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2019年01月27日(日)

幽麗塔 9 〔完〕 



著者:乃木坂 太郎
発売日: 2014/12/26

評価〔B+〕 Qの個性が強過ぎ。
キーワード:サスペンス、戦後、完結、

「そうじゃない・・・。もっと短いたった一つの言葉だよ。」(本文より抜粋)


財宝探しに終止符が打たれましたけど、もう一つの大きな問題には決着がついていません。この巻では、テツオの決断とその行方について描かれています。

最終巻にふさわしく、どの登場人物もそれぞれの思惑で動き、それぞれの結末をむかえます。印象に残ったのは丸部の本心です。あの格好で口から出た「野望でも欲望とかじゃない」という言葉は、どこか説得力のあるものでした。ミステリーの部分も含めて、裏の主人公は彼だったと思います。

このシリーズの主題は時代によって評価が変わりそうです。戦後直後でしたらセンセーショナルですし、おそらく理解の進んだ近未来なら理解されないなんてなんて野蛮な、となるかもしれません。

結末については賛否両論ありそうですが、すっきり終わり読後感は悪くありません。



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[ 2019/01/27 21:30 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年08月19日(日)

うわばみ彼女 5 〔完〕 



著者:後藤羽矢子
発売日: 2018/1/29

評価〔B+〕 題名どおり呑んでばかりで良かった。
キーワード:アルコール、恋愛、同棲、

「それ、お前の基本だよな」(本文より抜粋)


最終巻も彼女がアルコールを呑み、好奇心からつまみを試作する日々です。彼氏がお酒に強くないのは可愛そうですが、彼女の呑み方は酔っぱらって迷惑をかけることもなく、楽しい呑み方で良いですね。

仲が良い時にアルコールの話になるのはもちろん、ちょっとした口喧嘩でもアルコールの話なのがこの2人らしくて笑ってしまいます。そんな二人の結末ですが、概ね予想していたとおりといったところでした。奇をてらわず最後までお酒だったので良かったです。

本書でこの漫画は完結しましたが、続編が連載中とのことでそちらも後で読んでみようかなと思っております。



[ 2018/08/19 10:40 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年07月07日(土)

ギリギリアウト 6 〔完〕 



著者:ソウマトウ
発売日: 2018/6/27

評価〔B+〕 よく6冊も描いたものです。
キーワード:尿意、トイレ、ギャグ、学園、恋愛、ラブコメ、

「そういえば、何か話した覚えがある・・・」(本文より抜粋)


ついに最終巻です。友情や恋愛、そしてハナのあの呪いと色々なことにケリをつけるため、二人は動き出します。

今回も相変わらずアウトになるのですが、ただ単にアウトになるのではなく、読者の予期しないタイミングで、もしくは予期しない状況でアウトになってしまうのが凄いです。また、5巻の感想でも書きましたが、言葉選びのセンスも凄い。誕生日のエピソードはなんかもう色々と酷いです(褒めています)。おまけのボツネタ供養を読む限り、まだまだ発想はつきそうもなさそうなのが頼もしいやら怖いやら。

何回「なんだよこれ(笑)」と思った事か。笑わせてもらいました。1話を読んだ時はまさかここまで続くとは思いませんでした。しかし、よくある他の漫画のように単なる恋愛ものになることなく、ギリギリアウトらしさを損なわずにすっきり完結できて良かったです。




[ 2018/07/07 20:45 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年02月04日(日)

Q.E.D.証明終了 50 〔完〕 



著者:加藤 元浩
発売日: 2015/2/17

評価〔B+〕 ひとまず終了で、まだまだ続きます。
キーワード:推理、謎解き

「ソウ、私が困ったときはまた助けてね」(本文より抜粋)


ついに50巻、最終巻です。本書も49巻と同様、2話描き下ろしです。

「観測」は燈馬が大学の友人を助ける話で、宇宙物理学の暗黒物質がテーマとなっています。この暗黒物質と問題となった事件をうまく繋なげているのが巧みです。LHC内部の消えた犯人のトリックは、答えを聞けば簡単ですが感心してしまいました。また、真犯人の動機が印象に残ります。ただの推理もので終わらないのが良いですね。最終巻で最先端の科学がテーマとなった話が収録されているのはよかったです。

「脱出」は、過去の事件になぞらえた脱出ゲームが登場します。この脱出ゲームというイベントは、内容は違うと思いますが最近実際に開催されているようで楽しそうです。機会があったら参加してみたい。本シリーズの最後の問題が密室なのは、著者は密室が推理ものの基本と考えているのかな?

初期に比べて推理の部分が弱まり、物語性が少し強くなっていた気がします。そのせいかどうかは分かりませんが、Q.E.Dもひとまずこれで終了し、『Q.E.D iff』と題名を改め新章に突入します。突入して既に始まっています。同じくらいの面白さを期待しています。



[ 2018/02/04 18:17 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年01月02日(火)

エンバンメイズ 6 (完) 



著者:田中一行
発売日: 2016/12/7

評価〔A〕 すっきり終わって良かったです。
キーワード:ダーツ、賭け事、心理戦、

「オレは、人生を始めるためにここまで来た」(本文より抜粋)


地獄の砂時計を使用したゲーム。そして、ついに施設を牛耳る者と、レインボウの異名を持つ最強のプレイヤーが登場します。ページ数増量の最終巻です。

ルールは簡単なのに、内容が厳し過ぎる最後のゲーム。あれって現実でもできるのでしょうか? 180点が当たり前の百発百中の凄腕ばかりでダーツの腕に差はなさそうですが、ゲーム中のミヤコの発言を見るに、やはり差はあるみたいですね。

面白い漫画は幕をどう下ろすのか難しいのですが、本シリーズは引き伸ばすことなく、きちんと決着をつけて終了するのが良かったです。どのゲームもテンポ良く進んで楽しめました。

シリーズとしての評価もAです。対決もので面白いものは何かない?と尋ねられたら、自信を持ってこの漫画をおすすめします。次も面白いワクワクする漫画を期待しています。




ネタばれ感想↓
[ 2018/01/02 19:05 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)