2014年09月13日(土)

フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」 

フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」 (講談社現代新書)フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」 (講談社現代新書)
著者:田中 修
出版社:講談社
出版日:2013/08/13

評価〔B-〕 カラー写真があり分かりやすいです。
キーワード:フルーツ、果物、品種、植物

新たな魅力の発見をきっかけに、より多くの果物がこれまで以上においしく食べられ、果物たちの生き方に興味を持っていただけたら幸いです。(はじめにより抜粋)


外国のスーパーマーケットに行ったとき、日本に比べて果物が安かったのを覚えています。日本のもののように甘くはないのですが、安かったので一時期バクバク食べていました。普段から何気なく食べている果物ですが、知っていることは案外少ないです。本書はそんな果物にスポットを当て、カラー写真とともに紹介しています。

登場するほとんどの果物で、カラー写真が使われていて一目瞭然です。新書でこれだけカラー写真を使われているものはそうはないでしょう。名前を聞いて絵が思い浮かばないときは助かります。説明は、はじめに品種と原産地、そのあとにちょっとした逸話となっていて、どこか図鑑に近い感じです。今までオレンジとダイダイは同じものだと思っていました。違うんですね。また、イヨカンやハッサクなどの柑橘類の区別が違いがよく分からなかったので、それも知ることができて良かったです。世界三大美果なる言葉もはじめて知りました。

しかし、文章はどこか平坦で硬く、教科書のようです。それほど娯楽性はなく、読んでいて物足りないと感じることもありました。また、“フルーツのはなし”という果物全般に関する記述があるのですが、後半になるほど頻度が多くなって、項目の果物の説明が少ないのも気になりました。日本ではあまり馴染みのない果物は、書くことがあまりないのでしょうか……。後半は少し数を減らして、前半と同じくらいの内容の濃いものにして欲しかったです。

視覚的に分かりやすく、各項目も長くはないので読みやすかったです。やや値段が高いのが惜しいなあ。



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[ 2014/09/13 22:05 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)