2017年11月23日(木)

The Book jojo’s bizarre adventure 4th another day 



著者:乙一 、 ‎荒木 飛呂彦
発売日: 2012/11/20

評価〔B〕 ジョジョだけど乙一らしい物語でした。
キーワード:スタンド、超能力、第4部、小説化、文庫化、

何者もその文章を拒否することはできない。(第三章より抜粋)


人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」を小説化したものです。ただし原作ではなく第4部の外伝として、杜王町に新たなスタンド使いが登場します。文章担当は乙一。挿絵は本人が描いています。

不可解な事件が発生し、スタンド使い同士は引かれあい対峙する。原作を踏襲した展開で、違和感はあまり感じませんでした。現在起きている出来事と、全ての発端となった事件が交互に語られ、徐々に繋がりが見えてくるのが良かったです。新登場のスタンドは、個人的にはあまり強くないと思うけれど、使用者が使い方を熟知していて戦闘も盛り上がりました。

しかし、全て原作通りかと言えばそうでもなく、良くも悪くも別の人が書いたものだと感じました。特に、物語の締め方に乙一らしさが強く出ています。物悲しいというか切ないというか。著者の他の小説を読んだことのある方なら分かるかと思います。

できれば終業式の夜、家での出来事を全部書いてほしかったかな。見方によっては一番肝心な場面だったので。




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[ 2017/11/23 21:38 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2017年03月02日(木)

ダーウィンズゲーム 10 


著者:FLIPFLOPs
発売日: 2016/10/7

評価〔B+〕 イベントの裏側も面白くなってきました。
キーワード:デスゲーム、現代、超能力、アクション、

「なんだか随分面白い話をしてらっしゃいますね」(本文より抜粋)


島では仲間と敵がはっきりし始めましたが、参加者たちはまだまだ手探りで生き延びる方法を模索します。

慣れない状況でのサバイバルが続くのかと思ったら、イベントに直接参加していない人たちも動き出し、盛り上がり始めました。なんか唐突な感じもしましたけど、あれくらいでないと本当に単なる応援になってしまうし、面白いから良いかな。

イベント外の出来事があったため、あまり話は進まなかったのにもかかわらず、分からないことが増えていきます。最後の会話によると、今までとは本質的に違うイベントみたいだけど・・・・・・これから明らかになっていくのでしょう。



[ 2017/03/02 21:48 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2017年01月21日(土)

六花の勇者 archive1 Don’t pray to the flower 



著者:山形石雄 (著), 宮城 (その他)
発売日: 2016/3/25

評価〔B+〕 勇者たちの前日譚。
キーワード:ファンタジー、ミステリー、サスペンス、

「あなたに頼みがあります。あなたにハンスさんを見せたのは、この頼みが可能かどうかを、確かめてもらうため」(「密偵と猫」より抜粋)


六花の勇者シリーズの短編集です。彼らが勇者に選ばれる前の日常を描いた前日譚です。

どのエピソードも登場人物たちの個性がよく出ています。特に、ハンスやフレミーは印象に残りました。なかなか内面が読めない二人を、より理解できるようになります。ハンスの異性の好みは昔からのようです。また、中には本編で起きる事件を仄めかしている場面もあります。本編を読み直す時に思い返すでしょうし、本編の続きを読む時に物語の深みに繋がると思います。

ふと思ったのですが、現在の六花ではなく過去の六花の話でも面白いかもしれませんね。多少語られていますが、過去にどのような戦いが繰り広げられた詳しく知りたいです。短編でいいから読んでみたいです。

本書を読まなくても差し支えありませんが、シリーズのファンでしたら読んでおくことをお勧めします。




[ 2017/01/21 21:24 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

2016年12月05日(月)

極黒のブリュンヒルデ 18 (完) 



著者:岡本 倫
発売日: 2016/5/19

評価〔C+〕 かなり強引でしたけど完結です。
キーワード:SF、現代、魔法、宇宙人

「お選びください。人を残すか残さないか」(本文より抜粋)


はたして誰の筋書きどおりになるのか。最終巻です。

前の巻から引き続き駆け足ではありましたが、大まかなところではきちんと方が付きました。強引に終わらせた感じがしますが、予想していたよりも中途半端ではありませんでした。しかし、終盤はもう少しじっくり見せてほしかったです。細かい謎がいくつか未解明のままですし、個性豊かな登場人物たちをもっと見ていたかったのもあります。

最終巻にして意外な人物が活躍したのが良かったです。逆に重要そうなのに出番がほとんどなかった人もいて、先が読めませんでした。意外と言えば、所長の「世界を総べても・・・」の場面で見せた意外な一面に驚きました。

終盤はバタバタしてちょっと不満ですが、この漫画全体としての評価はA-くらいです。笑いとシリアスの配分が絶妙でした。著者独特の個性ですね。楽しませてもらいました。次の作品が楽しみです。



ネタばれ話↓
[ 2016/12/05 21:32 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2016年11月14日(月)

極黒のブリュンヒルデ 17 



著者:岡本 倫
発売日: 2016/5/19

評価〔B+〕 どんどん明かされていく事実。
キーワード:SF、現代、魔法、宇宙人

「既にリザーブを用意してある」(本文より抜粋)


16巻に引き続き、良太や魔女たちが知らなかった事実が次々と発覚し、物語がどんどん進行します。

ヴィンガルフの深部で起きた一連の事件で、最後まで秘密にしておきそうな謎まで解明されます。急展開が続くので、慌ただしさを感じました。あの神祇官の正体はなんとなく予想がついていましたが、あの人がついでのように口にした、マキナに関する重要事項のほうが驚きました。また、核心に迫る場面が多いためか、ギャグが少なかったのが残念といえば残念でした。

某と良太の会話で出てきた『神の存在について』は興味深いです。結論はともかく、かなり説得力があり納得してしまいました。あのまま宗教についての見解も語ってほしかったです。

ついに次で最後です。終盤のあの復活は、最終巻できちんと説明されるのでしょうか・・・・・・気になる。全部すっきり解決とはいかなさそうですが、できるだけ納得のいく形で完結してほしいです。




[ 2016/11/14 22:55 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)