5巻から再開です。

今まではライバル店やら新しい仲間やらで動きがあって賑やかでしたが、この巻では派手な動きはなく落ち着いた感じで彼らの日常が語られています。手木崎の回想や天戸の怒るポイントと、それぞれの性格により個性が出てきました。

目を引くのは本楽を主役にした回です。彼女の可愛らしい面が表れた話が多かったように思えます。普段は強気で怖いものなしに見える姿とのギャップが良いですね。

また、ゆるゆる読み続けるつもりです。



[ 2014/12/23 22:44 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2014年07月19日(土)

ハニカム 5 

ハニカム(5) (電撃コミックス)ハニカム(5) (電撃コミックス)
著者:桂 明日香
出版社:アスキー・メディアワークス
出版日:2011/06/27

評価〔B〕 まさかの新キャラ。
キーワード:ファミレス、ラブコメ風

「他人の既成概念が崩れる様って面白いわ~~」(本文より抜粋)


急ではありますが、ハニカムはこの5巻で終了します。最終巻です。

もう最後だと言うのに、まさかの新キャラです。新スタッフの浦方の登場によって、話に幅が広がったと思ったら終わってしまったので少々もったいない感じがしました。終盤、一騒動ありますが、この漫画らしく終わります。もう少し何かはっきりとした変化があってもよかったんじゃないかな。

また、巻末で初期設定が公開されています。律子も舞も今の外見ほうが良いと思います。王里の名前の秘密を、この設定を読んでいて今更ながら知りました。ずっと気がつきませんでした。なるほど、確かに適当だ。(笑)

あとがきで「気が向いたらまたやる」とありますので、著者の他作品でも読みながら、再開を気長に待つのがよさそうです。



[ 2014/07/19 16:41 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)