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2020年05月27日(水)

無能なナナ 6 



著者:るーすぼーい、古屋庵
発売日: 2020/4/11

評価〔A〕 それにしても分厚いです。
キーワード:能力者、学園、サスペンス、アクション

いままでの能力者たちとは違う。(本文より抜粋)


アニメ化決定おめでとうございます。どこまで放送するのでしょうか。できれば2クール(6ヶ月)でじっくり見せてほしいです。

生死をかけた争いの舞台は本土へ。島という限定された空間ではなくなったので今までとは異なるやり取りになるかと思いきや、皆の置かれた状況に大きな変化はありません。

今回のナナの相手は一筋縄ではいきません。ナナの心境の変化もあり、騙しあいは手に汗握ります。圧倒的な能力も派手で良いですが、こうしたやりにくい相手は面白くて好みです。詳しくネタばれにて。

鶴岡の言動を何回も見ていると、話術では論点ずらしが目立ちます。彼の地位や迫力のおかげで話している相手にはそうそう気づかれないのでしょうけど。彼の目的や経歴が明かされる時が来るのでしょうか?



↓ネタばれ
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[ 2020/05/27 22:46 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年04月14日(火)

さあ、地獄へ堕ちよう  (角川文庫) 



著者:菅原 和也
発売日: 2014/8/23

評価〔C-〕 いろんな趣味嗜好、価値観があるものです。
キーワード:サスペンス、ホラー、青春、嗜好、

真っ黒な壁紙に、ゴシック体の白い文字で、それだけが書かれていた。他には何もない。無機質すぎるホームページ。(本文より抜粋)


SMバーに勤める主人公のミチは偶然とある裏のサイトの存在を知ります。同時期に周囲で衝撃的な事件が起き、彼女はその謎を解くためにサイトを調べ始める暗黒青春ミステリです。第32回横溝正史ミステリ大賞受賞作。文庫化。

ミチの職場のSMバーの様子から始まり、見慣れない世界や人々が次々に描写されていきます。共通するのはどこに行っても不気味で異様な痛々しいものであること。文章だからか色々と痛そうな場面を想像してしまい、細かい記述を読むのが嫌になることもありました。グロテスクなものが嫌いな人はダメでしょう。しかし、ただ痛そうで終わるのではなく、そのような文化について細かい説明や彼らの意見も書かれていて、その点では興味深い内容でした。

ミステリと分類されていますけど、推理というよりはサスペンスやホラーと表現したほうが適していると感じました。意外な真実や伏線を回収する場面もあり推理といえば推理なのでしょうが、その部分はあまり面白くありませんでした。推理ものを求めて手に取ったので不満が残ります。

裏表紙の説明が暗黒青春ミステリではなく暗黒青春小説でしたら、期待するものと内容が合っていてもう少し満足できたのかもしれません。



[ 2020/04/14 23:36 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2020年02月01日(土)

あなたの罪を数えましょう 



著者:菅原 和也
発売日: 2018/12/20

評価〔B+〕 どの真相も怖いです。
キーワード:推理、廃工場、

「俺たちはあるボランティアの場で出会いました」(本文より抜粋)


探偵が依頼人とともに廃工場を訪れる現在編と、6人の男女が閉じ込められた過去編が同時進行するミステリーです。

誰かの思惑により次々と害意にさらされていくのはホラーのようです。犯人の意図により残酷な場面が多々ありますので、痛いのや気分が悪くなりそうな描写が苦手な方にはお勧めしません。お気をつけください。一方、現在編では過去編との繋がりをにおわせるところがあり、過去に起きた出来事をうまく推理できるかが鍵となっていきます。

探偵も戸惑ったある出来事のせいか推理ものとしてはあまり面白くはありませんでしたが、読み返すうちに題材の深さが分かってきて面白かったので、どうも評価が難しい推理小説でした。推理を楽しむより物語を楽しむタイプの本なのかもしれません。



↓ネタばれは続きに書きます。
[ 2020/02/01 21:14 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2019年10月06日(日)

無能なナナ 5 



著者:るーすぼーい、古屋庵
発売日: 2019/7/12

評価〔A-〕 橘も強いよね。
キーワード:能力者、学園、サスペンス、アクション

「いや、恐ろしい男だね」(本文より抜粋)


心が揺れるナナの前に上司が登場します。ナナを教育した人間みたいだからどのような人物なのかなとあれこれ想像していたのですが、彼の言動を見てナナがあのようなのも納得しました。概ね橘と同意見です。彼の上にもさらに上司がいるのでしょうか?

今までは変化があったとはいえナナと人類の敵との戦いが主軸でした。今もそれは続いていますが、いくつもの事件を経て物語は大きく動き始めました。次の巻から新章らしいのでまったく違った戦いになる可能性もあります。表紙の彼もどう動くのか。読んでいて最初の頃と同じくらいのめり込みました。

本編とは関係ありませんが、本がどんどん厚くなるのが気になります。区切りが良いところで切りたいのかもしれませんが、個人的には早めに区切って刊行ペースが早いほうが嬉しいですね。



[ 2019/10/06 18:45 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年04月06日(土)

はっぴぃヱンド。 5 〔完〕 



著者:有田イマリ
発売日: 2019/1/22

評価〔B+〕 読後感は悪くなかったかな。
キーワード:田舎、日常系、ホラー、サスペンス、

「さて、答え合わせをしようか」(本文より抜粋)


首謀者との賭け、茜の作戦の結末が描かれます。最終巻です。

村の秘密や首謀者の意図など明かされた真実もありますが、全てがすっきり終結するわけではないのが残念でした。まだまだ物語は続くので半端な印象を受けますが、個人的に知りたかった事柄は分かったので不満よりは満足のほうが大きいです。あまりに半端なところで終わってしまうと物足りなさばかりが目立ってしまうので、切りが良いのが救いです。

あとがきを読む限りでは考えなしの結末とは思えないので、できればこの事件の全貌を見たかったですね。辻褄を合わせるのは容易ではないけれど、著者ならできそうですので。

駆け足で終わった感もあるので、きちんと理解できていない箇所が多そうです。後で1巻から読み直します。


少しだけネタばれ話↓
[ 2019/04/06 21:18 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)