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2018年06月09日(土)

うわばみ彼女 2 



著者:後藤羽矢子
発売日: 2016/1/29

評価〔B+〕 飽きれるけど同時に笑えます。
キーワード:アルコール、恋愛、同棲、

「本当に・・・嫌なのに・・・、くやしいっ・・・でもっ・・・」(本文より抜粋)


二人の馴れ初めがやや端折ってはいるものの描かれています。彼は今のような生活になるとは思いもよらなかったでしょう。

様々なお酒の楽しみ方が紹介されていて楽しいです。巻末のおまけ漫画や取材記や読むと、想像ではなく著者の体験をもとに書かれていることが分かります。興味があるのはお酒シャーベット。アイスに混ぜたことならありますから、あれと似たような感じなのでしょうか。夏になったら食べてみたいです。

また、おまけ漫画の「酒と私」も良かったです。あのように楽しく飲んでいるので、本書も楽しげな雰囲気なのだと納得してしまいました。次の巻も期待しています。




[ 2018/06/09 23:17 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年04月20日(金)

うわばみ彼女 1 



著者:後藤羽矢子
発売日: 2015/8/28

評価〔B+〕 親戚に似たタイプの人います。
キーワード:アルコール、恋愛、同棲、

「もっといろんなお酒を呑んでみないとね!」(本文より抜粋)


お酒が好きな人は何かにつけてお酒を飲む機会を探している印象があります。本書に登場する同棲中のカップルの彼女はまさにこのタイプで、お酒が好きでお酒に強いです。逆に、お酒に弱い彼氏はその発想や行動に振り回されてばかりです。過激な表現はなく穏やかな日常系4コマ漫画です。

個人的に酔っ払いには良い記憶はありませんが、これはアルコールハラスメントもなく、楽しく美味しく飲んでいるので嫌な感じはしません。どの種類の酒も好きみたいで、アルコールが心から好きなのが伝わってきます。著者があとがきで述べていますが、お酒に目がない点以外はしっかりした女性だと思います。時々、おじさんっぽいのが玉にキズです。

絵で特徴的なのが、彼女の瞳の描き方です。反射する光が2つあります。見分けやすい。読んでいくうちに、アルコールに憑りつかれている眼のように見えてきました。違う作品で同じ表現方法を見たら、本書の彼女を連想してしまいそう。




[ 2018/04/20 22:50 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年03月07日(水)

日本酒BAR「四季」春夏冬中 さくら咲く季節の味 



著者:つるみ犬丸
発売日: 2016/9/24

評価〔B+〕 いろんな酒があるもんです。
キーワード:日本酒バー、唎酒師(ききさけし)、

「──変わった人でしたね。あんな注文、初めてでしたよ」(プロローグより抜粋)


近所にあったら試しにいってみたい日本酒バー、冴蔵(さくら)と楓の物語。

日本酒という専門的なものを扱っているのにもかかわらず、難しくなく説明されているので読みやすいです。醸造アルコールについては知っていたので、冴蔵の気持ちはよく分かりました。私でしたらその場で言ってしまいそう。

前の巻では四季の創設者が話の中心にいましたけど、今回の物語の軸となるのはまた違った難題です。こういうやっかいごとは、実際ありそうだし色々と大変そうですね。でも、解決の方法はこの物語らしくて合っていました。

今回も登場人物の境遇や心情を反映した日本酒が登場し、なるほどなと感心しました。どういった過程でその酒が生まれたのかも紹介されることもあり、ますます興味を引かれました。ただし、前回に比べると酒の傾向にややかたよりがあった気がします。

綺麗にまとまって終わりましたけれど、もう少し波乱万丈でも良かったかな。小説の雰囲気とは合わないけどね。



[ 2018/03/07 21:12 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2018年02月04日(日)

日本酒BAR「四季」春夏冬中 さくら薫る折々の酒 



著者:つるみ犬丸
発売日: 2016/4/23

評価〔B〕 ためしに飲んでみたくなりました。
キーワード:日本酒バー、唎酒師(ききさけし)、

「日本酒に詳しい人と一緒に、ずっとやりたいことがあったの!」(一章より抜粋)


最近漫画ではグルメものが流行っていますけど、本書は小説で、しかも扱うものは日本酒です。珍しいと思います。

家出した酒蔵の息子・北条冴蔵(さくら)は食べるものも住むところもない中、四季という店・赤橋楓の主人に助けれます。彼女は冴蔵の知識と能力を知り、彼女の夢を実現させるため動き出します。

本書の特徴は、なんと言っても実在する日本酒が登場する点です。私が知らないものが多かったのですが、飲んだことのあるお酒も出てきて嬉しいというか共感しました。日本酒版ソムリエである唎酒師の資格を持つ冴蔵(さくら)が、お客の境遇や気持ちに合ったお酒を提供するのが見所です。どの人の人生も異なるように、どの銘柄にも異なる物語があるのだなと知らさせます。

予想外の事件や奇想天外な人は出てきません。もう少し刺激的でも良かったかなとも思いますが、グルメものはこうした落ち着いた雰囲気のほうが似合っているのかもしれませんね。



[ 2018/02/04 18:15 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2017年11月16日(木)

白熱洋酒教室 



著者:杉村 啓、 アザミ ユウコ
発売日: 2015/10/23

評価〔A-〕 飲んでみようかなという気分になりました。
キーワード:アルコール、洋酒、ウイスキー、ラム、ブランデー、BAR、

ただここでちょっと気づいて欲しいのは、洋酒の蒸留酒は世界中で飲まれている、愛好家の多いお酒だということです。苦手意識をなくし、どんな飲み方でも飲めるようになれば、これほどおいしいものはなかなかありません。(本文より抜粋)


著者の日本酒の本を読んだので、今度は洋酒の入門書を読んでみました。

洋酒にどのような種類があるか分からない人のために、人気のある3つの蒸留酒――ウイスキー、ラム、ブランデーを紹介しています。残念ながらワインやビールなどの醸造酒は登場しません。でも、確か著者はビール教室も出していたはず。興味のある方はそちらを読んでみてはいかがでしょうか。

それぞれの原料や飲み方はもちろん、等級や産地、どのような歴史を歩んできたかも少しずつ書かれていてなかなか興味深いです。他には選び方や買い方、さらに楽しむためにBARや工場見学も勧めています。読むだけでも結構楽しいです。日本酒教室同様一つの章も短めで、章末にまとめもありますので、後で読み返す時も便利です。興味をもったのは甘めのウイスキーであるバーボンと、癖が少ないホライトラムかな。

蒸留酒は経験によって美味しさが分かるようになる、という記述に目から鱗が落ちました。後天的味覚か。確かに最初はまずいと思っても、回数を重ねるうちに徐々に美味しく感じるようになるものはあります。緑茶はそうでした。かなり昔にウイスキーもブランデーも味見をしてダメだと諦めたことがあったのですが、またちょっと飲んでみようかなという気分になりました。



[ 2017/11/16 21:43 ] 実用 | TB(0) | CM(0)