2018年02月04日(日)

日本酒BAR「四季」春夏冬中 さくら薫る折々の酒 



著者:つるみ犬丸
発売日: 2016/4/23

評価〔B+〕 ためしに飲んでみたくなりました。
キーワード:日本酒バー、唎酒師(ききさけし)、

「日本酒に詳しい人と一緒に、ずっとやりたいことがあったの!」(一章より抜粋)


最近漫画ではグルメものが流行っていますけど、本書は小説で、しかも扱うものは日本酒です。珍しいと思います。

家出した酒蔵の息子・北条冴蔵(さくら)は食べるものも住むところもない中、四季という店・赤橋楓の主人に助けれます。彼女は冴蔵の知識と能力を知り、彼女の夢を実現させるため動き出します。

本書の特徴は、なんと言っても実在する日本酒が登場する点です。私が知らないものが多かったのですが、飲んだことのあるお酒も出てきて嬉しいというか共感しました。日本酒版ソムリエである唎酒師の資格を持つ冴蔵(さくら)が、お客の境遇や気持ちに合ったお酒を提供するのが見所です。どの人の人生も異なるように、どの銘柄にも異なる物語があるのだなと知らさせます。

予想外の事件や奇想天外な人は出てきません。もう少し刺激的でも良かったかなとも思いますが、グルメものはこうした落ち着いた雰囲気のほうが似合っているのかもしれませんね。



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[ 2018/02/04 18:15 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2017年11月16日(木)

白熱洋酒教室 



著者:杉村 啓、 アザミ ユウコ
発売日: 2015/10/23

評価〔A-〕 飲んでみようかなという気分になりました。
キーワード:アルコール、洋酒、ウイスキー、ラム、ブランデー、BAR、

ただここでちょっと気づいて欲しいのは、洋酒の蒸留酒は世界中で飲まれている、愛好家の多いお酒だということです。苦手意識をなくし、どんな飲み方でも飲めるようになれば、これほどおいしいものはなかなかありません。(本文より抜粋)


著者の日本酒の本を読んだので、今度は洋酒の入門書を読んでみました。

洋酒にどのような種類があるか分からない人のために、人気のある3つの蒸留酒――ウイスキー、ラム、ブランデーを紹介しています。残念ながらワインやビールなどの醸造酒は登場しません。でも、確か著者はビール教室も出していたはず。興味のある方はそちらを読んでみてはいかがでしょうか。

それぞれの原料や飲み方はもちろん、等級や産地、どのような歴史を歩んできたかも少しずつ書かれていてなかなか興味深いです。他には選び方や買い方、さらに楽しむためにBARや工場見学も勧めています。読むだけでも結構楽しいです。日本酒教室同様一つの章も短めで、章末にまとめもありますので、後で読み返す時も便利です。興味をもったのは甘めのウイスキーであるバーボンと、癖が少ないホライトラムかな。

蒸留酒は経験によって美味しさが分かるようになる、という記述に目から鱗が落ちました。後天的味覚か。確かに最初はまずいと思っても、回数を重ねるうちに徐々に美味しく感じるようになるものはあります。緑茶はそうでした。かなり昔にウイスキーもブランデーも味見をしてダメだと諦めたことがあったのですが、またちょっと飲んでみようかなという気分になりました。



[ 2017/11/16 21:43 ] 実用 | TB(0) | CM(0)

2017年07月16日(日)

白熱日本酒教室 



著者:杉村 啓、 アザミ ユウコ
発売日: 2014/11/26

評価〔A-〕 美味しく健康的に飲みましょう。
キーワード:アルコール、日本酒、特定名称酒、居酒屋、

ここで断言してしまいますと、世の中にあなたがおいしいと思う日本酒は必ずある。それぐらい、日本酒は味の幅が広く、懐が深いお酒に進化しました。(P13より抜粋)


今年になって日本酒に興味を持ち始めました。蔵元や銘柄によって味に差があるみたいなのですが、知識がないので少しずつ調べながら味見しています。人気があるかどうかはネットを見ればだいたい分かりますが、知識がほとんどないので分からないことばかり。興味を持った今が良い機会だと思い、本で学ぶことにしました。という訳で本書です。

題名は呑兵衛のための本っぽいですが、初心者向けです。新書にも関わらず、いきなり数ページの漫画から始まるので読みやすいです。説明も堅苦しくなく、一つの項目も長くないので気軽に読めます。ラベルの読み方からお酒の選び方はもちろん、悪酔い防止法や保存法、温度と味の関係と、毎日呑んでいるいる人でも知らないかもしれないことにも触れています。

勉強になったのは、製法による名称の違いの説明です。山廃や生酒、無濾過の違いが分かって良かったです。でも、それらの味の違いももう少し説明して欲しかったかな。また、器で味わいが変わるのは初めて知りました。どうりで「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」なんてものがあるわけだ。

これらの知識を参考にして、まだ飲んだことのない自分の舌に合う酒を見つけ、二日酔いしない程度に楽しむつもりです。



[ 2017/07/16 23:09 ] 実用 | TB(0) | CM(0)