2015年09月12日(土)

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~ 11 (完) 



著者:せがわ まさき (著),
   山田 風太郎 (原著)
発売日: 2008/8/6

評価〔B+〕 あっさり、しかしまとまった終わり方でした。
キーワード:復讐、時代劇、江戸時代、

「その日その時が、いま来たと思え」(本文より抜粋)


堀の女たちの復讐劇、最終巻です。

おゆらの思い、銅伯や明成の結末など見るべき山場は多いのですが、一番盛り上がったのは、私以外の読者も期待していたであろうあの対決でした。いやー、ここまで長かったです。いつ戦うのだろう?と待ち望んでいただけに、最後の最後で実現して良かったです。結果も納得いくものだったと思います。

おまけのような感じで登場した某によって、あの人の意外な一面も見ることができて面白かったです。ただ、終わり方はだいぶあっさりしたものでした。無駄に多くを語るより良かったのかもしれません。

全体的には、迫力があり色気もあり、話のテンポにバラつきがありましたが楽しめました。なによりきちんとしっかり完結したのが良かったです。十兵衛の格好良さが印象に残りました。ただ、予想よりも堀の女たちの出番が少なかったのが残念でした。後半は、おゆらや銅伯に見せ場を取られてしまった感がありましたしね。シリーズとしての評価はBかB+のどちらかです。うーん、好みの問題かもしれませんが、バジリスクには劣ると思います。



スポンサーサイト
[ 2015/09/12 21:12 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2015年09月12日(土)

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~ 10 



著者:せがわ まさき (著),
   山田 風太郎 (原著)
発売日: 2008/4/4

評価〔B+〕 決戦は近い。
キーワード:復讐、時代劇、江戸時代、

「ただ一太刀で成敗しては・・・胸が癒えぬと思わぬかえ?」(本文より抜粋)


長く激しい戦いになるかと思った9巻終盤のあの戦いは、早々に決着がつきます。え、これで終わり?って感じで。意外でした。

今まで脇役だった明成の妻・おゆらが活躍・・・ではなく物語の重要な役を果たすことになります。藩主の妻であり銅伯の娘という立場が、関係者全員にとって無視できない存在となってきます。この人毎回艶めかしいですね。

再度危機に陥った十兵衛が、どのようにして脱出するのかが見どころです。明成・七本槍側は罠が多いよね。それも実に明成たちらしく、また拷問でないところが良いです。

次が最終巻。復讐は完遂できるのか、あの二人の決闘はあるのか、明成と銅伯の結末がどうなるのか。期待したいです。



[ 2015/09/12 21:08 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2015年09月02日(水)

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~ 9 



著者:せがわ まさき (著),
   山田 風太郎 (原著)
発売日: 2007/9/6

評価〔B+〕 そろそろ最後の大勝負かな。
キーワード:復讐、時代劇、江戸時代、

「拙者、女たちをみすみすなぶり殺しの運命に落とすつもりは、断じてござらぬ。」(本文より抜粋)


冒頭であの修法が発動します。が、今までの派手なシーンに比べて、どうもインパクトが弱いと思います。凄いことは凄いのですが、地味なので仕方がないのかな。

銅伯と沢庵の駆け引きが終わり、再び本題である復讐へと話が戻ります。覚悟を決めた十兵衛が自分の意見・考えを述べる場面があるのですが、なんとも潔くて格好良かった。あの時代や時勢を考慮したら、とても口にできないことを堂々と断言してしまうところに、剣術だけでない十兵衛の魅力が表れているのだと思います。さすが般若侠。

終盤、意外な組み合わせで戦いが始まりますが、どのようにして窮地を脱し復讐を遂げるのか。次も盛り上がりそうで嬉しいです。



[ 2015/09/02 22:39 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2015年08月28日(金)

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~ 8 



著者:せがわ まさき (著),
   山田 風太郎 (原著)
発売日: 2007/9/6

評価〔C+〕 十兵衛や七本槍が見たいです。
キーワード:復讐、時代劇、江戸時代、

「おまえたちこそこちらの大事な旗印じゃ。ゆめにも命を粗末にしてはならぬぞ!」(本文より抜粋)


会津領内での駆け引きはどちらに軍配があがるのか。

予想に反して、この巻も十兵衛ではなく周囲の人々が活躍します。こういうのも悪くはありませんが、個人的にはいまいち盛り上がりにかけるかな。堀の女たちが同じことをすれば、今までの話の流れから説得力があると思いますけど。脇役の活躍で目をひいたのはなんといっても、沢庵のお供となったあの人物です。覚悟を決めてのあの振る舞いは圧倒されます。凄い。まるで別人のようだ。

どちらも単純な力での戦いではなく、うまく事をなそうと暗躍しているのが分かります。次の巻ではどちらが優位になるのか。次は派手に戦ってほしいなあ。



[ 2015/08/28 20:59 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2015年08月28日(金)

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~ 7 



著者:せがわ まさき (著),
   山田 風太郎 (原著)
発売日: 2007/6/6

評価〔B-〕 十兵衛強過ぎないか。
キーワード:復讐、時代劇、江戸時代、

「無礼であるぞ、小せがれ。」(本文より抜粋)


相手が領内へ戻り、敵地の中でどのように復讐を果たすのか。

十兵衛の強さも明成の悪者ぶりも健在ですが、この巻の主役は復讐側は沢庵和尚、会津藩側は芦名銅伯だったと思います。次点でおゆら。特に、銅伯は今後物語の鍵となりそうな秘密が明かされます。堀の女と会津七本槍だけの問題では収まりきらず、さらに大きな出来事へと発展しそうな予感がします。

和尚たちが活躍するのが悪いわけではないのですが、主役たちが緊迫した雰囲気の中で戦う場面をもっと見てみたいものです。




[ 2015/08/28 20:47 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)