2017年11月16日(木)

Q.E.D.証明終了 48 



著者:加藤 元浩
発売日: 2014/6/17

評価〔B+〕 ミステリと物語、どちらも良いです
キーワード:推理、謎解き

「そいつを捕まえられたら原稿を渡すよ」(本文より抜粋)


有名小説家のエージェント殺害の真相を探る「代理人」と、集団密航船の事件とある少女の行方を追う「ファイハの画集」が収録されています。本書も47巻と同じく、後者は描き下ろしです。

「代理人」は本シリーズではよくあるタイプの事件・・・・・・と思ってたのですが、犯人が意外で面白かったです。著者のミスリードに見事に引っかかってしまいました。なんか違和感があるなぁと思ったところにきちんとヒントが隠されていて、うまくできていると感心しました。解決編を読むと、すぐ最初から確認したくなります。

「ファイハの画集」はモロッコとスペインが舞台の大きな物語です。「代理人」がミステリとして面白いなら、これは物語として面白いです。正直事件の真相よりも、どのように一連の出来事が終結するのか?が気になったのですが、彼女の出した結論は意外で子供らしいものだと感じました。自分だったら・・・・・・と思うと、いろいろ考えてしまいますね。



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[ 2017/11/16 21:26 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年11月05日(日)

エンバンメイズ 2 



著者:田中一行
発売日: 2015/3/6

評価〔B+〕 裏社会って感じの対決でした。
キーワード:ダーツ、賭け事、心理戦、

「この二つの矢こそが己の命を守り、そして敵を死へと導く鍵となるのです!!」(本文より抜粋)


1巻終盤から続く徨の過去編は、現在悪魔と称される彼がいかにして作られたかが明らかになります。どれほど鍛錬すれば、どのくらい才能があればあのレベルに達するのかが分かります。実際あったら相当怖いよね、あの施設。

今回も、お互いに対戦相手を出し抜こうとする心理戦が見物です。ダーツプレイヤーたちがどのような作戦を使ってくるのか、徨のびびびびに注目しながら読んでみましたが、うまく騙されてしまいました。やはりダーツが上手いだけでは、勝つのは難しそうです。あの腕だけでも尋常ではないですけど・・・・・・実際のトップレベルのプレイヤーは180点連発できるのでしょうか?

ゲームは少々複雑なルールでしたけど、簡単なほうが小細工できなさそうなので、騙された時の衝撃が強いですね。複雑ですと何か勘違いしていそうな感覚が残ります。次の対決は簡単なルールだと分かり易くて良いですね。



[ 2017/11/05 21:32 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年11月05日(日)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 



著者:堀江 貴文
発売日: 2015/12/5

評価〔B+〕 率直で分かりやすい言葉でした。
キーワード:人生観、本音、言い訳、プライド、ネット、

本音で生きるために、まずやるべきは、「言い訳をしない」ということである。(1章より抜粋)


かつてライブドア社長として時代の寵児と持てはやされ、現在も精力的に様々な活動をしている著者が、後悔しない人生を送る方法を簡潔に伝えています。

要点は、本音は言ってやりたいことは今すぐやる。分かりやすいです。そのためには、お金や時間がないと言い訳しないとあり、具体的な解決策も提示している点が良いです。本文で、自分は拝金主義の権化のように扱われるが、世間のほうがお金にとらわれている、という一文が目につきました。彼を見た視聴者や読者が、自分の嫌なところを著者に投影しているみたいで興味深いです。

考えてしまう人間はチャンスを逃すのは、耳が痛い言葉でした。ゴルフのパターを例に、リスクをとることの意義を説いていて説得力があります。興味が出てきたら挑戦してみることが大切です。

意外なのは、睡眠時間は大切と書いてあった点です。睡眠時間なんて削っても平気、時間の無駄と主張するのだとばかり思っていました。また、物事の上手なやり方なんてなく、全てはトライ&エラーだと主張しているのも、ちょっと意外かな。覚えておこう。

すべて最適化せよ、では常に時間の使い方のよりよい方法を探っています。確かに効率はよくなりますが、なんだか疲れそうです。何もしない時間も欲しい私は、そこまで効率の良さは求めないけれど、こうした姿勢が現在の著者を作っているのは間違いないです。

他の人と大きく異なるのは、能力の高さではなくその行動力です。本人は当たり前のことだと思っていそうですが、これほど徹底して行動に移すのは難しそう。でも、少しでも見習って行動します。



[ 2017/11/05 21:30 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年10月27日(金)

こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます  



著者: 林 公一
発売日: 2013/12/13

評価〔B+〕 本人や関係者の生の声があります。
キーワード:精神科、Q&A、相談、うつ病、統合失調症、

姉である私に対して、幼稚な嫌がらせをしたりしていましたが、最近はそれがエスカレートしております。(1章より抜粋)


数年ほど前に、著者のサイト「Dr林のこころと脳の相談室」から転載された文章を読み、衝撃を受けたのを覚えています。それは1章の「家の中にストーカーがいます」でした。今回改めて読んだのですが、やはり怖いです。

選集とあるように、相談サイトによせられた悩みの中から55件を選び収録しています。著者は医療相談は明るい希望だけを伝えるもので、それは事実ではないと主張しています。サイトのほうにも、質問される方へで「事実を回答することを基本方針としております。医療相談ではありません。」「精神科に関係したことなら、どんな質問もOKです。」と書かれています。

相談対象は相談者本人、家族、職場の部下など人生相談同様様々で、内容も統合失調症やうつ病はもちろん、擬態うつ病や独特な嗜好などこちらも様々です。病人の家族を持て余している人や、なかなか病気が治らず不満がある人の長い長い文章を読んでいると、自分の想像していたものよりも苛烈で驚きました。生の声の迫力や訴える力は凄いです。

先生の回答は医者としてむやみに断言せず事実を淡々と述べていて、正確に見極めようとする姿勢に好感が持てます。著者の擬態うつ病の本に興味を持ちました。

相談者によって読みづらい文章があったのが、少々きつかったです。病人本人の主観を知ることができるのは良いのですが、支離滅裂な部分や同じことを何度も繰り返すことがあり、病人の話だと分かっていても混乱します。それが長かったりすると読むのも辛いです。精神科医やカウンセラーは本当に根気を要する仕事ですね。




[ 2017/10/27 20:14 ] 心理・哲学 | TB(0) | CM(0)

2017年10月19日(木)

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 3 



著者:ぽんとごたんだ
発売日: 2017/8/10

評価〔B+〕 雑食以外にも話に動きが?
キーワード:グルメ、食材、

「我々雑食探究者にも、触れてはいけない領域というものが存在します」(17食めより抜粋)


そろそろ日本人が食べている姿を見たことない食材ばかりとなってきた3巻です。

思い返せば身近にいるのに、食べようとしたことのない生き物がいます。その一例が、劇中で唐揚げにされてしまったアレ。味の感想も特徴が伝わってきて良かったです。しかし、この生き物も地域によっては家庭で普通に食べられていて、そう考えると日本も結構文化が多様だなと思います。

また、この巻では、桐谷さんに匹敵する新しい人物が登場します。見ようによっては彼女以上の人物なので、今後も活躍が期待できます。サラブレッドだしね。

なんかもう、生きているものは何でも食べられるのでは? そういう心境にさせてくれました。



[ 2017/10/19 22:01 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)