FC2ブログ







2020年03月04日(水)

白熱日本酒教室 2 



著者:アザミユウコ 、 杉村啓
発売日: 2019/3/10

評価〔B+〕 好きな味を探すのに役立ちそう。
キーワード:日本酒、特定名称酒、漫画化、

「とにかく数が正義!」(5時間目より抜粋)


2巻では日本酒がどのように造られているのかを紹介しています。麹(こうじ)や仕込みなど聞いたことはあるけれどよく分からないといったことが分かりやすく説明されています。テレビなどで見かける大きなタンクの中を棒で突いている(櫂入れ)理由もわかります。

酵母、乳酸菌、発酵など言葉だけでは分かりづらいところも漫画だと分かりやすいです。生酛や山廃は新書版のほうをよんでもいまいちピンとこなかったので詳しく書かれていて良かったです。忘れたら6時間目のまとめを見れば大丈夫。あまり聞きなれない貴醸酒やしぼり方のヤブタ式などにも触れています。日本酒は本当に奥が深いですね。

一時話題となったとっくりを使ったお酒の注ぎ方についても触れています。著者の意見に賛成です。



スポンサーサイト



[ 2020/03/04 21:32 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年02月01日(土)

白熱日本酒教室 1 



著者:アザミユウコ 、 杉村啓
発売日: 2018/9/12

評価〔B〕 漫画になってさらに読みやすくなりました。
キーワード:日本酒、特定名称酒、漫画化、

「ところで『精米歩合』っていったい何なんですか?」(本文より抜粋)


自分の好きな日本酒を探せることを最終目標とし、日本酒について分類から飲み方、選び方まで幅広く教えてくれる日本酒入門書です。なお本書は同じ題名の新書を漫画化したものです。

1巻では日本酒のラベルを読めることを目標に一から分かりやすく説明しています。精米歩合や吟醸などよく見る単語も難しくないことが分かります。それ以外にも米と米こうじでなぜお酒になるのか、悪酔いしない飲み方、アルコール量の計算方法など知っておくと良いことも色々教えてくれます。アルコール量の計算では日本酒一合とビール540ミリリットルが同じと知り、印象とは違っていて興味深かったです。

どの日本酒から飲めばいいのか見当がつかない人のためにも、著者のむむ先生がおすすめする日本酒がいくつも載っていますので、そちらも試しに飲んでみたらいかがでしょうか。私も飲んだことのあるお酒がありました。

新書のほうを既に読んでいるので目新しさはありませんでしたけど、絵を見ることで知識が整理できたので良かったです。



[ 2020/02/01 21:16 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年09月27日(金)

世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方 



著者:山口 直樹
発売日: 2016/7/14

評価〔B〕 大雑把なところが良いです。
キーワード:アルコール、初心者、ワイン、日本酒、カクテル

ワインの味の大部分は品種で決まる。この大原則を理解するだけで、ワイン選びは一気にシンプルになります。(第1章より抜粋)


お酒は好きだけど知識はない人、もしくは最近興味を持ち始めたけれどどれを飲んでいいのか分からない人向けのアルコール入門書です。全てのアルコールを網羅している訳ではなく、ワインと日本酒、それとカクテルに絞って解説しています。

最低限の知識は教えてくれるけれど、初心者に必要なこと以外はあまり詳しく書かれていません。どの項目も3つのポイントでまとめられていて簡潔です。そして、どの種類のお酒が自分の好み・舌に合っているのかが分かるように書かれています。日本酒の好みを卵焼きの好みで分析する図をネットで見たことがあるのですが、この本が元ネタだったようです。知りませんでした。また、バーでのカクテルの頼み方やマナーが書かれていて興味深かったです。ショートとロングの違いすら分かっていなかったので知ることができて良かったです。

問題は章によってページ数が大幅に変わることです。具体的に言うとワインが本の半分以上を占めていて、残りの半分以上が日本酒、カクテルにいたっては30ページありません。個人的には日本酒は知識があったので、もっとカクテルにページを割いてほしかったです。

アルコール初心者はこれでちょっとだけお酒のことを知ってから飲むと、より楽しく酔えそうです。



[ 2019/09/27 21:54 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2018年03月07日(水)

日本酒BAR「四季」春夏冬中 さくら咲く季節の味 



著者:つるみ犬丸
発売日: 2016/9/24

評価〔B+〕 いろんな酒があるもんです。
キーワード:日本酒バー、唎酒師(ききさけし)、

「──変わった人でしたね。あんな注文、初めてでしたよ」(プロローグより抜粋)


近所にあったら試しにいってみたい日本酒バー、冴蔵(さくら)と楓の物語。

日本酒という専門的なものを扱っているのにもかかわらず、難しくなく説明されているので読みやすいです。醸造アルコールについては知っていたので、冴蔵の気持ちはよく分かりました。私でしたらその場で言ってしまいそう。

前の巻では四季の創設者が話の中心にいましたけど、今回の物語の軸となるのはまた違った難題です。こういうやっかいごとは、実際ありそうだし色々と大変そうですね。でも、解決の方法はこの物語らしくて合っていました。

今回も登場人物の境遇や心情を反映した日本酒が登場し、なるほどなと感心しました。どういった過程でその酒が生まれたのかも紹介されることもあり、ますます興味を引かれました。ただし、前回に比べると酒の傾向にややかたよりがあった気がします。

綺麗にまとまって終わりましたけれど、もう少し波乱万丈でも良かったかな。小説の雰囲気とは合わないけどね。



[ 2018/03/07 21:12 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2018年02月04日(日)

日本酒BAR「四季」春夏冬中 さくら薫る折々の酒 



著者:つるみ犬丸
発売日: 2016/4/23

評価〔B〕 ためしに飲んでみたくなりました。
キーワード:日本酒バー、唎酒師(ききさけし)、

「日本酒に詳しい人と一緒に、ずっとやりたいことがあったの!」(一章より抜粋)


最近漫画ではグルメものが流行っていますけど、本書は小説で、しかも扱うものは日本酒です。珍しいと思います。

家出した酒蔵の息子・北条冴蔵(さくら)は食べるものも住むところもない中、四季という店・赤橋楓の主人に助けれます。彼女は冴蔵の知識と能力を知り、彼女の夢を実現させるため動き出します。

本書の特徴は、なんと言っても実在する日本酒が登場する点です。私が知らないものが多かったのですが、飲んだことのあるお酒も出てきて嬉しいというか共感しました。日本酒版ソムリエである唎酒師の資格を持つ冴蔵(さくら)が、お客の境遇や気持ちに合ったお酒を提供するのが見所です。どの人の人生も異なるように、どの銘柄にも異なる物語があるのだなと知らさせます。

予想外の事件や奇想天外な人は出てきません。もう少し刺激的でも良かったかなとも思いますが、グルメものはこうした落ち着いた雰囲気のほうが似合っているのかもしれませんね。



[ 2018/02/04 18:15 ] 小説 | TB(0) | CM(0)