2013年05月09日(木)

お化け屋敷になぜ人は並ぶのか 「恐怖」で集客するビジネスの企画発想 (oneテーマ21) 

お化け屋敷になぜ人は並ぶのか  「恐怖」で集客するビジネスの企画発想 (oneテーマ21)お化け屋敷になぜ人は並ぶのか 「恐怖」で集客するビジネスの企画発想 (oneテーマ21)
著者:五味 弘文
出版:角川書店(角川グループパブリッシング)
発行:2012/06/09

評価〔B〕 お化け屋敷に行きたくなった。
キーワード:お化け屋敷、緊張と緩和、好奇心、

ここで重要なことは、「結果として楽しませる」ということではなく、意識的に「恐怖を使って楽しませる」という点である。(本文より抜粋)


お化け屋敷。大人になってからは聞かなくなりました。もうなくなってしまったのかなーと思っていたのですが、どうやら存続しているようで嬉しくなりました。怖がりなんですが、怖いもの好きなんですよ。著者はお化け屋敷を生業にする『お化け屋敷プロデューサー』です。企画、宣伝から運営まで携わるお化け屋敷のプロが、その魅力の秘密から現状まで詳しく説明しています。

怖いのが良いのではなく、恐怖と安堵の落差を大きくして揺さぶられるのが、面白く楽しいのだと説きます。確かに恐怖ばかりでは、娯楽になりえません。疲れてしまいますしね。また、好奇心や想像力を上手に刺激し、作り物だと分かっていても怖がらせることができるという解説は、分かりやすく納得させられました。

恐怖と快楽の論理が本書の主題なのですが、冒頭と終盤で紹介されてた業界の過去と現状のほうが、正直言って面白かったです。こんにゃくで驚かすなんて手法は現在では使われてなく、ただ見る展示型から体験する劇場型へと進化しているそうです。いくつか紹介してあったのですが、どれも面白そうです。裸足で体験するお化け屋敷なんて、いかにも怖そうで良いなあ。

遊園地はどこも混雑するので行くのは気が進みませんが、こんな面白そうなお化け屋敷があるのならば、今度行ってみようかなという気になりました。



スポンサーサイト
[ 2013/05/09 22:05 ] 心理・哲学 | TB(0) | CM(0)