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2019年07月16日(火)

ナナマルサンバツ 16 



著者:杉基 イクラ
発売日: 2018/10/4

評価〔B+〕 チーム戦が熱い。
キーワード:クイズ研究会、学園、部活、早押し

「このステージには・・・魔物がおる・・・!」(本文より抜粋)


ようやくというかついにSQ全国大会が始まります。21チームが第1ラウンドを戦うわけですが、単なる早押しではなく少しひねってあるのがいかにもクイズ大会らしいです。問題もいつもと違ったタイプだったのも面白いですね。

各チームとも勝ち上がってきて優勝を狙うだけあって、強い人たちばかりです。敵視したり眼中になかったり、ここに来るまでに様々なドラマがありそうです。もちろん今回も盛り上がりました。特に最後のあれ。

あとがきによると既に最終章に突入しているそうです。ということはこの大会で終わってしまうのでしょうか。まあダラダラ続くよりはと思う反面、もう少し読みたいとも思います。複雑です。

いつもの巻末クイズは。33問中は10問正解でした。難しいのでこれしかできなくても結構できたと感じてしまいました。



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[ 2019/07/16 21:09 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年07月16日(火)

敗者復活戦! 1 



著者:辻灯子
発売日: 2016/2/5

評価〔B〕 何か起きそうで起きない。
キーワード:古本屋、古書店、4コマ

「古書店には「買い一番、売り二番」って言葉があってね。仕入れは大事なの。」(本文より抜粋)


チェーン展開している古本屋ではなく、昔ながらの古書店が舞台の4コマです。祖父の店で働く田邑月穂が元気な女子高生・新名と出会い何か変化が起きそうですが起きない、そんな日常を描いています。全体的にのんびりしていて、激しさや緊迫感はありません。

知られざる古書店の仕事を垣間見ることができます。買取り不可の分野の本や古書市のことなどなかなか興味深いです。こういう職業の一面が見られるのは面白いです。

1巻なので登場人物たちの紹介で終わってしまった感じがするのが残念です。月穂の過去は仄めかしていましたが、結局明かされませんでしたし。次あたりで明らかになりそう。


[ 2019/07/16 21:07 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年07月03日(水)

忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く 



著者:山田 雄司
発売日: 2017/7/28

評価〔B-〕 仕事が多くて大変そうです。
キーワード:忍者、忍術書、日本史、

忍術の三病とは、一に恐れ、二に侮り、三に考えすぎである。(第四章より抜粋)


超人的な身体能力を持ち闇に生きる印象の強い忍者ですが、忍術書からは表社会で人ごみに紛れて地味に活動する姿が読みとれます。やはり戦闘員というよりは諜報員で、いかに人の信用を得るか、いかに人の心を見抜くかに重点が置かれているのかが分かりました。

前半はなんだか自己啓発書のようであまり新鮮さは感じませんでした。昔から同じようなことを教えて、または教えられているのですね。後半のほうが興味を持つ項目が多く、相手の本性・本心を知る方法や忍びの適性とは何かは面白かったです。

また、とりあげている項目は良いのですが、原文の次に訳文があり最後に解説文と古典の参考書のような構成が、やや単調で退屈に感じました。

それにしてもこうした忍術書が残っていたとは意外でした。ただ本文にも、忍術書は概要を書いたもので大事なのは自分の目で見て感じ考えること、とあるので、実践できてこその忍者なのでしょう。主人や評論家ではないのですから。


[ 2019/07/03 22:36 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2019年06月28日(金)

数学女子 5 〔完〕 



著者:安田 まさえ
発売日: 2015/5/30

評価〔A-〕 それぞれの将来が想像できます。
評価〔B+〕 それぞれの将来が想像できます。
キーワード:数学科、女性、大学、

数学は違うもの同士に関わりをもたせる学問だって聞いたことがある。(本文より抜粋)


就職が決まった学生、進路に迷う者や恋愛に迷う人々、それぞれの大学4年生の後半から卒業までの様子が描かれています。

こうして今でも少数派であろう理系女子に焦点を当て、無駄に引き伸ばすことなくしっかりと4年間を表現した漫画は貴重です。大学生活漫画としては真っ当な展開でしたけど、本シリーズではそれが良かったです。変に奇をてらうことなくて。

1巻を読み始めた頃からみてかなり意外な進路に進んだ人もいますが、5巻の時点ではなるようになったというのが素直な感想です。今後も彼女たちならなんとかやっていけそう、かな。

おまけのエピソードも含めて面白かったです。機会があったら是非数学科卒の女性の感想が聞きたいです。



[ 2019/06/28 21:42 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年06月24日(月)

その症状、本当に認知症ですか 



著者:神谷 達司
発売日: 2016/4/30

評価〔B〕 医師でなくても知っておくと良いこと。
キーワード:認知症、アルツハイマー病、加齢、誤認、介護、

認知症にあまりくわしくない医師が診断する機会が非常に多くなり、結果として誤診につながっていると思われます。(本文より抜粋)


高齢社会の問題の一つとして認知症があります。一度なってしまうと完治することはないやっかいな病気です。有名となってしまった病気ですが、正しい知識を持っている人はどのくらいいるのでしょうか。題名にあるように誤診の危険性も含めて、専門医の立場から認知症について解説した一般向け入門書です。

違いが分からなかった認知症とアルツハイマー病の違いや、疑問に思っていた認知症のもの忘れと加齢のそれの違いが書かれていてためになります。アルツハイマー病は認知症の一種ですが、認知症は状態を表す言葉だそうです。また、症状が似ている病気が多いことや、専門知識のない医師の診察により誤診が多いことにも触れています。誤診しやすいケースや事例を挙げているので分かりやすいです。誤診を防ぐために家族ができることは、医師に患者の普段の様子を正確に伝えることだと説いています。

病気の違いを要点を絞って説明しているのは良かったです。アルツハイマー患者が立体を模写できないのは興味深いし、何かの役に立つかもしれません。しかし、正確に説明しようと専門用語ばかりとなってしまったところは、素人には分かりづらかったです。
専門家でない限りはそこまでの知識は要らないかな。

最後の章では認知症発症の危険性を下げる対策が書かれています。だいたいは予想したとおりでしたが、アロマセラピーや肥満が影響あるとは知りませんでした。こうした対策は頭の中に入れておこうと思います。



[ 2019/06/24 19:19 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)

2019年06月24日(月)

アイドランク 1 



著者:宮場 弥二郎、 さきしまえのき
発売日: 2018/5/10

評価〔B+〕 幸子は明らかに飲み過ぎです。
キーワード:アイドル、お酒、アルコール、コミカル、

すいません! ほんっとすいません! 酒飲んでます! 超美味しいですココ!!(本文より抜粋)


アイドルが美味しく可笑しくアルコールを呑むお酒漫画です。

呑んでいる場面が多いです。表紙よりは裏表紙のイメージのほうが本編に違いです。美味しそうに飲む姿は楽しそうですし、専門家ぶる人はいないし、食べ物に対する過剰なコメントもありません。グルメ漫画の一種ですが気軽に読めます。

もちろんもう一つの要素、アイドルの要素も程よくあり、うまく笑いに繋げています。アイドルとお酒のバランスが良いのでしょうか。テンポよく飲み、いや話が進むので勢いがあります。

どのお酒も高価でなく庶民的なものばかりだと思いますので、試しに自分で呑んでみるのも良いかもしれませんね。



[ 2019/06/24 19:13 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2019年06月19日(水)

致死量未満の殺人 



著者:三沢 陽一
発売日: 2015/9/17

評価〔A-〕 分かりそうで分からないです。
キーワード:推理、クローズドサークル、ハウダニット、

「それでは、皆さん、弥生さんに何らかの恨みを持っていたわけですね?」(本文より抜粋)


雪山の別荘で起きた殺人事件を被害者の同級生たち4人が推理します。単なるクローズドサークルものではなく、冒頭である人物が別の人物に自分が犯人だと自白するのが特徴的です。第3回アガサ・クリスティー賞。

殺害方法を推理する所謂ハウダニットものです。ハウダニットという言葉を知ってからこの類の小説を読むのは初めてかも。犯人も動機も分かっているので推理する部分が少なく自分でも解けるかもと思って推理するのですが、犯人以外の同級生のように真相は分かりませんでした。怪しいなと目をつけていた動作が鍵となっていたのは良かったのですが、それが犯行とどのように繋がっているのかを見破れなかったので悔しいです。裏表紙に書かれているようにどんでん返しがあります。終盤まで読んでここからどう読者を騙すのか興味がありましたが、読んでみてなるほどと感心しました。

ただ、最後に明かされた事実は少々半端だったように感じました。もっと納得できる強い伏線が欲しかったです。また、事件発生まで長く冗長に感じたり、分かりにくい専門用語も出てきて読みにくいと思う人もいそうです。

推理すべき点が狭く明確なせいか、推理してみたくなる面白さがありました。それと登場人物が推理小説のわりに少なかったのも個人的には良かったです。


ネタばれ一言↓
[ 2019/06/19 19:59 ] 小説 | TB(0) | CM(0)