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2020年01月21日(火)

神様ドォルズ 1 (再読) 



著者:やまむらはじめ
発売日: 2007/7/19

評価〔B-〕 アニメ最後までやってよ。
キーワード:超能力、案山子、村の因習、アクション、恋愛、

「正体は誰も知らない。扱い方がわかっているだけです」(本文より抜粋)


僻遠の村から出て大学生となった枸雅匡平が、都会で因縁のある青年と再会し事件に巻き込まれていく超能力アクション漫画です。超能力といっても瞬間移動などができるわけではなく、村に伝わる案山子と呼ばれる大きな人形を自由自在に操る能力です。案山子の存在を隠しつつ彼らはそれを操り戦います。2011年にアニメ化されました。全部見たけど、そうか、もう10年近い前のアニメになるのか・・・・・・。

現代に残る村の掟や秘密、超能力と面白そうな題材ですが、まだまだ序盤のためか人物・状況説明が多いです。玖吼理、案山子、隻とややこしい用語が多用され、軽い雰囲気だったり暗くなったりと、この1巻だけだとなかなか読みづらいかもしれません。案山子も案山子の操縦者である隻もこれから増えていきますが、おおむねこのような感じで進んでいきます。著者の他の作品同様、陰気な描写や暴力的な場面もありますので、明るく楽しい漫画が読みたい方にはおすすめません。

まずは匡平と彼の因縁が明かされるのを期待して読んでいきます。



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[ 2020/01/21 21:30 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年01月21日(火)

広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス 



著者:スティーヴン ウェッブ, Stephen Webb, 松浦 俊輔 (翻訳)
発売日: 2004/6/1

評価〔B+〕 こういうのこそテレビ番組で見たい。
キーワード:天文学、ETC(地球外文明)、宇宙人、

あちらが見つかりたくないと思っていて、こちらからは向こうが見えないようにする技術的能力もあるだろうというわけだ。(解5 動物園シナリオより抜粋)


もし地球外文明(本書ではETCと呼ぶ)が存在するなら、なぜその兆しや証拠が見つからないかというパラドックスについて、50もの答えを紹介し考察しています。

解1の『ハンガリー人だと名乗っている』という冗談から、解34の『われわれが一番乗り』が示すように人類が宇宙で最初の知的生命体であると論じるものまで実にさまざまです。映画や小説でよく登場しそうな何らかの理由があって地球を隠れて監視している説も、解5として挙げられています。宇宙の専門家以外の一般の人が考えつきそうな答えはおそらく挙げられているでしょうから、探してその可能性と弱点を読むのも面白いと思います。

終盤の解は、知的生命体まで進化しないという意味ではすべて一緒だと思います。その原因がどの時点で起きるかで解が分かれているだけで。専門家にはその部分が重要なのでしょう。

可能性は低そうですがETCの環境のせいで天文学が発明・開発されない解29の『いつも曇り空』は、考え方として非常に盲点をついた興味深い説でした。なにかと地球や人類を基準に考えがちなのを教えてくれます。それと、解27のすでにETCが破滅している可能性を説明する際に使われているデルタ t論法も、新鮮で面白い考え方だなと感じました。

理系の、特に物理と生物を使って説明するので、高校の理系科目が大まかにわかるくらいの知識があると、より深く理解できます。まったくないと退屈かもしれません。私は生物の知識がないので、進化を論じている部分は難しかったです。分厚い本なので時間があるときにじっくり読んでもらいたい1冊です。



[ 2020/01/21 21:28 ] 自然科学・医学 | TB(0) | CM(0)

2020年01月10日(金)

コンシェルジュ インペリアル 5 



著者:藤栄道彦、いしぜきひでゆき
発売日:

評価〔B〕 本当に大変な仕事だと思います。
キーワード:介護、介護士、福祉、ケア・マネージャー、

「高齢者が動物を飼うメリットは多いです」(本文より抜粋)


少しずつ出てくる介護の技術が興味深いです。優菜たちはコミカルに描かれていますが、やはり専門家なのだなと分かります。飲み物を飲むときの声かけの件は、なるほどと感心しました。

上記の引用にも書きましたが、高齢者のペットの行く末をめぐる問題が提起されています。先日、家族が帰ってきたときにペットの話になったので、劇中の人物の気持ちが分かる気がします。

5巻にもなってくると登場人物たちの意外な背景が明かされてきます。あの人はこういう裏事情があってあのような行動なんだとわかると、また見え方が違ってきて面白いです。それとは少し違いますが、最上親子の活躍も見れてよかったと思います。もちろん全前々作のコンシェルジュを読んでいなくても単独でも楽しめます。



[ 2020/01/10 21:19 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2020年01月10日(金)

残業の9割はいらない ヤフーが実践する幸せな働き方 



著者:本間浩輔
発売日: 2018/7/18

評価〔B〕 人事関係者に読んでもらいたいです。
キーワード:働き方、残業、人事、管理職、

働き方改革がうまくいかないとしたら、その原因の一つは成果主義の不徹底にあるとだろうと私は見ています。(第三章より抜粋)


過労死や離職率の高さなどの問題から発生した働き方改革により、残業を減らそうという流れになりつつあります。昔に比べれば社会人の労働時間は減ったように感じます。しかし、外国と比べると有給休暇の取得率ひとつ取ってもわかるように、日本人まだまだ職場に縛られています。

著者はヤフーで人事制度改革を行っています。少し前に週休三日制を検討していると話題になった会社です。これは単に休みを増やすのではなく、働き方の広げると同時に成果主義を取り入れた厳しい試みだとあります。働き方改革がうまくいくかどうかは、努力や貢献ではなく成果で評価することや管理職は部下を観察して評価して褒めることが重要だと述べています。

成果主義の職場は競争ばかりでギスギスしていそうという意見がありますが、アンケート調査によると日本企業よりも欧米企業の社員のほうが助け合いや情報共有している人が多いそうです。意外ですね。また、日本人の睡眠時間が少ないことも取り上げています。様々な要因が絡み合って生産性が低くなってしまっているのだと感じました。

かつての日本では転職など滅多になかったそうですが、今では珍しくありません。転職と同じように成果主義や長期有給休暇取得が当然の世の中になっていくのかもしれません。



[ 2020/01/10 21:16 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)

2019年12月31日(火)

2019年のまとめ 

大晦日です。お昼を食べる前に今年のまとめです。

2019年に読んだ本は88冊でした。昨年と比べて5冊多いですが、100冊に届かなかったのは残念です。意識しなくてもそれぐらい読むかなと思っていました。少々甘かったようです。内容は以下のとおりです。

小説 (18)
ライトノベル (0)
漫画 (39)
4コマ漫画 (9)
随筆 (3)
社会・歴史 (7)
心理・哲学 (3)
自然科学・医学 (4)
言語 (0)
実用 (5)
WEB漫画・同人漫画 (0)

昨年と似たり寄ったりです。特筆すべきはライトノベルの0でしょうか。一般小説との違いが年々曖昧になっていますが、電撃文庫を1冊も読まなかったのは珍しいです。ライトノベル発のアニメは結構見ていた感覚のなので、意外と言えば意外かな。

いつも気にしている漫画の割合は、4コマも加えると約54%。もっと多いかと思いましたがそれほどでもなかった模様。

評価別の数のほうは、

〔S〕 0冊
〔A〕 13冊
〔B〕 65冊
〔C〕 10冊
〔D〕 0冊
〔E〕 0冊

です。昨年よりは上下に散りました。今年も評価Sと評価Dはありません。極端な評価は付けづらいからなかなか出ないんだよなー。Bが約74%。もっと極端でも良いのかもしれません。

読みたい本から順に読んでいったので概ね満足の今年の読書でした。来年は100冊を超えるよう、どんどん読んでいく予定です。活字や漫画を問わず。

では来年もよろしくお願いします。良いお年を。



[ 2019/12/31 11:34 ] 年別まとめ | TB(0) | CM(0)

2019年12月30日(月)

2019年12月の読書メモ 

サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている〔B+〕
コンシェルジュ インペリアル 3 (再読)〔B+〕
アイドランク 3〔B+〕
世にも奇妙なニッポンのお笑い〔B〕
結婚しない男たち〔C+〕

アイドランク 4 〔完〕〔B+〕
恋愛すっとばし婚〔B〕
コンシェルジュ インペリアル 4〔B〕


以上、8冊でした。先月より1冊だけ多いです。多少時間があったものの、他の趣味に時間を取られて思ったより読書できなかったのが心残りでした。もう1冊くらい読みたかったです。

『恋愛すっとばし婚』のジャンルを漫画にするか実用にするか迷いました。結果として漫画にしましたが、これは後で探す時に漫画で調べてしまいそうだからです。今、コミックエッセイだから随筆でもよかったのでは?と思ってしまいました。ひとまず漫画でよしとします。



[ 2019/12/30 16:42 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)

2019年12月30日(月)

コンシェルジュ インペリアル 4 



著者:藤栄道彦、いしぜきひでゆき
発売日: 2016/8/20

評価〔B〕 新鮮さはないものの興味深いです。
キーワード:介護、介護士、福祉、ケア・マネージャー、

「でもたってひとつ持って行けるものがあるのよ」(本文より抜粋)


介護される側の老人たちもそれぞれ人生があり、その影響で色々な問題が起きるのが現実味があって面白いです。漫画では少々困ったことが多くとりあげられていますが、見舞客が多いなど良い結果が現れている人も現実にはたくさんいると思います。上記の台詞を引用したサービス月高齢者向け住宅のエピソードが心に響きました。

今回は、ちょっとだけ優菜の私生活が垣間見られるます。こうしたちょっとした場面で人物の内面が見えてくるので、ちょこちょこ見せて欲しいですね。彼女以外の人物でも。

このシリーズも中盤に差し掛かり新たな人物が登場します。この人物、台詞が他の人とフォントが違うので喋るとすぐ分かります。あまりない表現方法ですが、なんか独特です。どのような声なんだろうとあれこれ想像してしまいます。




[ 2019/12/30 16:14 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)