2018年02月14日(水)

本が好き子さん 



著者:なるあすく
発売日: 2015/11/4

評価〔C〕 本から目が離せない人の話。
キーワード:コミカル、読書、

プールに入って本を読む。好き子さんはいま最高の気分でした。(P27本文より抜粋)


本が好き過ぎて何をするにも読書しながらの好き子さん。彼女の日常をコミカルに描いた読書生活物語です。1ページ4コマが基本なので4コマ漫画とも言えるかも。「メディアファクトリー文庫J公式キャラクター原案コンテスト」特別賞受賞。

表紙の雰囲気そのままです。変わった人のほのぼの日常系。彼女のように常に読書は無理ですが、本を携帯し少しでも余裕があれば読書する人はいますよね。一端読み始めたら止まらない人は、間違いなく共感できます。家族も個性的なのはマル。

しかし、良くも悪くも意外性はなかったと思います。もう少し突拍子もないほうが好みでした。のんびりした日常系を期待している人には良いかもしれません。




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[ 2018/02/14 21:06 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年02月14日(水)

じょしよん 



著者:なるあすく
発売日: 2015/2/9

評価〔C+〕 味がある絵と内容。
キーワード:ギャグ、女子高生、4コマ、現代

「い・・・一番人気のものを・・・」(本文より抜粋)


個性的な女子高生たちの日常を緩い絵で面白く描いた4コマ漫画です。

日常系だと思うのですが、平凡な人はあまり登場しません。百合っ娘や漫画家あたりはまだ良いほうで、くのいちやスーパーヒーローが登場します。それでも雰囲気を壊すことなく馴染んでいるのは、うまいと思います。個人的には天使と悪魔、ぱりんこ☆が好み。

絵柄は表紙の通り、デフォルメしまくった絵です。様々なタイプの女の子たちが登場しますが、萌えよりも笑いを取っています。そのせいか、挿絵として描かれる普通の頭身の彼女たちが可愛くみえます。

クスッと笑えて面白いのですが、何か物足りないと思うこともありました。普通の人のあるあるネタは、あまり印象に残らなかったからかも。残念ながらまだ2巻は出版されていません。




[ 2018/02/14 21:04 ] 4コマ漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年02月04日(日)

Q.E.D.証明終了 50 〔完〕 



著者:加藤 元浩
発売日: 2015/2/17

評価〔B+〕 ひとまず終了で、まだまだ続きます。
キーワード:推理、謎解き

「ソウ、私が困ったときはまた助けてね」(本文より抜粋)


ついに50巻、最終巻です。本書も49巻と同様、2話描き下ろしです。

「観測」は燈馬が大学の友人を助ける話で、宇宙物理学の暗黒物質がテーマとなっています。この暗黒物質と問題となった事件をうまく繋なげているのが巧みです。LHC内部の消えた犯人のトリックは、答えを聞けば簡単ですが感心してしまいました。また、真犯人の動機が印象に残ります。ただの推理もので終わらないのが良いですね。最終巻で最先端の科学がテーマとなった話が収録されているのはよかったです。

「脱出」は、過去の事件になぞらえた脱出ゲームが登場します。この脱出ゲームというイベントは、内容は違うと思いますが最近実際に開催されているようで楽しそうです。機会があったら参加してみたい。本シリーズの最後の問題が密室なのは、著者は密室が推理ものの基本と考えているのかな?

初期に比べて推理の部分が弱まり、物語性が少し強くなっていた気がします。そのせいかどうかは分かりませんが、Q.E.Dもひとまずこれで終了し、『Q.E.D iff』と題名を改め新章に突入します。突入して既に始まっています。同じくらいの面白さを期待しています。



[ 2018/02/04 18:17 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年02月04日(日)

日本酒BAR「四季」春夏冬中 さくら薫る折々の酒 



著者:つるみ犬丸
発売日: 2016/4/23

評価〔B+〕 ためしに飲んでみたくなりました。
キーワード:日本酒バー、唎酒師(ききさけし)、

「日本酒に詳しい人と一緒に、ずっとやりたいことがあったの!」(一章より抜粋)


最近漫画ではグルメものが流行っていますけど、本書は小説で、しかも扱うものは日本酒です。珍しいと思います。

家出した酒蔵の息子・北条冴蔵(さくら)は食べるものも住むところもない中、四季という店・赤橋楓の主人に助けれます。彼女は冴蔵の知識と能力を知り、彼女の夢を実現させるため動き出します。

本書の特徴は、なんと言っても実在する日本酒が登場する点です。私が知らないものが多かったのですが、飲んだことのあるお酒も出てきて嬉しいというか共感しました。日本酒版ソムリエである唎酒師の資格を持つ冴蔵(さくら)が、お客の境遇や気持ちに合ったお酒を提供するのが見所です。どの人の人生も異なるように、どの銘柄にも異なる物語があるのだなと知らさせます。

予想外の事件や奇想天外な人は出てきません。もう少し刺激的でも良かったかなとも思いますが、グルメものはこうした落ち着いた雰囲気のほうが似合っているのかもしれませんね。



[ 2018/02/04 18:15 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

2018年02月04日(日)

2018年1月の読書メモ 

へんなねえさん〔B+〕
エンバンメイズ 6 (完)〔A〕
誰も僕を裁けない〔B+〕
性と法律〔A-〕
脳が壊れた〔B+〕

おとなのほうかご 2〔B+〕
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃〔B-〕
Q.E.D.証明終了 49〔B〕


以上、8冊でした。漫画と小説と新書と、思っていたよりはバランスよく読書できていたようです。漫画を読み返してばかりいたので、そういう気がしていたのですが。記録をつけるのは役に立ちます。

2月は1月より時間に余裕がある予定ですが、日数が少ないのでまあ8冊ぐらい読めればいいかな。



[ 2018/02/04 18:13 ] 月別まとめ | TB(0) | CM(0)

2018年01月27日(土)

Q.E.D.証明終了 49 



著者:加藤 元浩
発売日: 2014/10/17

評価〔B〕 自分の推理が当たって嬉しい。
キーワード:推理、謎解き

「弾は正面の路地からだ!!」(本文より抜粋)


今回もいつもどおり2話構成ですが、どちらも描き下ろしです。

「無関係な事件」は、香港の暴力団の抗争に就職活動中の若者が巻き込まれて・・・・・・といったお話です。1話では終わらなさそうな内容をすっきりまとめて、渦中の人物にも言動に応じた結末が用意されているのが良かったです。

久しぶりにきちんと推理しようとして読みました。意外にも大筋は当たっていました。この推理は無理があるかなーと思っていたのですが、あれで正解だったのか。肝心のトリックを当てられたので、嬉しいし満足しています。

「ラブストーリー」は、かつて映画研究会で映画を撮影した老人が未完の作品を完成させようとします。なかなか決まらない映画のラストが謎となっているのですが、燈馬でさえあっさり解決とはいきません。この話、もちろん真相までたどり着くのですが、どうもしっくりこないんですよね。推理も監督の心情もわかるだけに、なんとも言えない気持ち。



ネタばれ話を少々↓
[ 2018/01/27 11:22 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

2018年01月27日(土)

下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 



著者:藤田孝典
発売日: 2015/6/12

評価〔B-〕 健康が一番の財産なのかも。
キーワード:貧困、老後、介護、家族、

下流老人とは、言いかえれば「あらゆるセーフティネットを失った状態」と言える。(第一章より抜粋)


貧困はメディアで何度も取り上げられているテーマですが、高齢者の貧困に絞って分析・解説した書籍です。著者はNPO法人理事兼研修者で、現場にもデータにも精通している方です。現在30代と若くて意外でした。

少し前に、老後を安心して暮らすにはこれだけ必要です!とテレビでも紹介しているのを見かけて、それなら大部分の人が下流老人になりそうと思っていたのですが、本書を読むと予想ではなく現実のものとなりそうだと実感しました。膨大な貯蓄や頼れる支援者がいる人は少数派で、今後も増えていくようです。

社会保障が申請制度を採用していて、告知が十分でないのも問題だと述べています。確かに役所の制度やイベントは探そうと思わないと見つけられないことのほうが多い気がします。また、自己責任論の章で責任と権利は別のものであるという説明をして、問題に対する理解が深まりました。どちらも勉強になります。

子や孫には頼れそうにない時代、生活保護は恥ではなく権利だと主張しています。少なくなったとはいえ、生活保護をもらうをためらう人がいて、もらうべき人がもらっていないのは問題です。さらに問題解決のためには社会保障の充実だと説いています。始めは国頼みなのかと少々がっかりしたのですが、読み進めていくうちに、問題が大きすぎるので社会の仕組みから変えていくしかないのかもと思うようになりました。ただ、もう少し希望の持てる対策があったらなあとも思ってしまいます。

問題を再確認できた一冊でした。



[ 2018/01/27 11:19 ] 社会・歴史 | TB(0) | CM(0)