2017年02月09日(木)

NKJK : 2 (完) 



著者:吉沢緑時
発売日: 2016/12/12

評価〔B+〕 病気と病院生活について考えてしまう。
キーワード:病気、笑い、免疫、ギャグ、シリアス、

「私・・・何キャラ・・・でしょうか?」(本文より抜粋)


笑いに疎い西宝夏紀は、病が進む友人・富士矢舞のために笑いを披露します。失敗しても諦めない健気な姿に、彼女の友人に対する友情の厚さを感じます。この点に関しては舞は幸せ者です。それにしても不治の病だからふじやまいって凄いネーミングだ。

見舞う側の描写だけでなく、見舞いに来てくれた病人の気持ちも表現されていて良かったです。これによって、本書の重みや説得力が増しているのではないでしょうか。私は入院したことはありませんが、舞やりんの心境は分かるような気がします。

他の書評でも触れられていますが、ENDの後の一文で、著者がどのような想いで本書を描いたのかがよく分かります。読んでよかったです。



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[ 2017/02/09 21:27 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年01月28日(土)

アイドルのあかほん (完) 



著者:氏家 ト全
発売日: 2007/1/17

評価〔B〕 1巻完結とは短いなぁ。
キーワード:アイドル、ギャグ、

「あなた達にはユニット組んでもらうから」(本文より抜粋)


3人の個性豊かな女の子たちが、人気アイドルを目指すギャグ漫画です。

表紙からは想像しにくいですが、卑猥なギャグ、下ネタが多いです。著者の他の漫画を読んだことがある人なら分かっていると思いますが、概ねいつもどおりです。ただし、学校が舞台でないためか大人が多く、少々新鮮です。ギャグの傾向も少し違っていてかつ面白かったです。カルナのあの顔には笑ってしまいました。何度見てもインパクトがあります。

この1巻で完結してしまうのが惜しいですね。もう少し彼女たちの暴走、いや活躍を見てみたかったです。著者の別作品、生徒会役員共14巻にも登場しているので、気になった方は読んでみてください。少しだけ未来の彼女たちが見られますよ。



[ 2017/01/28 21:44 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月29日(木)

恋愛しませんか? 3 (完) 



著者:タチバナ ロク
発売日: 2013/10/3

評価〔B〕 このタイトルだからこその結末です。
キーワード:恋愛、オタク、現代、

「私と手を組まない?」(本文より抜粋)


ほぼ決着がついたような感じの三角関係でしたが、新しい登場人物が加わり問題が発生します。すんなり進展するか思いきや、簡単にいかないのが面白いです。

印象に残ったのが選ばれなかった者のその後です。大抵語られないかあっさり描かれますが、本書では納得のいく結末が示されていて好感が持てます。恋愛に敗れた人は軽んじられることが多い印象があるので、しっかりその心境の変化を見せてくれるのは好ましいですね。

終盤はもう少し進展するところが見たかったのですが、本シリーズのタイトルを考慮すると、この終わり方で良かったんじゃないのかなと思います。全3巻と短いですが、恋愛もののダラダラした感じはなく潔かったです。次の作品も期待できそう。



[ 2016/12/29 21:33 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年12月05日(月)

極黒のブリュンヒルデ 18 (完) 



著者:岡本 倫
発売日: 2016/5/19

評価〔C+〕 かなり強引でしたけど完結です。
キーワード:SF、現代、魔法、宇宙人

「お選びください。人を残すか残さないか」(本文より抜粋)


はたして誰の筋書きどおりになるのか。最終巻です。

前の巻から引き続き駆け足ではありましたが、大まかなところではきちんと方が付きました。強引に終わらせた感じがしますが、予想していたよりも中途半端ではありませんでした。しかし、終盤はもう少しじっくり見せてほしかったです。細かい謎がいくつか未解明のままですし、個性豊かな登場人物たちをもっと見ていたかったのもあります。

最終巻にして意外な人物が活躍したのが良かったです。逆に重要そうなのに出番がほとんどなかった人もいて、先が読めませんでした。意外と言えば、所長の「世界を総べても・・・」の場面で見せた意外な一面に驚きました。

終盤はバタバタしてちょっと不満ですが、この漫画全体としての評価はA-くらいです。笑いとシリアスの配分が絶妙でした。著者独特の個性ですね。楽しませてもらいました。次の作品が楽しみです。



ネタばれ話↓
[ 2016/12/05 21:32 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年09月16日(金)

万能鑑定士Qの事件簿 XII (完) 



著者:松岡 圭祐
発売日: 2011/10/25

評価〔A-〕 最終巻らしかった、かな?
キーワード:鑑定士、知識、雑学、

「妻はいなくなるはずのない状況で消えたんです。でもそんなはずはありません。構造的に何か見落としているところがあるんです。鑑定でそれを浮き彫りにしてください」(本文より抜粋)


依頼人のすぐ近くで忽然と姿を消してしまった妻の捜索を頼まれた凜田莉子は、ある建造物の鑑定に挑みます。シリーズ12冊目、最終巻です。

問題の鑑定物は、日本人なら映像で見たことがありそうな有名な建造物です。どのような作りになっているのか知らなかったため、興味深かったです。機会があったら近くで見てみたいものです。一番の謎である蓬莱瑞希が消えたトリックよりも、正体不明の鑑定依頼や盗難事件の裏事情と事件周辺の謎解きのほうが面白かったと思います。

別の方向へ話が進みつつある状態で一度完結としたのは、少々惜しいですが良い判断だったのではないでしょうか。マンネリにおちいるよりはずっと良いです。最終巻ということで最後が気になるところでしたが、まぁ予想した範囲内で終わりました。1巻を読み始めてからかなり時間がかかってしまいましたけど、完結まで楽しませていただきました。時間が空いて久しぶりに読んだためか、最後の3冊は新鮮に感じてより面白かったです。ありがとうございました。

凛田莉子の物語は、「万能鑑定士Q推理劇」として続くようです。ちょっと調べてみたら4巻で完結みたいです。




[ 2016/09/16 21:54 ] 小説 | TB(0) | CM(0)